失敗の話はこのタイミングでするべきではないかもしれません。

 

 

でも、

 

親が失敗を恐れて、

 

子供の先回りをしてはいけません。

 

 

 

何度も言いますが、

 

中学受験で第1志望校に合格できる受験生は全体の3割です。

 

 

 

つまり、7割の受験生が失敗と感じる可能性があるのです。

 

 

 

そのための先回りを決してしてはいけないということです。

 

 

 

「7割が失敗するんだから、失敗しても気にしなくて大丈夫だよ」

 

 

 

気にしなくても大丈夫かどうかは、受験生本人の気持ちの問題ですから。

 

親御さんが大丈夫かもしれないけれど、子供は大丈夫じゃないかもしれない。

 

 

 

 

「失敗が当たり前なんだから、合格したら儲け物だよ。だから気楽にね」

 

 

 

失敗が当たり前ではないし、合格したら、それは儲け物ではなくて実力です。

 

儲け物なんて失礼です。

 

 

 

 

親が子供を傷つけないようにって先回りしても、ろくなことはありません。

 

 

 

だから、先回りなんてしないでください。

 

 

先回りをするということは、

 

失敗した子供の学びを妨害することになるし、

 

強い人間になるきっかけを奪うことになるのです。

 

 

 

 

第1志望校に不合格となり、

 

悔しい思いを抱いて、中学に進学した子供たちはどのような学校生活を送っているのでしょうか?

 

 

 

 

あの時の悔しさをいつまでもしつこく忘れずに、

 

「2度とあんな思いはしたくない」

 

と、同じ轍を踏まないように頑張っている子は、実にたくさんいます。

 

 

しかも、そんな子たちは、ただ頑張っているのではありません。

 

 

 

あの時の自分は何がいけなかったのか?

 

 

自分に足りなかったのは一体なんだったのか?

 

 

これからの6年間で自分は何を学び、何を行うべきか?

 

 

そのためにまず始めるべきことは何か?

 

 

 

実にきちんとそういうことを考えているんですね。

 

 

今時の子供は、本当に凄いと思います。

 

 

 

だから言って、

 

「無理は良くない」

 

って、こともわかっている。

 

 

「大学受験まで4年間もあるんだから、その間に怠けずにしっかり考えたい。でも、ちゃんと遊ぶし、ちゃんと横道にも逸れてみたい」

 

 

人生経験も必要だとわかっている。

 

 

 

子供はちゃんとわかっています。

 

 

だから、親が先回りをしてはいけないのです。

 

 

 

 

みんながみんな、強いわけではありません。

 

 

弱い子ももちろんいます。

 

 

でも、弱い子にも、必ずどこか強い部分はあるはずです。

 

 

そこを親がしっかり認めてあげればいいのです。

 

 

認めて、あとは本人に任せる。

 

 

 

今、話す内容ではないかもしれませんが、

 

ほんの少し、心に留めおいていただければと思います。

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

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