今日、血液検査のミス?エラー?で、2回も血を採られたわたし。
2回目の採血のあと待合で待っていると、私が座っていたところのすぐ横が処置室(採血とか注射とかする小部屋)だったんだけど、そこはカーテンで仕切られてるから、普通の声量での会話は基本丸聞こえ。
で。そこでどなたかが、採血をされていました。
すると。
大丈夫ですか?
いつも気分悪くなりますか??
いま車椅子持ってきますね。
次からは横になりながら採血しましょうね。
と、看護師さんの声が。
さすがに看護師さんなのでアワアワした感じではなく、落ち着いた口調でした。
患者さんの声はほぼ聞こえず。
採血中に気分が悪くなられたんだと思います。
そのあと車椅子が運ばれ、それに乗って別部屋に連れて行かれていました。
私の前を通ったその方は、顔面蒼白で唇も青くなっていました。
みんながんばってるんだなって胸が苦しくなりました。
旦那さんが見ていないところで、奥さんがんばってるんだなって!
心の中でお大事に‥と声をかけました。
今日は特に患者さんの数がすごくて、待合も中待合もほぼ満席。
はじめの頃は『こんなに不妊で頑張ってる人がいるんだな』ってよく思っていたのですが、最近はこの状況に慣れてきていたのかあまり感じることはなくて‥でも、今日改めて、みんながんばってるんだって感じました。
ほんとに‥
治療がんばってる人のところに、赤ちゃん来てくれるといいな。
ゴールが見えない、正解もわからない、いつまで走り続けるのかもわからない、こんな辛いことってないよ。
ある時光が見えたと思ったらまた真っ暗闇に落とされてしまうことだってある。
光さえ見えない人だっている。
とにかくがむしゃらに‥がむしゃらじゃなくても、前に進んでいくしかないよね。
まだ、その力がある限り進むしかないんだよね。
たまに休憩することさえ躊躇ってしまうなんて、ほんと不妊治療は辛い。
年齢というタイムリミットもある。
タイムリミットはまだまだ先だと思っていても、急に体がタイムリミットを迎えるときもある。
いくら夫婦2人で取り組んでいくものだとしても、しんどくて痛くて辛いのはいつも女性の方。
メンタル面でフォローアップしてくれる旦那さんもたくさんいるだろうけど、そうじゃないところもあるしね。
うちがそう。
奥さんが『私ばっかりしんどい』って思って時点で、旦那さんのフォローが足りないって思う。
勝手な考えだけど。
考えがぶつかり合うことだってあるけど、ぶつかり合うことさえないこともある。
いつもこちら任せ。
『アコが思うようにしたらいいよ』
『アコに任せるよ』
なんて都合のいい言葉なんだろう。
今日は、私がやってる治療のこと、ものすごく軽く考えられてると思う出来事があったから、こんな長々と文章書いちゃいました。
後半はただの愚痴だね。
採血で気分が悪くなられていた方をみて、みんながんばってるんだな!!っていう気持ちから、こんなブログ更新してみました
ただの個人の日記です。むしろ愚痴。