813回目の書き込みです。


第102話 夢のたまご、なりたい自分。

屋上で歌唄たちと対峙していた×たまがガードを打ち破り、館内そして地下へと侵入。
あむたち、ひかるたちのいる地下室の天井がひび割れ…

衝撃に思わず跪くあむ
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上を見上げるとたくさんの×たまがそこに
唯世「何かを探しているみたいだ」

そんな中で一心不乱にぶちまけられた綺麗な石を拾い上げるひかる
「僕の石が…」
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×たまはしゅごキャラたちの周辺に集合
エンブリオを挟んでスゥとミキこの表情
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そして一斉に寄ってたかる

さらに×たまのターゲットはひかるへ
一気に穴の開いた天井から吸い込まれてしまう

あむ「行こう!」

全員キャラなり
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×たまは再度屋上へ
×キャラに連なり大声で泣く
×キャラの中のひかるを見て、そこで歌唄たちは御前の正体を知る
イクト「あいつが御前の正体だ」
歌唄「あんな小さな子どもが…?」
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イクトと唯世が×キャラに攻撃を仕掛ける
一度はバラけるも再度集合体に

今度は歌唄が攻撃し、りまがタイトロープで引っ張る作戦に
見事引っ張り出し、デカいあひるちゃんがキャッチ

しかし×キャラが大号泣

その音量に耳をふさぐあむたち
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みんなの悲しい気持ちが大爆発

イクトはお祖母さん、ベティが思い出され涙
りまは両親のケンカが思い出され涙
やや号泣、歌唄、なぎひこも涙が出る
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あむも涙が止まらない「止めなきゃ」
しかしひかるは無表情で×キャラを見る
「ひかる君、君は悲しくないの?」
「泣くなんて意味が無い。悲しみなんて感情は必要無いんだ」
そんなひかるを見た×たまは大声を出して攻撃
しかしそれを制するのは専務
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「私にはこれくらいしかできません…」
「…そうだな、これしか役に立てない。お前は無能で無価値だ」
「そんなことない!無価値な人間なんていない。ひかる君いつか言ってたよね。おやつなんて無駄で無価値なものだって。でもあたし覚えてる。一緒にたい焼き食べた時の嬉しそうな顔。あれおいしかったでしょ」
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「…おいしかった」
「なら、ちゃんと君の心の栄養になってる」
×キャラに目をやるあむ
逆風に耐えながら歩み寄り、ポンポンを出してガード
「無価値なものはどこにも無い!どんなものでも誰かに必要とされたから生まれてきたんだ!」
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さらに×キャラは腕を伸ばしてあむに攻撃を加えるがイクトと唯世が守る
唯世「僕たちがサポートする」
イクト「お前はやるべきことをやれ」

「辛いことや悲しいこと、泣いちゃうこともあるかもしれない。でもあたしたちは悲しみに立ち向かえる。悲しみと戦える!
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ネガティブハートにロックオン!オープンハート フルボリューム!」
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オープンハート受けた×キャラこの表情
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(笑ってくれたね。女の子のあたしにできること。幸運の四葉。四つのココロ。それが一つになった時、花言葉は真実の愛、true love)
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場内がハートで埋め尽くされる
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戦い終わった屋上
「本当にどんな物でも誰かに必要とされたから生まれてきたの?」
「君が生まれたのだって必ず意味がある。必ず誰かに望まれている。
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(手のひらの石を見て)どうして石を集めるの?」
「隙間を埋めるんだ。僕が望んで手に入らないものなんて無い。だけど何かを手に入れる度僕の中にある隙間に気付く。だから綺麗な石を集めるんだ。そこを埋めるために。なのに集めても集めても隙間は埋まらない」
「世界中のどんな宝石も君の心の隙間は埋められないよ。だって気持ちそのものがキラキラした綺麗な宝物だから」
「気持ち…」
「家族や友達、好きな人。みんなを大切に感じること。信じること。大好きって思うこと。その宝物は誰かに運んでもらうことはできないの。君が見つけて感じないと」
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「僕が…。気持ち、僕の本当に欲しかったもの」
「そう。こころのたまご」
「でも僕は生まれた時から空っぽで何にも無いんだ」
ラン「そんなことないない!あたしたちしゅごキャラはいつも味方」
スゥ「ひかる君のたまごだってすぐ傍にちゃぁんと居ますよぉ」
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ミキ「君がまだ気付いていないだけ」
ダイヤ「信じてくれれば何度でも蘇るわ」

リズムとキセキがエンブリオをひかるに手渡す
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ダイヤ「ずっとキラキラ瞬いて、あなたを探していたんだから」
エンブリオが再び光る
「あれが、ひかる君のこころのたまご…」
そのこころのたまごが…
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そして泣き出す
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(ひかる君…、寂しかったんだね。ずっと)
専務「ひかる…、私はお前の幸福を願って…」
司「でも彼は泣くことすら許されなかった。そして心を自分から追い出してしまった。それがどんなに悲しい寂しいことかも自分ではわからずに。当たり前に注がれる愛も喜びも知らずに」
「私は、私はどうしたら…」
「簡単なことですよ」

