学校見学や、学校説明会に行く時、
その学校の売りをどう見るのか?
と、いうことがありますよね。
学校説明会では、
その学校の売りを見ます。
立地、校舎、教室、設備などのハードから、
何に力を入れているのか?
新しいカリキュラムを導入しているのか?
そこから何が学べるのか?
全部、大事な情報です。
では、体験授業や文化祭では何を見るのか?
やはり、生徒です。
受験生の先輩になるかもしれない、在校生たちの姿。
実は、こっちの方が大事かもしれません。
個性的なカリキュラムや教育システムを全く打ち出してない学校なのに、
この個性光る生徒たちのパワーはなんだ?
と、感じられるような出会いがあるかもしれません。
逆に、新しい最新の設備と最先端の授業、そして、すごい経歴を持つ先生方がたくさんおられる学校の生徒なのに、
あれ?どこか覇気を感じられないな〜。
ちょっと思ってたのと違うな〜。
なんてことを感じることも、正直、私はありました。
「やっぱり自由な校風の中で、6年間を過ごさせてあげたい」
そう思って、規則に縛られない自由な校風な学校見学に行って、
「短いスカート・・・ピアス・・・化粧?・・・・・う〜ん。娘にはどうかな〜」
そう思ったりもしました。
入学偏差値が驚くほど高くはないのに、大学進学率のものすごい高い学校に見学に行った時、
「6年間で一体どれだけ勉強させられるんだろう?相当スパルタなのかな?」
そう思いながら見学に行って、広い敷地、部活が盛んで自然環境にも恵まれている。
周りには寄り道できそうな場所もなくて、
「もう学校で楽しむしかないじゃん。だから、みんな生き生きとしているんだ」
と、思ったこともあります。
超難関校に見学に行った時、
想像通り、ガリ勉タイプの生徒はたくさんいるのだけど、その数と同じくらい、おしゃれな生徒もいたりして。
「実際に見に行かないとわからなかった。やっぱり先入観が一番怖いよね」
そう思ったのです。
で、時間が許す限り、学校には赴きましたが、
正直、全然、回数も時間も足りなかったと思っています。
と、いうのも、
今の時期に考えている学校は、早くから学校訪問を考えているので、何度か行くことは可能ですが、10月、11月くらいになってから、
「この学校も案外いいんじゃない?」
「突然、塾の先生からこの学校も勧められたんだけど」
なんて学校がいくつも登場してきます。
でも、その時期から見学はほぼ不可能。
でも、候補に上がったからには、受験するということを考えないわけにはいかない。
パンフやネットで調べてある程度の情報はわかっても、肌感が全くない。
実感として、その学校のことは正直よくわからない。
そんな状態で受験する。
やはり、その状況は避けていただきたいんですよね。
どうしても、そうなってしまったら、
通学時間の生徒の雰囲気を見学するとか?
放課後、生徒たちはどういうルートで駅まで向かうのか?
ルートは安全なのか?
そういうことだけでも、やって損はないと思います。
ただ、そうならないためにも、たくさんの学校を見ておいたほうが絶対に良い。
そう思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。