韓国ドラマ「砂時計(모래시계)」(全24話:1995年SBS)、見終わりました。
見る前は、14年も前のドラマだったこともあり、なんとなく気が進みませんでしたが、いろいろ調べてみると、韓国で最高視聴率歴代3位(64・5%)、平均視聴率も45.3%のドラマで、しかもタブーだった光州事件をドラマとして初めて取り上げた社会派ドラマの金字塔であることがわかり、見ることにしました。
見終わっての最初の感想は、とっても重いドラマだったということです。
80年代という時代背景のもと、時の政治j権力や裏社会に翻弄されつづける主人公達の、もの悲しい人生が描かれています。もし、今のような平和な時代であれば、主人公達の人生は、もっと大きく違ったに違いありません
特に、主人公のテス(チェ・ミンス)の人生については、深く考えさせられました。また、叶わぬ愛に生きたジェヒ(イ・ジョンジェ)を、見ていてけっこう胸がジーンとなりました
主役の二人は、不思議な縁で12年ぶり?にヨン様の「太王四神記」に競演してますね。チェ・ミンスさんは、「キハ殿~~」の台詞が印象的なファチョン(火天)会の大長老役、パク・サンウォンさんは、ホゲの父のヨン・ガリョです。
ちなみに、テスの高校生時代までの子役は、「テジョヨン」のミモサ役のキム・ジョンヒョンさんです。ずいぶん若いですよ~。上の写真にも下の方に小さく写ってる右から2番目の高校生です
最後になりましたが、このドラマは、まさに、「男の韓流!」の王道を歩む一本です。
「男の韓流」ドラマ度 :☆☆☆☆☆
changunお気に入り度:☆☆☆
changunが気になった俳優:チェ・ミンス、パク・サンウォン、イ・ジョンジェ、キム・ジョンヒョン
《あらすじ》
1980年代の韓国で実際に起きた民主化運動を背景に、政治界・経済界・裏社会が結びついた巨大な権力に対抗する凛々しい若き青年検事ウソク(パク・サンウォン)の挫折と勝利、時代に翻弄されながらも自分の生き方を貫こうとする暗黒街の青年テス(チェ・ミンス)とカジノ界の大物を父に持つヘリン(コ・ヒョンジュン)の禁断の愛、そしてヘリンのボディーガードとして自分の命と代えても彼女を最後まで守り抜くジュヒ(イ・ジョンジェ)の純愛が力強く描かれている。
怖いもの知らずの不良少年・テスと頭脳明晰な優等生ウソクは親友同士。
テスは亡き父の思想が問題で希望した士官学校への道を絶たれ、母親とも死別し、絶望の末、裏組織の一員となってしまう。
一方、ウソクは検事となって社会正義のために尽くすものの、厚い壁に阻まれ挫折を味わう。
同じ頃ヘリンはカジノ界の大物である父の死をきっかけに、カジノ事業を受け継ぐことになる。
そんな彼女から絶大の信頼を得ているボディーガードのジェヒ。
激動の時代の中心で向き合った彼らは、傷つきながらも決して愛することをあきらめない。
砂時計の砂が全部落ちてしまうまで・・・。 (参考:BS11HP)
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