この話どっかで書いたかもしれない。

けどまた書く。

 

マハーバーラタという映画をテレビで見たことがある。

とても長い映画だったと記憶している。

あるシーンで少年が老人に「弓矢の名手になりたい」と

お願いする。

老人は言う。

「代わりに片方の(どっちか忘れた)親指を差し出せ」と。

少年はためらいなく片方の親指を切り老人に差し出す…。

老人はこの時、少年を弓矢を引くこと以外はできない体にした。

 

こんなショッキングな事は極端だが

でも、思いつかないだろうか?

その道の第一人者である人は

何か欠けてたりする。

一緒に食事して割り勘ができなかったり、

身の回りのことができなかったり

電車の切符が買えなかったり。

 

私は何かの第一人者ではないが

翻訳家になろうと勉強中だ。

パート主婦でもあるので掃除炊事洗濯はやっているが

できなくなったことがある。

お菓子作りだ。

 

気に入ったお菓子の本見ていろいろ作ることは

エネルギーがいる。

そのやる気は今はない。

いやでも、シュークリームが家でできたらどんなにいいかと

時々思うけど

カスタードクリーム作るの大変だし

シュー生地作るとなると

まさにチャレンジ。

 

英語、今日はまだ何にもやってない。

調子悪い。

でもやらなきゃ宿題終わんない。

ホントは宿題だけじゃないんだ。

英語の自習もしなきゃいけないんだ。

なのに、なのに

進まない。

 

シュークリーム?

買って食べたらいいじゃん、

え?昨日食べた?

だったらエクレアはどうだ?

 

あーどうしよう、

英語頑張るって2年前決めたじゃん。

翻訳者なるって頑張るって言ったじゃん。

プレッシャーでつぶれそう。

 

その前に

今日のお昼どうするつもりだ。

私は主婦なんだぞ。

3人分用意しないと。

 

今日も寒いなー

買い物行きたくないなー

ご飯作るの面倒だなー

 

こんな時

どうしたらいいんや!?

 

とりあえず私は主婦や。

それが大前提や。

買い物行くぞ!

 

ではまた。