『大祚栄(テジョヨン)』(全134話)は、今年、見終わった韓国時代劇の中で、自分の中では一位、二位を争うような、面白かったドラマです
134話なんて、ぜんぜん長いと感じませんでした。長編ドラマにありがちな、中だるみも、70話以降、多少ありましたが、70話迄は、一気に見れます
今、ちょうど、再放送中なんですが、大詰めにきて、また見始めちゃってます
「アンデ~!アボジ~!」と叫び、熱演する、テ・ジョヨン役のチェ・スジョンssi。
---(注意)以下ネタバレあります。このドラマを見てない人は、以下を絶対見ちゃだめですよ!---
昨日の130話(全134話)では、テジョヨンの父、テジュンサンが壮絶な最後を遂げました
ケピルサムンから始まり、フクスドル、クムナンと、相次ぐ側近の将軍の死という悲劇の連続に、もう涙は枯れ果てていたはずなのに。。。またまた、テジュンサンが、泣かせてくれました
戦況は、テジョヨン側が追いつめられ、最期の砦「天門嶺」をやっとのことで死守しており、ここを敵に越えられたら、滅亡の危機という状況でした
兵の数でも敵の数分の一
しかも、テジョヨンの右腕となり支えてきた将軍達が、ケピルサムンから始まり、フクスドル、クムナンと次々に帰らぬ人となっています
そのうえ、今度は、父テジュンサンと叔父トクパルが捕虜になり、軍の士気も最悪の状況です。
捕虜交換で、やっと父と叔父を取り戻すことになり、両軍、川を挟んで対峙しながら、交換が始まった瞬間。。。。
テジュンサンは、敵兵の刀を奪い、味方の士気を鼓舞するため、自らが犠牲になるという行動にでました。
そして、川の真ん中で、味方に向けて士気を鼓舞するための演説が始まりました。
その時の台詞、良かったですね~
「私は高句麗最後の武将テジュンサンだ!
かつて、ヤン・マンチュン将軍と共に安市城で
唐の皇帝李世民の100万の大軍を蹴散らした!
ヨン・ゲソムン将軍と共に遼西を駆け、
万里の長城を超え、西土の中心を脅かした!
高句麗の武士よ!
私の最期を、しかと見よ!
今ここで敗れたなら、生きても夢を失うが、
もし勝てば、死しても国を得られるだろう!
このテジュンサン、生涯最期の戦いで、潔く死を迎えるつもりだ。
生きて夢を失うより、死してなお天門嶺の守護神とならん!」
テジュンサン役のイム・ヒョクssiは、「王の女」や「最強チル」では、悪役ぶりが鼻について、とても嫌いなのですが、このテジュンサン役はとってもいいです最高です

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