494回目の書き込みです。


「コードギアスR2」最終回
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ナナリーと対峙したルルーシュ
「8年ぶりにお兄様の顔を見ました。それが人殺しの顔なのですね。おそらく私も同じ顔をしているのでしょう」
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「では、やはり今までのフレイヤはお前が」
「はい。止めるつもりでした、お兄様を。例え、お兄様が死ぬことになったとしても、ですからお兄様にフレイヤを、このダモクレスの鍵をお渡しすることはできません。お兄様が、ギアスを使われたとしても」
(ナナリーにギアスを使う・・・。そうだ。俺は何度も望んだはずだろ。せめてナナリーの目だけでも見えるようにしてやりたいと。しかし、王の力、絶対従士のギアスも肝心なナナリーにだけはかけられなかった。でも今なら・・・。いや、ダメだ。ナナリーの意思まで捻じ曲げたら、俺は・・・)

一方カレンとスザクの戦いも熱を帯びています。
「スザク、私はあなたを誤解していた。やり方が違うけれど、あなたはあなたなりに日本のことを考えていると思っていた。でも」
「自分は、俺とルルーシュにはやらねばならないことがある」
「そう。そんなに力が欲しいの。だったら」
「だったら」
「あなたはここにいちゃいけない。あなたを倒しルルーシュを止める」
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「それはさせない」
戦闘再開。

オレンジとアーニャも戦闘中。

「お兄様にこの世界を手にする資格はありません。ゼロを名乗って、人の心を踏みにじってきたお兄様に」
「では、あのまま隠れ続ける生活を送ればよかったのか。暗殺に怯え続ける未来が望みだったのか。お前の未来のためにも」
「いつ私がそんなこと頼みましたか。私はお兄様と二人で暮らせればそれだけでよかったのに」
「しかし、現実は様々なものによって支配されている。抗うことは必要だ」

カレン「そのために現実として戦ってきたのよ!」
スザク「組織を使うという手だってあったはずだ!」
「その組織に、システムに入れない人はどうするの!それは違うってどうやって言えばいいのよ。高い所から偉そうに言うな!」
「組織に入るしかない人はどうなる!正義とは!」
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「侵略者のやり方に従えば、その行為を認めたことになる」
「でも、ここで出撃されたら死んでしまいます!」
「お前はそれでも!・・・すまない・・・。私はこういう生き方しか・・・」
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藤堂は倒れました。

天子「どうして争いなんて・・・」
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星刻「守るべきものがあるのなら!」

コーネリア「戦のあり方に教示と美学に失われているのやもしれないな」
ヴィレッタ「それでも居場所は必要だったから・・・」
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扇「ただそれだけで戦ってきたのに。なぁ直人、俺たちこれでよかったのかな」
ロイド「でも戦争は発言の母って言うよね」
ラクシャータ「認めないよ。プリン伯爵はその先にある人間を見ていないからさ。ニーナとか言ったっけ。あんたはどうなんだい」
「私はただ、やれることを」
セシル「繰り返したくなかっただけなんです」
「ふーん。でも人は弱いからさ」
玉城「そうだよ!夢くらい見てーじゃねえか!なのに俺にはその資格も無えってのか。まだやれるのにやれるのによ。何でみんな俺をバカにすんだよ!」
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C.C.「私は見てきた。見続けてきた。抗うことが人の歴史だと。しかし」
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スザク「人は、世界は、こんなにも思い通りにならない!」
カレン「だから、思い通りにしようって言うの!それは」

ナナリー「それは卑劣なのです。人の心を捻じ曲げ、尊厳を踏みにじるギアスは」
ルルーシュ「では、ダモクレスはどうだ。強制的に人を従わせる卑劣なシステムではないのか」
「ダモクレスは憎しみの象徴になります。憎しみはここに集めるのです。みんなで明日を迎えるためにも」
(そうか、ナナリー。お前も・・・。なら)
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。ダモクレスの鍵を渡せ!」
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ギアス発動
「嫌!お兄様に渡してはいけない。これ以上、罪を・・・」
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ギアスが勝りました
「どうぞ、お兄様」
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オレンジとアーニャの決戦も終結
「記憶せよ、ジェレミア・ゴッドバルト!お前に敗北をもたらした、記念すべき男の名前だ!」
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「記念、関係ない。どうせ私には記憶が・・・」