専務がひかるの下に歩み寄り
「今まですまなかった…。どうかおじいちゃんを許しておくれ」
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「そう言えばあの絵本」
結末を知りたい一同
「ひかる君、みんなに教えてあげてくれるかな」
「あの続きは、何も描かれていない白紙だった」
一同この表情
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「え~~~~~」
司「誰もが物語の主人公。続きはみんなが自分で描いてゆくものなんだ。白紙に綴る物語。それは誰の胸にもあるこころのたまごのことなんだよ」
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全てが解決、帰る一同
イクト「あむ。俺の秘密教えてやるよ」
「え…」
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唯歌「あ~~~~~!!」
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「イクト兄さん!」「あむ、何やってるの!」
「じゃあな」
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キャラチェンジしあっという間にどこかへ

それから…
ひかるはイースターの若き指導者に
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歌唄はコンサート開催
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大きめな会場でのコンサート
三条ゆかり「ようやくここまで来たわね」
歌唄「ここまで?ここからでしょ」
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ゆ「ここから私たちの」エ「レジェンドが」イ「始まるぜ」
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事務所の引越しも同時進行中
雑用係に任命された皆様
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そんな時×たまの気配を察知したムサシダイチ
空海「イースターも無くなった今、×たまはあいつらに任せたほうがいいと思うんだ」

×たま退治中の公園
「ねえ、あむちゃん。あむちゃんはイクト兄さんのことが好きなの?」
「ま、まさか、好きでもなんでもないって!」
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「この間から気になっちゃって」
「唯世君眩しかったんだよ。唯世君って格好良くてみんなの憧れの的でだからあたしも自然に唯世君に憧れたんだと思う。でも今は憧れじゃなく唯世君を唯世君として見られる」
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「あむちゃん…」

ミキ「あむちゃん!来たよ!」

唯世が×たまを食い止め
「ネガティブハートにロックオン!オープンハート!」
×たま浄化

唯世「こころのたまごが帰っていく」
あむ「誰もが物語の主人公」
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ラン「なりたい自分はみんなが自分で決めるんだよ」
ミキ「誰も叶えてくれないんだ」
スゥ「だから自分で叶えるんですぅ」
ダイヤ「みんなの中のなりたい自分」
「それがみんなにとっても宝物。こころのたまごなんだね」

「またラブラブですか~」
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『そんなんじゃないから』
なぎ「息もぴったり」
りま「完全にハモってたわ」
ランミキスゥダイヤ『ヒューヒュー』
「もう、うるさい!」
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Fin

いい最終回だった。
丸く収まったといいでしょう。

エンブリオ
結局何だったのかな?
あれはひかるのこころのたまごだったわけです。
思うに実はフィクションの物体なのかも。
その方が夢があっていいと思います。

講評

昨年の10月から始まった2年目
第2シーズンの中心にいたのはエンブリオであり、イースターであり。
さらにはひかるという少年、イクトの過去など終盤は色々と紐解かれて、色々な感情がそこにぶつかり合いました。
そこに立ちはだかったのはやはりあむであり、こういう負の世界を打破する力を一番持っています。
どんなにマイナスなオーラを放っていてもあむの前では全て浄化されてしまう。
今までで一番強力な×キャラもそれを上行く強烈なオープンハートで笑顔に。
あむに関しても波乱含みの展開が続いていました。
思えばイクトをかくまって、唯世にも告られ…。
イースターや×たまとの戦いと並行して、両手に花状態はどうなるのかとそっちも楽しみでした。
あまり結論らしい結論は見えなかったけど、それはまたいつか。
ともあれ楽しい2年目でした。

好きなキャラ
第1位・ほしな歌唄
あむに対するツンデレがたまらない。歌も最高。
第2位・日奈森あむ
可愛い要素が詰まっている。
第3位・ルル
不器用だけどとても良い子だった。再登場に期待。

印象に残ったエピソード
第1位・第93話「ほしな歌唄、未来への飛翔!」
前向きな歌唄が良かった。歌も最高。
第2位・第77話「衝撃!壊された初デート!?」
唯世の恥ずかしいセリフ、大胆な告白。さらにイクトのこともバレ…。
第3位・第75話「バレた!?歌唄が家にやってきた!」
ラーメン回。意外な歌唄を発見。笑った

それと主題歌とか挿入歌も充実しています。
今でも「ロッタラロッタラ」が好きです(笑)
歌唄の曲はどれを取っても良いです。

と言うことで次回からリニューアル!
この時間は「しゅごキャラ!パーティ!」
その中で第3期「しゅごキャラ!!!どっきどき」がスタートします。
楽しみです。