プレッシャーを跳ね返そうと思っても、
一度、意識してしまったり、感じしてしまったプレッシャーは、
その時が終わらない限り、減らすことは簡単ではありません。
「プレッシャーを感じないようにするためにはどうすればいいんだろう?」
方法だけ言えば、いくらでもあります。
たくさん寝る。音楽を聴く。汗をかく。大きな声を出す。笑う。
それがハマる人もいるでしょう。
でも、ハマらない人はいくらやってもハマりません。
プレッシャーを跳ね返す一番良い方法は、実は一つしかないのです。
準備万端整える以外にないのです。
完璧に準備できてれば、プレッシャーは感じてもそれは武者震いに近い心地よさを感じるはずです。
そうではない不安というプレッシャーは、
準備万端整わない限り、誰にでも付きまといます。
だから、
そのプレッシャーは受け入れて良いのです。
どうしても不安感を拭い去ることができないのであれば、
仕方ないですよ。
受け入れるしかないです。
そして、
そのプレッシャーに押し潰されそうなのは、
自分一人ではないのだから、
それこそ、
受験会場にいる全ての受験生が全く同じプレッシャーを感じているのだから、
「その状態が皆と対等なんだ。今、横一線なんだ」
と、受け入れるだけです。
苦しいのは自分だけじゃない。
本気で、それこそ死に物狂いでやっている受験生は、
みんなプレッシャーに押し潰されそうなんです。
だから、みんな同じ。
その事実を素直に受け入れて、
そのドキドキをしっかり感じて、
「はい。初め!」
の、合図で、そのドキドキを集中力に変えましょう。
大人は、仕事では毎日ドキドキしていますよ。
それこそ、
ドキドキの数の多い人ほど、
良い成果を上げているんじゃないですかね。
今回の受験で初めて、
人生をかけるドキドキを味わう受験生は多いと思いますが、
これから先の人生、
ドキドキの連続ですよ。
そのドキドキを乗り越えた時、
「ドキドキって楽しい」
プレッシャーが来るたびに、
「これこれ!このプレッシャー」
私は、まさにこれ。
取材現場に行くたびに、これ。
このドキドキがたまらない。
今は辛いかもしれませんが、
「あのドキドキ、なんかよかったな〜」
と、思える時が必ず来ますから。
そんなドキドキが楽しめるのも、あと少しだけです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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