これは中学受験における負の一面に触れた記事です。

 

 

 

 

 

 

このご家族は、途中までほぼ我が家と同じパターンでした。

 

 

最初から中学受験をするつもりで子供の教育資金を貯めてはいなかった。

 

住宅ローンがあった。

 

 

子供の成績がなかなか上がらないのに、塾にかかるお金ばかりが多くなっていく。

 

 

このご家族の場合は、その後も塾に言われるままに授業を増やした結果、

 

お金が湯水のように出ていきます。

 

 

我が家の場合は、

 

ある時、ふと気がつきました。

 

 

「塾もビジネスなんだから、お金が取れるだけ取ろうとするよね?」

 

「だったら、塾が言ってること全てが正しいとは限らないね」

 

「我が家がひと月に出せる金額は決まっているから、それを超える分については、いくら塾が授業を増やした方が良いと言っても無理なものは無理だよね」

 

 

家計簿と睨めっこをしながら、そういう話し合いを夫婦でしながら、最終的には、

 

「これだけの予算内で子供のためにできるカリキュラムを組んでください」

 

と、お願いをするようになりました。

 

と、言っても、こちらも無理を言っているのではなく、

 

「社会を増やすのであれば、算数を一定期間減らす事はできますか?」

 

とか、

 

「金額を上限を超えないようにするために、他塾との併用でもいいですか?」

 

とか、

 

塾に納得してもらえる提案をしていました。

 

 

「出せないものは出せない」

 

そういうことをはっきり言って、

 

言うだけではなくて、親も一生懸命頭を使って試行錯誤しているところを塾にもわかってもらう。

 

 

そのうち、塾の方も、

 

「本当はこの授業を週にあと2時間は増やしたいんですけど、そうなると、予算的に厳しいですもんね」

 

「はい。厳しいです」

 

「じゃあ、この分野を1時間減らして、こっちを1時間増やすと言うのはどうですか?だったら、金額も変わりませんし。減らした分は宿題で頑張ってもらって」

 

「それで遅れる事はありませんか?」

 

「そこは、親御さんから娘さんにもっと頑張るように言っていただいて」

 

 

なんて、会話ができるようになりました。

 

 

お金持ちだったら、そんなこと気にしなくて良いのかもしれませんが、

 

我が家はお金持ちじゃない。

 

お金持ちじゃない家の子が中学受験をしようと思ったら、家計のこともちゃんと塾と話をしなければわかってもらえません。

 

「それ以上塾代を出せないので無理です」

 

と、言うことが恥ずかしいと、もし思っているのであれば、

 

そんなくだらないプライドをさっさと捨てるか、

 

プライドを捨てられないのなら、湯水のようにお金を使うか、受験を辞めるしか選択肢はないのです。

 

 

 

お金がないなら、ないなりの戦い方がある。

 

 

 

お金がないなら、親も頭を使え!

 

って、ことです。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

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