残り12試合、ホームランあと2本、盗塁あと2個で、MLB史上、前人未踏のFifty-Fiftyが実現する。それはそれで素晴らしい記録であるが、今年、左投手に大きく右足を開く大谷のバッティングスタイルには、開幕からずっと懸念を抱き続けている。
大谷のバッティングメカニズムは左中間に打球が飛んでいるときに最高に力を発揮する。それがこのフォームでは十分に機能しないどころか、最初から引っ張ることを前提にしているのが分かる。これまでのフォームでも外に切れていくボールには体勢を崩されていたのに、これではまったく届かない。
漏れ伝わる情報では、内角への対策だと言うが、これではもはや大谷の最も美しい左中間への打撃を捨てたということになる。現に今年の大谷のホームランは殆どがセンターから右である。
大谷のパワーをもってすれば、ヤンキースのスタントンと同じく、芯に当たりさえすれば全てオーバーフェンスとなる。しかし、このフォームでは芯に当てること自体が大谷の場合かなり難しくなる。現にやたらと空振りが多い。
残り12試合、私は大谷のホームランよりも、盗塁よりも、このバッティングスタイルで今年を終えることに苛立ちを覚える。
おそらくDodgersは地区優勝しポストシーズンに進むと思うが、負けたら終わりの戦いの中で、このままの大谷が活躍できるとは思えないからだ。
現に、今年の得点圏打率の低さ(.225)は、大谷が手にする給料とはまったく釣り合わない (; ;) 多くのファンがそこに苛立ちを覚えているに違いない。3割あった打率も少しずつ落ちてきた。三冠は消えたね。
今期、フィフティフィフティ以外に、もはや変わりようがない大谷に期待するのは、何かの間違いで特別なMr.October になってもらうことしかない。
それにしても、このフォームにしたのは確固たる目的があってのことだろうが、ずっと大谷を見てきた俺の目には、いちばん合わないスタイルに見えるのが悲しすぎる。
これからは左中間へのあの美しい放物線はほぼ見られなくなるに違いない。しかも悪球に手を出しすぎだし。ドカベンの岩鬼正美かよ(トホホ)




