773回目の書き込みです。


第95話 りまとやや、真珠の絆!

聖夜小、全校で掃除中
スゥ「ほらキセキさん、手が休んでますよ!」
「王たるものが掃除などできるか」
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「王たるもの、みんなのお手本になるべきですぅ!」
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天河司登場
「やぁ、掃除かい?感心だね」
「え?今日は全校清掃の日にしましょうって言ったの管理人さんじゃん!」
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「そうだったね。ごめんごめん。それじゃあしっかりよろしく。ほら、手が休んでる」
あっという間にどこかへ

噴水周辺、りまとややの掃除地域
ややの掃除態度にクスクス「もう、ややー!」
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「やや。ちゃんと掃除をして」
「はいはい。(小声で)りまたんって結構細かいよね」
「でちゅね~」
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「や~や~…」
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と言うことでややも掃除するが、次第に熱も冷め
ほうきを振り回し「もうやだ~!掃除なんて面倒くさ~~~~い!」
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蛙を高速で回転させ「もうやりたくない!やりたくない!やりたくない!」
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そうしたら一気に水が抜け、いかにも地下室への階段が出現
「学園内に秘密の通路発見~!」
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先に言ってしまったぺぺとクスクス
乗り気じゃないりまはややに強引に連れられる

「おお~!雰囲気ばっちりですな~」
「やや…」
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温度差が激しい二人

二人はどんどん奥へ、そして入り口は自動で閉じられ…

噴水近くを通りかかるなぎひこ
「あれ?確かここはりまちゃんとややちゃんの担当だったと思うけど…」
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地下室を進む二人は二手に分かれる分岐点に到着
「右が左か…。
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ねえ、りまたんはどっちがいい?」
「知らない。帰る」
しかし、お構いなく行ってしまうややたち
渋々ついていくりま

なぎひこは唯世たちに報告
あむ「ややの奴、サボってどこかで遊んでるんだ~」
唯世「でも、真城さんまで居ないなんて」
「そうか、どこ行ったんだろ…」
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ややとりまはとある扉の前まで到着
開かない扉に四苦八苦するややだがカチャという音にこの表情
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中に入るが特に何も無い
りま「行き止まりみたい…」
重たい扉がバタンと閉まると
やや「そろそろ帰ろうか~!」
しかし扉が開かない
「閉じ込められちゃった」『え~~~』
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りまこの表情
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誘拐されそうになったことを思い出してしまった
しゃがみ込んで「ここから出して!」
泣き出すりま
ややも泣く
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「やだやだ~、りまたんが怖がるとややも怖くなっちゃうよ~!やだやだ~」
駄々をこねる
「笑って、りまたん」
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落ち着きを取り戻した二人
りま「前にも行ったでしょ、誘拐されそうになったことがあるって。未遂に終わったけど。でも私が誘拐されそうになったことで、パパとママは…」
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口論の絶えない日々に

ややは立ち上がり「わ~~~~~!」
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「…何?」
「変なこと考えたり、嫌なことを思い出したりしたら、いつもこうするんだ」
「ややでもそんなことあるの?」
「ひど~い。これでも繊細な乙女なんだからね。落ち込むことだってあります!」
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と言うことでりまを立たせるやや
「思い切り声を出すんだよ。わ~~~って」
「わ…」
「もっと!」
「わぁ…」
「もっともっと!」
「わ~~~~~~!」
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クスクスとぺぺも「わ~~~~!」
ややも「わ~~~~!」
「わ~~~~~!」
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再度座る二人
やや「この間、テレビでやってたんだけど、真珠ってどうやって出来るか知ってる?」
「阿古屋貝に小さなプラスチックみたいなのを入れると、それを核にして真珠が出来るんでしょ」
「でも、やや思ったんだ。それって貝さんにとってはすっごく痛いんじゃないかなって。だってお腹の中にそんなの入れられちゃうんだよ。自分じゃ外に出せなくて、動くたびに泣いちゃうくらい痛いんだ。
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だからそれを長い時間をかけて、自分の涙で包んで包んで真珠にするんだよ。
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だから真珠ってあんなに綺麗なんじゃないかな。そうやって考えたら、ややわかったんだ。誰かに傷つけられちゃっても貝さんは真珠を作れるんだって」
「真珠を作れる…」
ぺぺ「ややたん。ここから出られるかもしれないでちゅ」

ダクトをこじ開け
「助けを呼んでくるでちゅ」
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あむたちの捜索は難航
ミキ「探し物が見つからないときは」
スゥ「これですねぇ」ミキ「いやいや、これだよ!」ラン「いやいや、これで決まり!」
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大吉
そして「尋ね人助けあらわる。ですぅ」

