娘がトトトとやってきた。
「ねーおかーさん。」
何でしょう?
「一年の振り返り書いて。」
またですか。
ん?
まてよ??
娘目線から書くのもいいかも。
「今年の一年どうだった?」
「去年よりも1.5倍早かった。」
「その根拠は?」
「?」
「どうして早いと思ったの?」
「えっとね。…なんとなーく。」
なんとなくかい!
「おかあさん。」
「何?」
「今年一番おいしかったものは?」
「?なんだろう??」
焼肉?
ケーキ?
そうですね…、クリスマスに食べたハニーチキンかな。
娘は読書を始めた。
もうすぐ朝九時。
朝からホットケーキを焼いて始まった。
どうしよう。
やる気が起きない。
娘は
勉強はそこそこできる。
けど集中力はゲームにのみ発揮される。
お手伝いは
なかなかやらない。
お片づけはほとんどできない。
クリスマスイヴのとき初めてじゃなかろうか
娘がサンタさんのためにリビングを片付けた。
あらびっくり。やればできるんじゃない。
食は細い。
おいしいもの、好きなもの食べるときは量食べる。
何よりととっても穏やかでのんびり屋さん。
そんな娘は
「話は変わりますが」といって自分が話してて話題を変えるのが
マイブーム。
うまい。
早口ではなく、きたない言葉が出ない。
口げんかになると全く勝てない。
これでよかったのだろうか?
誰にでも優しい。
転校生を見ると言葉をかける。
普通の子の行動ではないが
ほほえましい。
電車の中でも公道でも言いたいことを言う。
時々困る。
こっちが上手になだめる言葉を用意しなければならない。
例えば
「ねーおかーさん、座りたかった。」
「もう9歳でしょ!少しは我慢しなさい。」
「ねーおかーさん、後何分すればお月様出る?」
「分かりません。」
「ねーおかーさん、UFOでたよ!」
「見れるようになったらそれはもうUFO(未確認飛行物体)とは言いません。」
はあ、
来年10歳か。
そろそろ一人でほうれん草買いに行けるようになって欲しいなあ。
ではまた。