今シーズンのUEFAカップ決勝は、イタリアのインテルが、ドイツの
バイエルンミュンヘンを降して、45年ぶりに冠を手にしたところですが、
インテルの戦いを将棋に例えるなら、まさに穴熊戦法!!
相手と互角に渡り合える攻め駒を持ちながらも、陣形を低く構えて
王様(ゴール)を固め、相手が攻めてきたスペースを突いての逆襲
一方のバイエルンはというと、ロッペン、リベリという2枚の大駒の
うちリベリという鋭いアタッカーを欠いた中での苦しい戦い。。。
このため、インテルはロッペンだけをしっかりマークしておけば、
危険なシーンも多くはないことを踏まえて、自陣深くで人数をかけて
ロッペンをブロック
また、インテルはボールポゼッションを高めて攻め込むことも
できたはずですが、攻め込んだときに生じるゴール前のスペースの
リスクを回避するため、手堅い戦い方を選択したもよう。。。
手堅く勝つ戦術ではありますが、正直面白みはかけるところ。
W杯では、もっと双方が積極的にプレーする楽しいサッカーを
見てみたいものです。。。
ちなみにこの日のインテル先発メンバーにイタリア人は不在で、
監督ももちろんイタリア人ではありません。
いったい、どこの国のチームだ??