670回目の書き込みです。


第77話 衝撃!壊された初デート!?

「月詠幾斗は不幸を運ぶ黒猫なんだ」
「不幸を運ぶ、黒猫…」

「って、これのどこが…」
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(ま、家猫っぽくはあるけど)
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「そう言えば、肩怪我してたよね。一体どうしたの」
「わかんね。覚えてね」
「わかんね。覚えてね。じゃないっつーの!ちょっと見せろ!」

無傷
「でも一応綺麗にしておかないと」
「あ、ここも怪我してる」
「どこどこ?」
ぎゅっ
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「騙された」
「人が心配してあげてるっつーのに~~~」
「お前ほんと単純な」
ミキ「単純なのは生まれつき」
スゥ「でもそこがあむちゃんのいい所ですぅ」

ヨル登場「にゃ~~~~!」
あみ登場「待て~~~~!」
慌ててイクトを隠すあむ
あみに弄ばれたヨル
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キセキたちから逃れて戻ってきたと思ったら、あみと出くわしこのザマ。

「みんなの分もありま~しゅ」
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ミキ「ぼ、ボク、そういうキャラじゃないから!」
ラン「あ、あたしも!」(お前らが言うな)
ドタバタと走り回るあみ

夕食
「いただきま~す」「まーす!」
ママ「どうしたの?あみちゃん。ごきげんね。そう言えばさっき上でドタバタしてたみたいだけど、何して遊んでたの?」
「猫しゃんと鬼ごっこ!」
「猫しゃん?」
「えーと、そう、二人で猫ごっこしてたんだ!にゃあにゃあ」
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パパ「あむ、そこに座りなさい。その、なんだ、この間の…」
「唯世君だっけ?いい子だったわよね、可愛いかったし。また連れてらっしゃいね」
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「せめて今度来る時は挨拶を…」

登校するあむたち
唯世「おはよ、あむちゃん」
(月詠幾斗は不幸を運ぶ黒猫なんだ)
「あ、あの、唯世君」
「何?」
や「朝からお熱いことで」
り「ムード作るのもいいけど、時と場所を選んで欲しいわね。やや」
「ここは一つ若い二人に任せて」
一同「さよーならー」
「おい!」
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なぎひこ「みんな。放課後の取材は落ち着いて先輩らしくね」
「取材?」

放課後、ロイヤルガーデン
クラスの学級新聞を作ることになり、ガーディアンを取材したい皆さん
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「いつもどんなお仕事をしてるんですか?」
なぎ「みんなが気持ちよく学園生活を送れるように、いろいろなことを決めたり先生と相談したり…」
やや「体育館やグランドの使用について決めたり、
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部活の助っ人もしちゃいま~す」
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あむ「花壇の世話もガーディアンの仕事」

「ややちゃん先輩。私にもやらせて」「あたしも」
「うんいいよ。でも如雨露一つしか無いから順番にね」
「じゃああたしが先」「私の方が先」問答問答
「もう~~!順番守ってくれなくちゃ、やや嫌なんだも~ん」
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とある男の子は如雨露を頭に乗せて「バラバラン~ス」
りまの目キラッ
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「キレが悪い!体がふらついている!そもそもポーズが違ってる!ギャグをなめないで!」
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唯世「君もお水をあげて」
目が合ったあむ
やや「あー、またラブラブモード?」
「え!?」
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「ラブラブなんですかぁ」「どこに惹かれたんですか?」「告白は…」「デートは…」
質問攻め

帰るあむと唯世
「ややもりまもなんか変だったな」
やや「ささ、帰った帰った」
「後は私たちでできるから」
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「駅前の画廊で生け花の個展をやっているんだ。それが今日までで、それで、よかったら、一緒に観に行ってもらえないかなって…」
「え?それって、デートってやつですか~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
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「4時に噴水前でいい?」
「うん!」
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「たっだいま~~!何着ていこうかな~」
イクト「何浮かれてんだよ。唯世と何かあったのか?あいつとデートとか。だったら風呂にでも入っていった方が」
「お風呂に入りたいならあんたが入れ!」

風呂へ
着替えもスタンバイ完了

ラン「パパはあみちゃんのお迎え」
ミキ「ママはお買い物」
スゥ「二人ともお出かけ中ですぅ」
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説明乙

「二人で入るには狭くね」
「バカ猫!あんたなんか湯だっちゃえ!」
押し込まれたイクト
「まだ服着たままなんだけど」
「知るか!そっちで脱げ」
脱ぐ
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イクトファン歓喜の一瞬
「覗くなよ」
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ママ「あむちゃーん。こんな時間にお風呂?買ってきた洗剤しまいたいんだけど」
「ダメ!今裸!後にして!」
「そう?」
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待ち合わせ時間が迫る
「もうこんな時間?ねぇ、あたしの服持って着てくれない?お願い」
ミキ「これでいい?」
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「今日はこういう気分じゃないんだけど…」
憤慨ミキ「じゃあ自分で持ってくれば」
憤慨スゥ「わがままさんはいけません」
憤慨ラン「時間が無いんじゃなかったの」

