今日は死ぬのにもってこいの日 -64ページ目

人間関係の究極の目的

映画「グッドウィルハンティング」に忘れられない
シーンがある。


主人公のウィルは天才児なのだが、過去に義父
から虐待を受けていた傷が原因で、人に心を開く
ことが出来ない。

そんなウィルに心から共感して、傷を癒そうとする
精神科医のショーン。

だが、なかなか上手くいかない。

カウンセリングという技法では、彼の心を溶かす
ことはできないのだ。

しかし、二人が互いの虐待体験を話したときに、
ある一言で奇跡が起こる。

互いの体験をシェアした後に、
ショーンはゆっくりとウィルに近付き、言う

「なあ、ウィル。これらの出来事はくそったれだ。
 もう気にする必要はない」

「・・ああ」

「君のせいじゃない」
 
「・・ああ、分かってるよ」

「いや、分かってない。君のせいじゃない」

「だから、分かってるって!」

「僕の顔を見て欲しい。
 もう一度言う、君のせいじゃないんだ」

「止めろ!もう一度、そのセリフを言ったら殴るぞ」

「・・君のせいじゃない」

ここで、ウィルは号泣し、初めて心から信頼できる
関係を築くことができたのだ。

・・

もちろん、現実はこんなに簡単にはいかない。

僕も個人的に何人か知っているケースがあるが、

人によっては言うのも憚るほどの内容もあるし、
単純に解決する問題ではなかったりもする。

しかし、たとえ完全に傷は癒えなかったとしても、
そばにいる誰かの一言や態度で、生きるのが
楽になることも、また確かにある。


僕自身も人生でもがき苦しんでいたときに、
ある人の何気ない一言に救われたことがある。

その人はもうその事を覚えてはいないだろうが、
僕は一生忘れないだろう。そして、一生感謝
し続けようと思っている。

逆に、そういうつらい状況にいる人には、そっと
共感を伝えたい。


人間関係の究極的な目的は「癒し、癒される」
ことにあると、本気で思っている。


覚えていてほしい。

あなたの一言で、誰かが救われることがある、と。


最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!