カレンとスザクの決戦。
紅連は強い。
アルビオンも強い。
急所を捕らえたのはカレン。
しかし紅連は落下。
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「ナナリー。お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺も、俺の道を進むことができる。ありがとう。愛してる、ナナリー」
正気に戻ったナナリー。
「使ったのですねギアスを!」
ルルーシュは行きます。
「待ちなさい!お兄様は悪魔です!卑劣で卑怯で・・・。なんて酷い!」
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神楽耶「裏切りの騎士、枢木スザクが敗れたそうです。命乞いをしてはいただけませんの?あの方のために」
C.C.「神楽耶。お前は最近までルルーシュの素顔を知らなかった」
「それが何か」
「なのに本質の一部を理解していた。お前は優しいな」

上空で大きな爆破
「全世界に告げる。私は神聖ブリタニア帝国皇帝、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである。
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シュナイゼルは我が軍門に下った。これによってフレイヤもダモクレスも全て私の物となった。黒の騎士団よ、私の抵抗する力は残っていない。それでも抗うというのなら、フレイヤの力を知ることになるだけ。我が覇道を阻むものはもはや存在しない。そう、今日この日、この瞬間をもって、世界は我が手に落ちた。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。世界よ、我に従え!」
「オール・ハイル・ルルーシュ・・・」

2ヵ月後・・・
ルルーシュにはむかう者はこんなことに
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パレードみたいなものを阻む者が現れました。
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回想
「スザク。約束通り、お前が俺を殺せ」
「やるのか。どうしても」
「予定通り、世界の憎しみは今、この俺に集まっている。後はこの俺が消えることで、この憎しみの連鎖を断ち切るだけだ。黒の騎士団にはゼロという伝説が残っている。シュナイゼルもゼロに仕える。これで世界を軍事力ではなく、話し合いという一つのテーブルにつくことができる。明日を迎えることができる」
ゼロの仮面をスザクに渡しました。
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「それが、ゼロレクイエム。Cの世界で僕らは知った。人々が明日を望んでいることを」 「なぁスザク。願いとはギアスに似ているな。自分の力だけでは叶わないことを誰かに求める」 「願い・・・か」 「そう、俺は人々の願いと言う名のギアスにかかる。世界の明日のために」 C.C.「ルルーシュ。お前は人々にギアスをかけた代償として・・・」
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「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ。スザク、お前は英雄になれる。世界の敵、皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアから世界を救った救世主、ゼロ」
その瞬間・・・
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「これはお前にとっても罰だ。お前は正義の味方として仮面をかぶり続ける。枢木スザクとして生きることは、もうない。人並みの幸せを全て世界に捧げてもらう。永遠に・・・」
「そのギアス、確かに受け取った」

台のてっぺんからルルーシュが転落。
その下にはナナリー。
ナナリーが手に触れるとそれがフラッシュバック。
「そんな・・・。お兄様は今まで・・・。お兄様、愛しています」
「ああ、俺も、世界を、壊し、世界を・・・、作る・・・」
「お兄様、嫌!目を開けてください!お兄様!お兄様!」
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コーネリア「魔王ルルーシュは死んだぞ!人質を解放しろ!」

藤堂「まさか、あれは」
カレン「ゼロです。あれはゼロです」

「ずるいです。私はお兄様だけでよかったのに・・・。お兄様のいない明日なんて・・・」
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場内がゼロコール。

それからどのくらいが過ぎたのか
カレン
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「ねぇ、ルルーシュ。あれから世界はずいぶんとマシになったわ。戦争に向いていたエネルギーは今、飢餓や貧困に振り向けられている。いろんな憎しみや悪事はほとんどあなた一人に押し付けられて。みんなダモクレスというシステムより、名前のある一人の方がわかりやすかったってことかしら。調子のいい話よね。でも、だからこそみんなは過去にとらわれず先に進めるのかもしれない。計算通りだってあなたは笑うのかしら。もちろん、いろんな問題は残っているけど。それでも・・・」

C.C.「ギアスと言う名の王の力は人を孤独にする。少しだけ違っていたか?なぁ、ルルーシュ」
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ED

文字数の都合で感想はその2に。