絵の先生が入院した。
ママ友さんだったが絵が好きなのを言うと喜んで
「私、仕事で絵をかいてるの。」と。
それからというもの
いろんなことを教わった。
光と影をかき分ける事、
ハイライトを使う事、
余白も絵だと言う事など。
ある日の事、有名な絵の先生の講習会があった。
絵を見せると「アンリルソーをお手本に書いていきなさい。」と。
時は流れて、アンリルソーが素朴派の画家だと知り、
その兼ね合いでグランマモーゼスにたどり着いた。
その先生が入院した時
なんと図々しい事でしょう!
持ってる多肉を分けてくれと頼んでしまったのだ。
「いいよ」とひとつかみずつ分けてくれた。
この多肉たちは夜、水を吸う。
私はきりふきで夜水をあげてる。
なんでも通気性の良い所が好きらしい。
私は玄関に置いていたが
外の軒下に置いた。
半月は経過してるはずだ…、
どちらの多肉も元気だ。
しかも
紫色していた多肉は今緑色を帯びている。
花芽らしきものもついてきた。
私は先生の回復を願い絵を描いた。
…あれ?
いつものクレパスがない!!
私はあわてた。
クレパスで作品かいて行こうと思ったのに…。
ふと目をやると
一回しか使っていないパステルがあった。
使うか…。
ところが
パステルってすごい。
色を混ぜることができるのだ。
描いてはこすり
描いてまたこすり
おお!あの微妙な色が再現できる!!
30分くらいで根を上げてしまったが
まずは一枚。
先生、どうか快方に。
ではまた。