「おはようございまーす!」
「よろしくお願いしまーす!」
「頑張ってくださーい!」
「お疲れ様でしたー!」
模試会場近くの路上では、塾の関係者がズラリと並んで、チラシを配っていますよね。
そのチラシには、実は、受験生には必須の貴重な情報が入っていたりします。
たまに、消しゴムや蛍光ペン付きのものもあるので、これラッキーと私は必ず全部いただくようにしていました。
その中に、早稲田アカデミーの、
「女子学院の日」と題された学校別模試(主に御三家や大学付属の超難関校)を紹介したチラシを見つけ、申し込みました。
正式名称は、
「入試本番体験講座 女子学院」
タダなのに、女子学院そっくり模試だから、面接試験まである。
開始時間も本番と一緒。
「女子学院は受けないから」
と、いう受験生でも、面接特有の緊張感を味わえるという意味でも、受ける価値は十分にあると思います。
特に、女子学院の面接はグループ面接なので、自分自身のことだけではなく、一緒に面接をする受験生の様子を観察することもできます。
親はできませんけど。
もちろん、面接の採点もしてもらえます。
この時期、テンちゃんは、すでに女子学院は断念していましたが、面接試験のある頌栄女子学院中学校や、同じようにグループ面接のある共立女子中学が候補の一つでもあったので、とてもありがたかったです。
さて、実際に面接を行ったテンちゃん。
面接会場から出てきて、最初の一言が、
「同じグループにバレエ教室の〇〇ちゃんがいたよー。びっくりしたー」
5年生の1月に辞めたバレエ教室で3歳からずっと一緒に習っていた女の子と同じグループだったと言うのです。
その子とは自宅が遠いので学校も違うし、バレエを辞めてから一度も会っていませんでした。
もちろん、お互いに中学受験することは知りませんでした。
「すごいびっくりしたよ。びっくりしたけど、知っている子がいたから全然緊張しなかった」
「その子はどうだった?」
「すごい緊張してて、声が上ずってた。あれ?こんなに緊張する子だったかな?って、ちょっと意外だった」
グループ面接では、そんな偶然が起きたりするんですよ。
知り合いがいることによって、リラックスできるテンちゃんと、逆に緊張してしまうその子。
そんなことも、実際に本番さながらのグループ面接をやってみないことにはわかりませんよね。
面接内容は、
「最近気になったニュースは何ですか?」
などを聞かれたそうで、それ以外はあまり覚えてないということでした。
「まあ、普通にできたと思うけど」
本人はそう言ってましたが・・・。
採点表は、早稲アカのホームページにアクセスして、受験番号を入力すると見られます。
そこには、
「言葉遣い」という項目にチェックが入っていて、
「親のことをパパ、ママと言わないで父母と言いましょう」
と、書かれていました。
「あれ?パパ、ママって言ったかな〜?」
「そんなことも知らんかったんかい!」
「いや〜。父母って言ったと思うんだけどな〜」
「リラックスしすぎだよ!」
ね!
やっといて正解でしょ?
ちなみに、午後の面接の間に、親には個別の相談時間が設けられていて、テンちゃんのこの時期の模試での成績表を見てもらいながら、早稲アカの先生が評価をしてくれるのですが、テンちゃんの女子学院の合否については、
「今の時期で、理科がこの成績では、ほぼ合格は無理でしょう」
そう言われました。
まあそうでしょうね〜。
ああ、この時点で女子学院、断念していて良かった〜。
ショック、全然ないもんね〜。
女子学院受けないから関係ないではなくて、
何が役に立つのかわからないのが中学受験ですから、是非、スケジュールの合う受験生は受けて見てはいかがですか?
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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