386回目の書き込みです。


「コードギアスR2」第7話
棄てられた 仮面

ブリタニア皇帝の演説
「世界は嘘をついておる。人を殺してはならぬ。盗むな。欺くな・・・。我らブリタニアこそが世界の嘘を壊し、真実をもたらすのだ。オールハイムブリタニア!」

前回のラストでスザクがナナリーを救出。
ゼロは突風に吹き飛ばされ、「ナナリー」と叫びました。
ナナリーこの表情
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気を失っていたルルーシュ。
意識が戻り、気がつけばベッドの上。
ロロ「うなされてるようだったから。何かあったの昨日」
「いや。俺は何か言っていたか」
ロロ回想
「ナ、ナナリー・・・」
「兄さんは何も言ってなかったよ。何も」
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「そうか・・・」

「ナナリーが望む世界。ナナリーが選ぶ明日。しかしそれには俺が、ゼロが邪魔だ。ナナリーの身の安全は保障されている。ブリタニアの正規軍とスザクがいる。最悪の敵だがそれだけに信じられる。そう、かつて俺が望んだとおり、俺が守ってやらなくても」

それを他所に・・・
シャーリー「見て見て~。このお寺1000年前にできたんだって~」
リヴァル「それよりさ、水鉄砲知らねぇ?みんなの分も用意したんだけど」
ロロ「何ですかこれ?」
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ミレイ「網、ロウソク、鬘、花火、それからタンバリンも」
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「修学旅行ですよね」
「任せといて~。私2回目だから」

シャーリー「どうしたの?ルル。なんか元気ないから」
リヴァル「修学旅行が楽しみで眠れなかったとか」
「ああ、そうなんだ実は」

そこに・・・
「間もなくエリア11新総督の就任挨拶が始まります」

「皆さん、始めまして。私はブリタニア皇位継承第87位、ナナリー・リ・ブリタニアです。私は見ることも歩くこともできません。どうかよろしくお願いいたします」
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玉城「お願いしますって・・・」
「早々ではありますが、皆さんに協力していただきたいことがあります。私は行政特区日本を再建したいと考えています」
騒然とする場内。
「等しく優しい世界を。黒の騎士団の皆さんも、どうかこの特区日本に参加してください。互いに過ちを認めれば、きっとやり直せる。私はそう信じています」

電車内のルルーシュ
(もういらないんだ、ゼロも俺の戦いも)
そこにカレンからの電話が・・・。
ルルーシュは携帯をへし折り
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捨てました。

話し合う黒の騎士団
扇「で、これからどうするんだ」
玉城「そりゃ、ブリタニアと決戦を」
「うちのナイトメアは紅蓮1機しか残ってないのに?」
「だから、ゼロが・・・」
神楽耶「そうですわ。玉城さんの言うとおりですけど、どうしてゼロ様はいないんですの?せっかく新妻が来たのに~。中華連邦にいる時も文の一通もいただけなくて」
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玉城「浮気でもしてたんじゃないすか」
カレン「バカなこと言わないでよ。嘘、嘘ですからね神楽耶様」
「あら、構いませんよ。英雄、色を好むと言いますし。成人男子の生理を鑑みれば」
「な、何言ってるんですか」
C.C.「助かるよ。見かけより大きな女で」
「私がいない間、お相手ありがとうございました」
手を差し出し握手
「ほら、カレンさんも」
手を重ねて
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「ゼロ様を支える三人の・・・。私たち三人官女ですね」
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C.C.&カレン「官女?」

ロイド「こんにちは~。あ?スザク君は」
セシル「黒の騎士団を追うからって、出て行きました。精密検査の途中だったんですけど」
「そういうとこ相変わらずだね、彼」
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サンドイッチを口にし、
「どうですか。ライ麦パンにうこんとわさんぼを練りこんでわさびペースト」
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「相変わらずですね~」
出て行きました。

荒むルルーシュ
「俺は今までナナリーのためにやってきたというのに・・・」
いかがわしい裏道で
「腕立て伏せでもしてろ。そっちは踊ってもらおうか。スクワット、遠吠え、拍手!」
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「アハハハハハハハハハ・・・」

アッシュフォード学園、修学旅行直前
ミレイ「ルルーシュは?」
リヴァル「さぁ。何考えてんだか?」

ルルーシュこんなことを
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「やっぱりここに来たのね。ここはゼロが、あなたが始まった場所だものね」
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「ルルーシュ。それ・・・」
「リフレイン。カレンも知っているだろ。懐かしい昔に帰れる」
「ふざけないで!一度失敗したくらいで何よ!また作戦考えて取り返せばいいじゃない!いつもみたいに命令しなさいよ。ナイトメアに乗る?それとも囮捜査?何だって聞いてやるわよ!」
「だったら、俺を慰めろ」
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「え?」
「女ならできることがあるだろ」
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そして・・・
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ビンタ

「しっかりしろ、ルルーシュ。今のあんたはゼロなのよ。私たちに夢を見せた責任があるでしょ。だったら、最後の最後まで騙してよ。今度こそ、完璧にゼロを演じきってみせなさいよ」
泣きながらカレンは行きました。

