ぼくは学会員ではないが、学会関係者は案外私の周りには多く、中には長年の会員から脱会した者もいるし、いまだ折伏に燃えている者もいる。公明党が自民党に与して幾年月、学会の信念と大きく矛盾する姿を見るにつけ、創価学会なる団体の真の目的が表出してくるのを感じる。そんなときに目にしたこの一文。アメリカに隷属しかできない自民党が牛耳る日本とそれに熱狂する似非右翼の実態と重ねって見えてくるからおもしろい。自国を真に愛する同胞たちよ、日本が正しい日本になるために、真の民主主義を取り戻すために、こういう現実にもしっかり目を通していきたい。

 

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拝啓
一言申し上げる。はびこる拝金主義、幹部の堕落、そして一生懸命に努力する者が何も報われない現実 ―― 。学会で今、何が起こっているか、貴殿はその現状をご存知か。一度、水戸黄門よろしく、お忍びで全国を廻って直接、その目で見てみるがいい。

腐敗幹部は、純粋無垢な学会員から金を集めることにばかり専念する挙句、宗教心を忘れ、その結果、勤行の集会は本来あるべき姿をなくし、規律を失い、厳粛さを欠いたものになっている。

「大衆の為に死ねる人を選びなさい」そう言った第二代会長・戸田氏の意志は消え、権力の座にぬくぬくと安住する政治家。
 

利害や打算にまみれた政治家たちの"選挙の道具"とされているにもかかわらず、組織の末端に甘んじながら、このような無能な者たちを政治の場に上げるため、「あの人に投票をお願いします」「この人に協力して下さい」と寝食を忘れ、苦労を重ね、懸命にブロックを守る学会員。
 

この現実を、貴殿は一切知らない。否、知っていながら見過ごしている、とするならば、その罪は腐敗幹部と同等、もしくはそれ以上に重い。その責は一に貴殿にあり、即刻、現在の職を辞すべきである。


(故)高山登久太郎氏(博徒任侠):拝啓 池田大作殿/創価学会を暴く投稿者 あっしら 日時 2003 年 6 月 30 日
  

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最近の公明党議員の堕落は、地方、国政を問わず目に余る。定年制を導入したにもかかわらず、藤井富雄・東京都議会議員は80歳に手が届こうとする今もなお、その職に恋々としている。このことは、どれほど公明党に人物がいないか、これまで後継者の育成をしてこなかったかを党内外にさらす汚点となっている。
 

一方、国政では与党にくみし、その座に恋着する代償として数々の汚職を目の当たりにしながら見過ごしてきた。憲法も人権をも無視した戦後最大の悪法たる暴力団対策法に一言の異議も唱えることもなく、また「ヤクザとは何か」といった根源的な分析をすることもなく、易々と法案成立へと導いた。これこそ人権政党を語りながら、権力政党に成り下がったことの証拠であり、歴史に残る大罪である。
 

このような愚か者を政治の場に上げるため、信者を道具とする宗教などどこにもない。            

 

 ◇ ◇ ◇

かつて斉藤隆夫という一人の政治家がいた。彼はこう言う。「政治家たる者、わが身を焦がして世を照らすべき」と。戦時中は反戦政治家として運動し、議員資格を剥奪されてもなお志を変えることなく、その生涯を全うした。

ヤクザとして任侠道に身を置いた私の人生ですら、生涯を権力との闘いに費やして来た。ましてや学会ならなおさらのこと。この教えこそ、常に野にあって、時の権力に疎まれながらも、命を賭して民を救おうとした日蓮上人が導かれたことではないのか。

初代会長・牧口、第二代会長・戸田の両氏は、貧困児童の多かった三笠尋常小学校に赴任した際、教師として慈悲の心で学童と接し、私財をなげうって日本で初めてとなる給食制度を創設した。戦争中は政府権力から弾圧を受けながらも、屈することなく戦争反対の意志を貫き通した。

