人間の「表と裏」を暴き出す、まったく新しい形のドラマ
作・編集・演出
監督集団「5月」
佐藤雅彦 関友太郎 平瀬謙太朗

第1話 「虚実の社員食堂」
証券会社の飲み会後からドラマが始まる
翌日の会社での昼食(社食)で、あれからどうしたのかを
それぞれ(6人)語っていく群像劇。
奥さん思いの男性社員が実際は愛人と戯れていたり、
営業成績が優秀で、人間的にもすばらしい女性社員が、
息抜きでバッティングセンターに通っていると告白するが、
実際はスーパーで万引きをしてスリルを味わっていたりと
面白い脚本と音楽もマッチしていて楽しいドラマだった。
個人的に、ひとり非常にきになった女優がいた。
飯豊まりえ
演技が抜群に上手で、劇団出身と思っていたら、
調べてみるとモデル出身なんだね。
モデル出身の女優ってたいがい大根役者でうんざりするが、この人は
今後かならず活躍すると思う。
名前をしらべるのに、ドラマのエンドクレジットをみていたのだが、
5人は最初に名前が出て、それに続いて脇役の名前がずらっと出てきて
その後何故か、ひとりだけ飯豊まりえとクレジットされている。
すごい特別感がするんだが、これは何を意味するんだろう?

他に田村健太郎というひとも繊細な演技がうまかった
逆に、中島歩 という俳優は下手すぎる。

このドラマは一話完結で、内容違いで他に2本放送されてけど、
それらもとても面白かった。

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