(「ごっこ」の続きです)
椅子に縛り付けられ、お手手も足も縛られ、初めて完全拘束を味わわせて頂き、ミーちゃんに解いてもらわないとずっと虜であるあたし
あたしを護送しているミーちゃん
縛られたお手手を前に出したり上に上げたり、足と腰に巻かれているベルトをより感じられるよう激しくもがいたり、拘束を一秒ごとに感じたいあたし
「イシシシシ…泥棒が逃げようとしてる~」と、完全にあたしの看守となっているミーちゃん
「逃げられないよぉ」と、縛られたお手手をミーちゃんに見せるあたし
一瞬だけ、こう思いました
もし解いてもらえず、一生ずっと拘束されたらあたしはどうなる…と
少し焦り始めると同時に、更にドキドキするあたし
「ミーちゃんもしてみたい!」
「えっ?」
「ミーちゃんを逮捕して」
まさかミーちゃんが…
あたし、ずっと解いてもらわぬ、ずっとずっと縛られたく…
でも
ミーちゃんが逮捕されたいって…
「ちょっと待ってね」と、気付けば…座ったままのあたしの前に膝き、あたしの足のベルトを解くミーちゃん
「逮捕して欲しいの?」
「だって、ゆきちゃん楽しそうだもん🎵」
楽しそう?あたし、そう見られた?…と、思いながらお手手をベルトを解いてもらい…あっ、初めての拘束から初めての解放に…こんな感じなんだ…と、次から次に新たなことを体験しているあたし
「ミーちゃんの番」と、立ったままであたしに自分のお手手を差し出すミーちゃん
「シートベルトを外してもらっていい?」と、座っているあたし
ピッ…スルスル…
「これから交代!ゆきちゃんは警察、ミーちゃんは泥棒」と、再びあたしにお手手を差し出すミーちゃん
つづく