私はお馬さんが好きなのかもしれない。

 

往年の名馬の名前をある程度言えるらしい。

 

ハイセイコーから始まって

 

シンボリルドルフ

トウカイテイオー

サイレンススズカ

ミホノブルボン

ゴールドシップ

 

いや、これだけしか言えないんじゃん。

 

でも、聞くと聞き覚えのあるお馬さんの名前とか

出てくる。

 

ある日お馬さんを検索すると

 

あれ、お墓なんて作ってるんだ。

 

なになに、お墓まいりに来る競馬ファンがいるって?

 

ほー…そういう楽しみがあるんだ。

 

私は試しにハイセイコーのお墓があるか調べてみた。

 

なんと!ある!!

 

そうか、名馬にもなるとお墓作るんだ…。

 

私はこの感動を娘と共有したい。

 

しかし今日は日曜、パパと娘はまだ寝てる。

 

一刻も早く伝えたい。

 

そうだ、伝言のせておこう。

 

今日は日曜、聞きたいラジオもある。

 

宿題もやらなきゃ。

 

でもあれだな。

 

名馬のお墓参りは夢物語で終わりそう。

 

だって

 

聞いてみないと分からないけど

 

娘はお馬さんの走ってる様を見るのが好きだから。

 

死んじゃったらその雄姿は見れない。

 

私も

 

ハイセイコーは名前知ってるけど

 

どんなお馬さんなんのかは見たことがない。

 

ちなみに

 

知人でお馬さんが好きな人がいる。

 

ただしこの方、賭け事でお馬さんをやっていた過去がある。

 

それが普通なんだけどね。

 

その方はやめたと言っているが

 

もともと好きだから言葉の端々でお馬好きが垣間見える。

 

その人に言われた。

 

「娘さんのお馬好きの前から競馬やってたの?

競馬に興味のない人はお馬さんの名前すら出てこないよ。」

と。

 

え?私お馬さん好きなの?

ちょっと悩んだ。

 

うちは何もペットを飼っていないが、生き物は好きだと思う。

 

ただ、生きてる間にいろんなことがあるもので

動物が初対面で愛想よく応対してくれるとは限らない。

機嫌が悪い時もあるし

体調が良くないときもあるし

第一印象が悪かったりすることもある。

会っていきなり愛想よくしっぽフリフリ、

鼻先をこすりつけてくれることはないかもしれない。

 

それでも見知らぬ動物に寄って手を差し出せるか?

 

名馬のお墓参りか。

 

考えてみよう。

 

ではまた。