妄想小説(仮) | +春は巡る、いつも美しく+

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最近は、サクラ大戦1&2の二次創作の小説をメインに書いています。時々、小説以外のことも書い
てます。小説については、リクエストやご意見・ご感想をい☆つ☆で☆も☆お待ちしてますよ~(o゚▽゚)o

 大神に会えなくなって、かえでは、自分の思いを表に出さなくなった。出されるごはんにも手をつけなくなって、ずいぶんとやせてしまった。
「大神くん…。私のこと…守るって…言ってくれたのに…。あの言葉は…嘘…だったの…?」
かえでは、ベッドに横になり、布団をかぶり、誰にも見えないようにして、泣いているだけ。
「私が…弱いから…大神くんは…私のことが…嫌いになったのね…。」
かえでは、つぶやいた。
「会いたいな…。」
かえでが、ポツリとつぶやく。


 それから何日かして、久しぶりに大神が、かえでの病室を訪れた。かえでは、ベッドサイドに腰をかけて、大神に背中を向けて話し出す。
「ねぇ、大神くん…。私たち…別れましょう…。」
かえでは、泣きながら大神に言う。
「大神くんには…私よりも…もっと…ふさわしい女の子が…いるわ…。」
声を震わせて、かえでは言った。
「藤枝先輩…。どうして…。」
大神は、背中を向けているかえでに尋ねる。
「私は…もう…汚れてしまったの…。あの日から…。」
かえでは、涙を流しながら、大神の質問に答えた。
(あの日…。藤枝先輩が言ってるあの日って…あの不良たちに襲われた日…。あの…大雨だった日…。)
大神は、かえでをきつく抱きしめた。そして、
「俺…藤枝先輩のこと…守るって言ったのに…守れなくて…ホントに…ホントに…すみません…。」
と言った。
「大神くん…。正直に言ってほしいんだけど…。私のこと…好き…?」
かえでは、大神に尋ねる。
「もちろん、好きです!!」
大神は、力強く答えた。
「ごめん…。しばらく…1人にしてほしいの…。」
かえでは、病室を出て行こうと、立ち上がった。そして、呆然としている大神に目もくれず、病室を出て行った。




☆あとがき☆
久しぶりに、大神くんが出てきました。

2人の愛の行方は!?そして、かえでが言った、あの日とは一体!?あの日、かえでの身に起こったこととは!?

「しっかりしなさい、大神くん!」って言いたくなりますね…。

駄作なの~。



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