(「交代

の続きです)



ミーちゃんに解放してもらったあたし

「逮捕して爆笑」と、あたしにお手手を差し出すミーちゃん

嬉しすぎたせいか、一瞬、戸惑ったけど…驚くほど冷静になり、「ミーちゃん、お手手をこーして」と、自分のお手手を後ろに組んで、それをミーちゃんに見せるあたし

「え…なにそれ爆笑?」と、言いながら素直に自分のお手手を後ろに組むミーちゃん

他の人を縛るのは初めてだったのに

なぜか

スルスルッスルスルッと、ベルトをミーちゃんの組んだ両手首を上手く巻き、スルッチッと、バックルを締めてしまい…ミーちゃんの自由を奪ってしまったあたし

暫くミーちゃんの縛られたお手手を見つめ、意識せずに「大丈夫?」と、ミーちゃんに訊くあたし

「うん!でも、動けな~い爆笑逮捕されちゃった!笑い」と、いつも明るいミーちゃん

「座って」と、あたし

「いいよ」と、ミーちゃん

すると…

当たり前のよう、もう一本のベルトを取り、スルスルッスルスルッチッと、ミーちゃんの両足を縛ってしまうあたし

「きゃー爆笑」と、なぜかはしゃぎ始めるミーちゃん

「じゃ、パトカーだから、シートベルトを締めてあげるね」と、もう一本のベルトを取り、ミーちゃんを腰と背もたれに巻き…スルスルッチッ…と、ミーちゃんを椅子に縛り付けてしまうあたし

「あ~ぁ、もう家に帰れない!連行されちゃう爆笑」と、もがき始めるミーちゃん

あまりにも簡単にミーちゃんを拘束してしまい…信じられないという驚きとミーちゃんを縛りしまえたという喜びが、心の中で走り回るあたし

人を縛ることと他人の身動きが取れぬ姿を見ることから得る快感を…初めて覚えてしまったあたし

つづく