結婚退職を機に会社を辞めたことだが


この時は幸せではなかった。


むしろ「負けた。」と悔しかった。


この会社、ひどかった。


他に行くとこがあるなら辞めてもよかった。


でも


就職氷河期で当時25歳の新卒


他にどこが雇ってくれんだ。


社会人経験が絶対いると思って


3年は頑張ろうと思った。


でも


雇用情勢はますます悪化


今の会社に残って手堅く稼ぐ道を選んだ。


ワンルームマンションを買う夢を見た。


その願いがかなう金額に来た矢先


パパに出会った。


パワハラは日増しにきつくなった。


最後の方になると


出社してるのに仕事をもらえないと言う事があった。


もう私の存在意義はない。


けど


みすみす辞めるのも腹が立つ。


それで結婚して東京に出ることにした。


上司(オーナーの息子)の奥様からプレゼントをもらった。


ああ、「うちのがわがまま言いたい放題でごめんなさいね。」


とでも言いたかったんだろう。


ブランド物のハンカチくれた。


柄が私の好みでなかったので母に


「これいる?」と聞くと


ササーッっとぶんどって行った。


よっぽどいいブランドだったんだな。


ピンキーアンドダイアンのハンカチって。




職業人として


せめて社長と話して


大きな仕事したかったな。


ま、どんな会社も


社長と直談判なんて


あり得ないか。



私の人生の中で


今や1、2を争う敗北感を喫した出来事でした。


え?まだ敗北感のある出来事がるって?


あるよ。


また今度書くね。



ではまた。