どうしても苦手な科目、

 

 

どうしても自信を持てない科目、

 

 

配点が高い文章問題だけど、どうしても苦手、克服できない。

 

 

 

そういうものは、この際、潔く捨てる!

 

そういう決断に迫られる時期でもあります。

 

 

 

 

 

もちろん、全科目頑張って、苦手科目を無くして、全科目満点を取れる可能性のある超難関校を目指す受験生は、捨てるものなんてないかもしれません。

 

 

でも、そんな受験生はほんの一握りです。

 

 

大半の受験生は、不安を抱えています。

 

 

その不安の元になっているものを一つ一つ捨てていくというのも、

 

一つの方法であるというお話です。

 

 

 

 

 

 

本番に向けて大事なことは、自信を持つことです。

 

自信を持てば、不安が無くなります。

 

不安がなくなれば、当日の朝、過度の緊張も無くなります。

 

過度の緊張がなくなれば、冷静に試験を受けられるようになり、

 

冷静に試験を受けられるようになれば、点数の取りこぼしが無くなります。

 

 

解けない問題に遭遇しても、動揺したり、焦る心配がありません。

 

 

なぜなら、それらは捨てた問題だからです。

 

 

捨てた問題に時間をかける必要はないわけですから、

 

その分、不安な解答や、解けた問題の見直しの時間に当てることができます。

 

 

結果、

 

捨てたことによって、より高い点数を取ることができた。

 

 

そうなる可能性は大いにあります。

 

 

 

 

人間は、布団に入ると、完全に寝落ちするまでにいろんなことを考えます。

 

人間の脳みそは1日に6万回も思考しているそうです。

 

そのうちの半分がネガティブ思考だと考えても3万回。

 

 

今の時期の受験生の場合だとどうでしょう?

 

4万回はネガティブ思考に陥っているかもしれません。

 

 

そうならないためには、

 

忘れるしかないでそうです。

 

 

忘れることでしか、

 

「よくないことは考えない」

 

、というのはなかなかできないそうです。

 

 

 

でも、

 

「寝たら忘れる」

 

なんて人がいたら、

 

「羨ましい〜」

 

て、誰もが思うくらい、人は忘れることができません。

 

特に、悩みや、苦しみ、不安は。

 

 

 

だから、

 

 

捨てるしかないのです。

 

 

 

 

 

で、受験生の場合の捨てるとは?

 

 

 

 

苦手科目を勉強しない。

 

 

意外と簡単です。

 

 

 

 

ただ、

 

その決断が難しい。

 

 

そこは当然、塾や本人の意志。

 

受験校の傾向もあろうかと思います。

 

 

 

でも、

 

捨てることによって得るものも大きい。

 

 

そういうことも中学受験には大いにあることです。

 

 

 

 

例えば、昨年、テンちゃんが捨てたもの。

 

 

理科の生物、天体系の問題。

 

 

理由。

 

興味がない。3次元を全く理科できない。

 

 

 

勉強以外では、

 

食後のデザート。甘いもの。

 

 

理由。

 

 

免疫力を高めるため。

 

よりハングリー精神を高めるため。

 

 

逆に、テンちゃんがどうしても捨てられなかったもの。

 

 

「絶対に受かりたい!」

 

と、いう気負い。

 

 

この気負いというのも、元を正せば、

 

「私の実力だと、もしかしたら受からないかもしれない」

 

と、いう不安からきているものです。

 

不安がどうしても拭えないから緊張するし、気負う。

 

 

 

その不安はどこからきているかというと、

 

「第1志望校には間に合わなかった・・・」

 

と、いう後悔です。

 

「もっと時間が欲しかった・・・」

 

「時間はいくらでもあったんだよ。でも、その時間がなくならないと、人間はその時間の貴重さをわからない。過ぎ去った時間は二度と戻らないということになくなって初めて気がつくんだよ。だから、今さら後悔なんてしても仕方ないじゃん。だから、これから本番までに考えることは後悔することじゃない。後悔は捨てちゃう。そして、やってきたことは絶対にできる。少なくともやってきたことは絶対に間違わない。その自信で向かえばいいのさ」

 

 

 

と、言っても、その通り割り切れないのが受験生。

 

 

忘れることも、割り切ることも、とても難しい。

 

 

だから、せめて、

 

 

ポイッと捨てる意識が持てればいいんだよ。

 

そう思うのです。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

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