第1志望校に合格できる受験生は、

 

全体の30%です。

 

 

落ちて当たり前?

 

 

落ちても仕方がない?

 

 

落ちたって長い人生の中で考えれば気にする必要ない?

 

 

不合格だった時のために、

 

親はいろんな言葉を準備します。

 

覚悟を決めて、

 

「どんな結果でも、受け入れよう」

 

そう心を決めます。

 

 

今年は、例年よりもチャレンジ受験が少ないと言われていますが、

 

それでも、多くの受験生がわずかな可能性にかけてチャレンジします。

 

「落ちても気にすることないよ」

 

 

いざという時のために、いくら用意していても役に立たない時もあります。

 

 

言葉が全く役に立たない時もあるのです。

 

 

もっと想像力を働かせてみてください。

 

 

わずか12年しか生きてない子供が、多ければそのうちの3年間も費やして目指してきたのです。

 

人生の4分の1ですよ。

 

 

人生の4分の1の時間をかけて目指してきたものが、第1志望校です。

 

 

「落ちても大丈夫だよ」

 

な、わけないんです。

 

 

それは親も同じ。

 

 

大丈夫なはずがあるわけない。

 

 

全身の力が抜けて、涙さえ出ない。

 

ただの空っぽになる。

 

表情も消え、感情が抜け落ちてしまう。

 

 

それは親も同じ。

 

 

そんな親が子供にかけてあげられる言葉ってなんでしょう?

 

 

 

 

 

わたしはなんて言葉をかけたかな?

 

 

覚えていませんね。

 

 

「試験が終わったら好きなだけ漫画を読んでいいよ。欲しいだけの漫画を買ってやるよ。本屋ごと買ってやる。それくらい頑張ったんだから」

 

そう言っていたのを覚えていますが、

 

他にはなんて言ったんだろう?

 

 

全く覚えていませんね。

 

 

過去のブログに書いたかもしれません。

 

 

 

第1志望校に落ちたことについては、

 

なんて言ったんだろう?

 

 

ただ、

 

わたしも奥さんも落ち込んだ姿は一度も見せていません。

 

意識的に見せないように事前に話し合っていましたが、

 

実際は、第2志望校に受かったことが嬉しくて、

 

落ち込んではいませんでした。

 

 

でも、娘は、2週間位落ち込んでいたので、

 

「まだ引きずっているな〜」

 

と、様子を伺っていたことを覚えています。

 

 

でも、娘は勘が良い方なので、

 

そんな様子を伺っている感じの親の雰囲気に感づいてしまうんですね。

 

 

だから、

 

なおさら気を使って普通に振る舞おうとしました。

 

 

それが良かったか良くなかったかも、よくわかりません。

 

 

しかし、

 

少なくとも家の中が暗い雰囲気にはならないように、

 

いたっていつもどおりの雰囲気は作ってた気がします。

 

 

親が落ち込めば子供も落ち込みます。

 

 

子供は気を使います。

 

 

自分のせいだと思います。

 

 

たくさんのお金と時間を使って自分のために頑張ってくれたのに、自分は親を喜ばせてあげることができなかった。

 

子供はそう思います。

 

 

 

それだけは避けたいし、絶対に避けなければいけない。

 

 

 

なぜなら、

 

その時の記憶はあとを引くからです。

 

 

 

中学受験経験者の誰に聞いても、

 

その時の記憶が一番鮮明ですから。

 

 

 

合格できなかったとしても、良い記憶であってほしい。

 

 

もちろん、合格が一番なんですけど。

 

 

 

 

最後まで読んでくだってありがとうございました。

 

 

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