「ねえ、イクト。ちょっと出てくるの待っててくれない?あたしも着替えるから」
「わかった」
「マジでだよ。ふざけて急に出てきたりとかなしね」
「しねえよ。お前が本気で嫌なことは。壁向いてっから早くしろ」
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((イクトの方をチラッと)本当に壁向いてる。
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イクトって時々変に義理固い所があったり、いつもは意地悪であたしをからかってばかりだけど、本当に困った時は助けてくれた。あたしの気持ちわかってくれた。やっぱりちゃんと話そう。唯世君ならきっとわかってくれる)

唯世は一足先に噴水前へ。

満を持して風呂を出るが「どういうことかしら」
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重苦しい食卓
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「パパに見つかってたらどうなってたか…」
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「ごめんなさい」
「悪いのは俺です。行く所が無くて転がり込んで…。すぐに出て行きます」
「違うの!イクト具合が悪くて、これには訳が…」
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「わかっているわよ。きっと事情があるんだろうなってことも。ママ、イクト君を勝手に泊めてたことを怒っている訳じゃないの。まぁ、それも少しはあるけど。隠し事してほしくなかった…。
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信じてほしかったなパパとママのこと」
「…ごめんなさい」
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「さて、どんな理由があるにせよ。君を泊めておくことはできません。それはわかってくれるわね」
「お世話になりました」
「とりあえず、ビジネスホテルを探すわね」
「え」
「今日の所はそっちに泊まって、具合が悪いなら病院にも行かなきゃいけないだろうし、これからどうするか一緒に考えましょ。それでいいわね、あむ」
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「ママ…」
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何となく名残惜しいあむ
(イクト、行っちゃうのか…。なんかちょっと寂しい…?)
「このシャツ洗い立ての匂いがする。着なくなったシャツでも洗濯してくれんのな。お前の母さんなんかいいな」
「考えたことなかった」
「考えなくても気づかなくても、いつも家族を思ってる。いいな、そういうの」

「あむちゃーん。お客さんよー」
「唯世君!」
「どうぞ」
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「お邪魔します」
大慌てのあむ「絶対出てこないでね!」

部屋の前「唯世君」
「良かった。事故にでも遭ったのかって心配したよ」
「今出ようと思った所なんだ」
「行こうか」
ガチャ
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唯世の表情一変
「どうしてここに…」
「居候してたんだよ。こいつの部屋に」
「…どういうこと?あむちゃん…。いつから…」
「ずっとだよ。お前がここに来た時も隠れてた。好きになってもいいですか、だっけ?
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お坊ちゃんにしては情熱的な告白じゃん」
「イクト!なんで…」
「あむちゃんも知ってたんだ…」
階段を下りる唯世
「待って」
唯世この表情
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あむこの表情
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唯世は行きました。

「…どうしてあんな酷いこと言うの!あんたなんかもう顔も見たくない!あんたなんかもう、どこへでも行っちゃえ!」
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走ってどこかへ。

あむは懸命に唯世を探すも見つからず。
(傷つけた…。生まれて初めて、あんな風に誰かを…。あたし、最低だ…)
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ED

キツかったな。
傷つく瞬間を垣間見た…。

イクト
長い時間一緒に過ごしているという意味では告白した唯世よりは優越感があるのかな?
修羅場中唯世へのセリフの節々は自信に溢れているように見えたな。
ただしその言葉はあむにとっても唯世にとっても傷つくことで…。
唯世とどっちが人気高いかわかりませんが、なんとなくイクトのファンが多いのもわかった気がします。
表面的には憎たらしいけど、優しい一面もある。
つまりツンデレの一種ってことで。
そして歓喜はイクトの風呂シーンでしょ(笑)

唯世
憤りとかを全て通り越し、結果あの表情。
「あむちゃんなんて嫌いだ」以上に辛い表情ですよ。
これは今後の接し方がどうなることやら。
ところであの表情は唯世ファンはどんな心境なんでしょ。

ママ
寛大とはまさにこのこと。
娘が男をしばらくかくまっていたにも関わらず、冷静にあんな提案をするとは。
ちょっとママに惚れたわ(笑)
でも、唯世を家に上げたことが結局ド修羅場を迎える羽目に。
そこはどうなの。

主題歌
変わりました。
やっとしゅごしゅごに慣れてきたんですけど。
EDテーマはヨルがメインでドタバタと。
早く慣れないと。

あむと唯世の関係はどうなるのか。
イクトはどうなるのか?

次回
「あむちゃんのなが~い一日!?」
楽しみです。