外に出たのかもと唯世となぎひこと共に校門前へ
「あ~~~~~!」
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そこには「のぶ子先生!」
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「久々の登場!私が通りすがりのカリスマ霊感占い師、冴木のぶ子です!」
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せっかくだからややとりまの場所を占いで何とかしてもらおうと
唯世スマイル「冴木先生、お願いします」
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占う
「じ~~~~~~~~」
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あむこの表情
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「囲われた光、誰も訪れない世界」
ラン「それから、それから?」
「それから…」
そこに関係者「冴木先生!何やってるんですか!収録もうすぐですよ!」
「そうだったわね。それじゃね!」

唯世「でも囲われた光って何だろう」
なぎ「光が届かないってことはどこかに閉じ込められたのかな」
あむ「誰も訪れない世界は?」
唯「いつもは使われていない場所のことかも」
名推理が炸裂

急ぐぺぺ
「急がないとややたんが心配でちゅ」
「どうして?」
「ややたん、ああ見えて本当はすごく寂しがりやでちゅから」

「ぺぺたんとクスクス、戻ってこないね…」
「やや、どうしたの?さっきは励ましてくれたのに」
「ややって、基本甘えんぼキャラだから…
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こうしてていい?」

抱き寄せるりま
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「りまたん良い匂い。ママと同じ」
「冬がもうすぐそばまで来ている秋の日のことです。一匹の狐が山を歩いていました。
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すると突然冷たい雨が降り出しました。狐は慌てて近くの洞窟へ飛び込みました。やれやれと思って狐が奥を見ると、そこには大きな熊がいたのです。『おい狐。お前のしっぽもふもふしてて暖かそうだな。ちょっとマフラーの代わりになれ』『は、はい…』狐はマフラーの代わりに熊の首に巻きつけました。
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すると今度は『まだ寒い、抱っこしていいか』狐は生きた心地がしませんでした。でも、二人の体は少しずつ温かくなってきました。二人はぽかぽか幸せでした」
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迷子になっていたぺぺとクスクスがようやく外が見える位置にまで到着
ランたちが発見

あむたちは噴水で同様に地下室への通り道をオープン
扉が開かないが、唯世が扉のたまごを回転させて扉は開く
「やや!りま!」

起床
や「あむちー…、おはよー…」
り「遅い…」
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無事救出

ロイヤルガーデン
「一時はどうなるかと思ったよー。わっはっはっは」
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「ほんと、心配したんだからね。りまも」
「ごめん、あむ」
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そこに天河司
「僕が作った地下室で迷惑かけちゃったみたいだね」
一同この表情
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「という訳でほんのお詫び」
『ケーキ!』
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「さっきの貝さんだけどさ、真珠持っててもさ、それがどんなに綺麗かってわからないと思うんだ。誰かに見つけてもらわなきゃさ」
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手を繋ぎ
「ぽかぽかだね」
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ED

友情だなぁ。
もしくは百合(笑)

やや
騒動の発端はほうきを放棄したことから。
乗り気じゃないりまを強引に連れて、仕舞いには閉じ込められる始末。
後先考えずに行動し、大変なことになってから騒ぎ出すバカ野郎な女の子ですけど、自分で言うのもどうかと思ったけど繊細な一面もありました。
「寂しがりやで甘えん坊」
りまとくっつくシーンは百合だね。
ともかく喜怒哀楽激しい子でそれぞれに魅力はあるので憎めません。

りま
最後あむに「ごめん」って謝ったけど悪いのはややじゃん。
それはさておき、閉じ込められたことで幼少期のトラウマが蘇ることに。
誘拐、その流れで両親のケンカ。
小さい頃のトラウマは根強いということがよくわかったシーンです。
逆に狐と熊の絵本は両親が読んでくれたこととして覚えていました。
それは良いかもしれないけど、あんな両親嫌だよ。
自分の子どもが誘拐未遂に遭い「お前が悪い」「あなたが悪い」と責任転嫁をし合う親なんてダメすぎるにも程がある。
僕はアニメでもドラマでも見たくないと思うシーンがいくつもあって、その一つはこの手。
ちょっと脱線しましたが、りまは良い子でよかったよ。

のぶ子先生
この人も作品の初期に出番あり、たまに存在感ある出方をして、なんだか笑っちゃうのよ。
胡散臭さ丸出しで。
だけどしゅごキャラが見えるんだ。
で、驚いたのは山本圭子さんがキャストなのね。
大御所起用だったなぁ。

真珠
どこがかかっているのかと思ったらBパート冒頭。
そこでしばらく転がして、ドタバタあって忘れた頃に最後のシーンでうまいこと引用。
ちょっと感心したよ。

友情物語でした。

次回
「届かない声、くだかれる思い。」
楽しみです。