我に帰るルルーシュの側にロロ登場
「お前は俺の監視役だったな。忘れていたよ」
「いいじゃない。忘れてしまえば。辛くて重いだけだよ、ゼロなんて。黒の騎士団もナナリーも」
「違う、ナナリーは・・・」
「ナナリーのためにもなる。ゼロが消えればエリア11は平和になるよ。兄さんもただの学生に戻って、幸せになればいい」
「しかし・・・」
「何がいけないの?幸せを望むことが、誰も傷つけない。今なら全てを無かったことにできる。大丈夫僕だけはどこにも行かない。ずっと兄さんと一緒だから」
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ブリタニア皇帝
「ナナリーよ、何ゆえ志願した。ゼロの復活したエリア11の総督に」
「私はずっとお兄様に守られて生きてきました。今は行方知れずということですが、きっと私のことを見てくれているはずです。だから私はお兄様に見られて恥ずかしくない選択をしたいのです」
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ゼロの仮面を持つカレン
C.C.「重いぞその仮面は。日本人だけでなく世界を背負う覚悟が無ければ」
そこに・・・
スザク「こちらはブリタニア軍である。貴船の航路は申告と違っている。停船せよ。これより強行臨検を行う。10分待つ。それまでに全乗組員は武装解除し、甲板上に並べ」

夕暮れのアッシュフォード学園
ルルーシュ「そうか。みんな修学旅行に」
ロロ「追いかける?」
「いや。誰もいない鳥かごは今の俺に・・・」
そこに盛大な花火
「誰が・・・」

走ってその花火の元へ
シャーリー「おかえり、ルル」
ミレイ「ルルーシュもやろうよ」
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「どうして、修学旅行は」
「旅行なんてのはね、どこへ行くかじゃなくて、誰と行くかなのよ」

シャーリーは折鶴を持っています。
「それ」
「ああ、これ。願い事が叶うっていうから、作ってみたの。誰に教わったのかどうしても思い出せないんだけど」
「何を願ったんだ」
「もう叶ったよ。少しだけ。みんなで一緒に花火がしたいなって」
「みんな・・・」
「一羽だけだからルルにしか叶わなかったけど」
ルルーシュにはこう見えました
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昔、ナナリーやスザクと話したことがあったけ。幸せに形があるとしたら、それはどんなものだろうって。そうだな、それはスザクが言っていたように、ガラスのようなものかもしれない。だって普段気づかないから。でも、確かにそれはあるんだ。その証拠にちょっと見る角度を変えるだけでガラスは光を映し出す。そこにあるのだと。どんなものよりも雄弁に存在を主張するから。

「ルル?」
「なーに、泣いてんだよ」
「私たちの友情に感激ってやつ?かわいいとこあるじゃん」
「違いますよ。そんなわけないじゃないですか。みんな、またここで花火を上げよう。絶対にもう一度、みんなで」
(そう、俺の戦いはもうナナリーだけじゃ・・・)

一方海辺では・・・
「時間です」
「攻撃開始」
黒の騎士団の戦艦に向かって攻撃が始まりました。

海底の中で攻撃をかわします。
しかし、浸水。

玉城「もうダメだ~」
諦めかけたその時
「Q1聞こえるか?Q1」
「この声・・・」
そして的確な指示を送ります。
「正面に向けて魚雷全弾発射」
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玉城「正面って」
扇「敵なんていないぞ」
神楽耶「撃ってみましょ。信じるより他に手がありますか?」

海底爆発
一気に泡だらけに。
形勢逆転。

そしてゼロが向かってきました。

スザク「それがお前の答えなのか」
ゼロ「撃つな!撃てば君命に逆らうことになるぞ。私はナナリー総督の申し出を受けよう。特区日本だよ」
「本気か」
「ゼロが命じる。黒の騎士団は全員、特区日本に参加せよ!」
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ED

ナナリー第一の信念。

ルルーシュ
前回の最後で衝撃的なナナリーの拒絶。
どん底まで突き落とされ、仕舞いには廃人寸前まで成り下がりました。
しかし、それを奮い立たせたのはカレンであり、シャーリーであり、ミレイであり、リヴァルであり・・・。
持つべきものは仲間。
ちょっと最終回な雰囲気でした。
それにしても、ギアスの無駄遣いは贅沢だな(笑)

神楽耶
あの、押しかけ女房っぷりはいいですな。
一方的にゼロの奥さんを主張してはばからない。
前回の天子に言ったセリフ「夫が待っておりますので」
「山ちゃんか?」(笑)

ナナリー
新総督として、観衆の前で挨拶をし、その決意を表明しました。
特区日本の再建を主張。
エリア11はどうなる?

ロロ
今回はBLな雰囲気を持ってきた感じです。
こんな同人が山ほど出るんだろうな、と。

セシル
ありえないサンドイッチをよくも平気で食べさせようとしたものです。
井上喜久子17歳さんがCVでこの手のキャラだと、CLANNADの古河早苗さんを思い出しました。
そして、サンドイッチを食べたロイドを見るギルフォードの表情もちょっと笑った。

1話ごとに展開が見逃せません。
ゼロの復活に物語の盛り上がりは必死。

次回
「百万 の キセキ」
待ち遠しいです。