思い出なんてものは時の物で
思い出すこともなくお蔵入り。
嬉しかったことまたは
大成功したことなどは
記憶に残りやすいものなんですが
それでも覚えているものは
ほんの一握りの物です。
何かきっかけでもあれば
その当時の記憶もうっすらと
出てくるんでしょうが
それでもまた時がたてばまた
忘れてしまうものです。
今日もアルバムの整理で
昔の画像を見ていましたが
思い出すのは断片的にです。
その中でもよく覚えているのは
1997年に店主催の
テキサスツアーでの
一幕です。
あれはカリフォルニア州ロサンゼルスから
テキサス州ダラスを往復する
2週間の旅の折り返し地点
テキサス州フォートワースでの
夜の出来事でした。
モーテルの隣にあったバーに
みんなで飲みに行った時
何かのきっかけで店中が仲良くなり
やがてビールのおごり合いになり
楽しい時を過ごしそして
次の朝最終目的地の
ロサンゼルスへと車を走らせていたら
なんとラジオから昨日
日本人のお客さんと盛り上がって
楽しい時を過ごしましたと
話しているではありませんか！
そこから私たちは耳を澄ましながら
続きを聴いていると
やはりそれは昨日の私たちの事でした。
その番組は電話でのリクエストの時
世間話程度の話を交え進める
なんてものだったようでした。
まさか朝からそんな事が起こるなんて
夢にも思っていなかったので
みんなで大喜びとなった物でした。
朝またそのお店で朝食を食べたので店側も
気を使ってくれたのかもしれませんね”
とはいえまたそんな出会いを求めて
旅を進めてみたいですね。
今夜は2012年11月Lubbock Texasの
ライブハウスWild Westで観た
Jason Bolandさんのライブの思い出でも。
テキサス州ラボックはテキサス州の
北部に位置する比較的大きな町。
と云っても少し南側の
入り組んだ地域にある為
行く事もあまりない町でした。
そんな町でしたが彼のライブの情報を
元に行ってみたんですが
とても良い町でした。
ライブハウスもよく行く
ミッドナイト ロデオの系列だったので
ここで観よう！と決めたんですが
想像通りのお店で大満足。
フルサイズのプリボのツアーバスも
アメリカらしいものです。
後はどんなライブを見せてくれるんだろう？
客の入りはどんな物？なんて
少し不安もありましたが
そんな心配も無用でした。
豪華な内装に似合うほどの客の入りと
その演奏力をみると来て良かった！と
思えるものでしたよ。
彼はオクラホマの方だから
やはりテキサスでは北部の方が
何かと便利なんでしょう。
私が日本でライブやコンサートに
行かなくなったのはこのような物を
いくつも見せられたからでしょう。
15ドルから25ドル程度でも
こんな本格的なサルーン型の
ライブハウスでの生ライブが
あちらこちらで開催されているんですから
自然にそうなって行ったんでしょう。
ローカルバンドといっても
日本なら7～8千円クラスの
ライブですからね。
姿を見せて後は曲を聴かせればいい！
なんて考えで進められている
日本の音楽業界に足りない何かを
教えてくれるのがアメリカなんですよ。
と云ってもこのコンサートの形は
20世紀の物なのでもう古い気もしますね！
でもまた行きたくなっている
自分がいるんですよ！
帰りにガスチャージをしているんですが
今思えばこの時はガソリンが高いです。
この時は1リットル90円ぐらいで
安い時は60円台ですから。
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