
ウッディ・アレン監督作です。私が生まれる前から活躍していて、大御所なのに今でも毎年新作が公開されるって凄いと思います。そんな彼の最新作。
ざっくり言うとローマで男女の色恋がアモーレする話です。
・観光先のローマで地元のイケメンと恋に落ち、あっという間に婚約した娘に会いにローマまでやって来た元オペラ演出家(ウディ・アレン)
・田舎から仕事のためにローマにやって来た新婚夫婦。ホテルの一室で出掛けた妻を待つ夫のもとに何故かやって来たセクシーダイナマイツなコールガール(ペネロペ)
・特別美人じゃないが、男を惑わす小悪魔な売れない女優(エレン・ペイジ)と、そんな彼女に恋人がいながらハマっちゃう建築家の卵の青年(ソーシャルネットワークの人)
・ある日突然セレブになったごく普通のサラリーマン(ロベルト・ベニーニ)
この4つのエピソードが同時進行するわけですが、特別凄いことが起きる訳じゃないけど、一つ一つのエピソードが笑えてかつオサレで面白い。
汚い言葉で言うと「クソどうでも良い色恋沙汰」をあんなに面白く描けるウッディ・アレンはさすがですね。
個人的に小悪魔女優を演じたエレン・ペイジがサイコー!!嫌な女感がたまらんです。だけど、現実に彼女のようなタイプがモテるんだよなぁ。
今までの作品と少し違って、ひたすら陽気で突き抜けてる感じがローマと言う土地の雰囲気にも合ってます。
巨匠ったら、70歳を過ぎてなお、さらに脂が乗ってます!!
最後に。個人的にウッディ・アレン作品の邦題って恥ずかしいものが多い気がします…。
今回のは映画館でチケット買う時に言うのが恥ずかしくて、上映一覧表を指して「これを…」と言った程です。。。
好きか嫌いかって言えば好きなタイトルですけどね。映画の陽気な雰囲気に合ってるし。