貴殿はなぜ、世界を訪問するより前に、もっと身近なものに学び、志を受け継ごうとしないか。貴殿が真に"人物"ならば、また"人物"たらんとするならば、なぜ日蓮上人に学び、なぜ牧口、戸田両氏ら先達の意志を継いでその道を歩もうとしないのか。

  ◇ ◇ ◇

去る平成三年、学会は宗門から破門処分を受け、翌年、貴殿も信徒除名となった。それ以後、貴殿のとった行動は不可解極まりない。

まず、日顕上人をはじめ宗門からどのような指弾を受けても、自ら信じるところがあるならば正々堂々たる論議によって宗門に戦いを挑み、その志を全うすべきであった。しかるに除名直後からはじまり、今日に至ってもなお聖教新聞および公明新聞紙上でなお続く日顕上人への"不正"に対する攻撃は、見苦さの極みと映る。

まるで宗門を挑発するかのような日顕上人への攻撃は、あたかも "負け犬の遠吠え"を思わせるかの如くであり、また些末なスキャンダル暴きに似た攻撃は、下劣さえある。

このような所業は、真の"王者"の姿ではなく、"御大将"たる者の執るべき道ではない。カリスマを気取り、聞く耳を一切持たず、すべてを一喝して、部下が何も言えぬまま、物事が決まって行くような組織の恐ろしさ、愚かしさをを貴殿は知らない。

これこそ隣国・北朝鮮に見る金正日体制そのものである。純粋、無垢な学会員に、自らを「神である」と信じさせようといった邪心に思いを馳せつつ学会指導者であろうとすることは間違っており、もはやその資格はない。


ご本尊ひとつに三千円、五千円と値をつけ、「すべては金、金、金」とばかりに、寄付金の多寡で功徳や信心深さを測るような姿勢。すべては学会員が爪に火を灯すようにして貯めたものだ。こうして集めた金で、贅の限りを尽くした施設を次々と建て、それに『池田』の名を冠し、あたかも自分を神のように祭り上げる …… 。いまだ国内ですら折伏できていないのにもかかわらずインドや中国、ヨーロッパを廻る意義はいったいどこにあるのか。

 

日蓮上人に金があったか。牧口氏が、そして戸田氏がそんなに金や名誉に執着したか。

  ◇ ◇ ◇

私の妻や娘は、これまでひたすらお題目を唱え、純粋に奉仕の精神から、長く学会活動に身を投じてきた。先日、妻はその精励振りを評価され、貴殿が書いたとされる『家内安全』のお札をもらった。それを手にする妻子の喜びようは、ひと通りではなかった。


もとより「報われようなど思ってもいない」といった気持ちで活動を続けてきたことは、そばにいる私自身、よく承知している。
 

しかし、少し距離を置き、客観的に見る私の目には、幹部連中が、貴殿が、ただ彼女らを利用しようとするだけにしか見えない。その純粋さにつけ込み、ただ利用された挙句の紙切れ一枚。健気に、献身的に活動を続けてきた者たちを見ていると、なんとも言えぬ哀れみといとおしさを感じる。
 

そしてその思いは、幹部、そして貴殿に対する言い知れぬ憤りと化す。

  ◇ ◇ ◇
 

学会員あっての池田大作であることを、いま一度、思い返すべきである。

そしてもう一度、法華経の教義に帰れ。石川島播磨、東芝と、数々の再建を成し遂げ、行政改革に辣腕を振るった土光敏夫の清貧さに学べ。物質の豊かさに背を向け、無私の人となることで彼の偉業は成し得たものであることを知れ。
 

金を集めることに没頭してきたこれまでの来し方、その結果、学会全体が拝金主義に染まり、その中で幹部連中が堕落し、学会が本来の姿から逸脱する今の姿に、これから先、坂道を転がり落ちる前兆を見る思いがする。

この意見に反論があれば、貴殿と刺し違える覚悟をもって、いつでも受けて立つ所存である。【了】

 

(故・高山登久太郎氏/博徒任侠)