まずは。


前回言い忘れていましたけど、


このブログ初のコメントをいただきました!!


本当にありがとうございます!


それでは、張りきって続きを書きたいと思います。


なお、この作品は3部構成です。


第1部、第2部をご覧になってない方、ぜひ先にそちらをご覧になってください。


それぞれの思惑が交錯するブレスレット騒動。


果たして、結末は?



アニス「それで?これからどうするんですか~?」


ルーク「うーん。そうなんだよなー。もう全然当てもないしな。」


アニス「じゃ、大佐にでも聞いてみたらどうですか?」


ルーク「ん?なんだ、ジェイドも来てるのか?」


アニス「はい!もともと、大佐のお供できたんですよ~。」


ルーク「そうか・・・でもなー、こんな話ジェイドにしたら・・・」


アニス「でもでも、大佐なら何かいい知恵を出してくれるかもですよ?」


ルーク「そうだな。じゃ、ジェイドを探してみるか。」


ジェイド「呼びました?」


ルーク「のわっ!ジェイド!いたんなら、声掛けろよ!いつからそこにいたんだよ!」


ジェイド「失礼ですね。ついさっきですよ。」


ルーク「本当かよ。」


ジェイド「それより、ルーク。今、ティアに贈ったブレスレットを探していますね?」


ルーク「なんで、あんたがそれを知ってるんだよ!」


ジェイド「ふむ・・・やはりですか・・・」


ルーク「なんだよ、ジェイド?やけに考え込んで。」


ジェイド「あなたはブレスレットを持っていませんね?」


ルーク「当たり前だろ。だからそれを探して・・・」


ジェイド「それだけ分かれば結構です。では、失礼。」


ルーク「ちょ、ちょっと待ってくれよジェイド!」


アニス「(大佐・・・何か隠してるな・・・おもしろそうだから、こっちについて行こうっと。)大佐~待って~」


ルーク「おい、アニス!・・・なんだよ・・・はぁ、結局一人で探すのか。」


ルーク「・・・正直にティアに話そう。」


そのころ・・・ガイたちは。


ガイ「できた!これで完璧に元通りだ。」


ナタリア「まぁ、本当に!傷なんて最初からなかったかのよう!」


ガイ「あぁ、なかなかの仕上がりだ。」


ナタリア「あなたは本当に器用ですわね。」


ガイ「そうでもないさ。」


ナタリア「やったことはほめられたものではありませんけどね。」


ガイ「・・・」


ナタリア「それより、私はこれからどうすればよいのですか?」


ガイ「そうだったな。今、ティアはおそらく応接間に居る。そこで、俺がティアを外に出すから、その間に応接間の床にでも置いてくれ。」


ナタリア「そこで、ティアが戻ってきて、自分でブレスレットを見つけるという算段ですのね!」


ガイ「そういうこと。それじゃ、行くとしますか!」


ナタリア「ええ!」


???「・・・・」(←物陰から


ティアは・・・


応接室:


ティア「もう・・・どこを探しても見つからない。どこにいったのかしら?誰かが、持っていった?いいえ、そんなはずはないわ。」


ティア「・・・あきらめて、ルークに正直に話そうかな・・・」


ガイ「やぁ、ティア。探しものは見つかったのかい?」


ティア「ガイ・・・まだよ。なかなか見つからない。でも、もういいの。ありがとう、ガイ。」


ガイ「何いってんだよ。絶対見つかるって。そうだ、息抜きにちょっと散歩でもしないかい?気がまぎれて、ちょっと違う視点から探せるかもしれないよ。」


ティア「ええ、構わないけど・・・」


ガイ「よし、それじゃあ決まりだ。とりあえず屋敷を出ようか。」


ティア「ええ。」


ナタリア「(あ、二人とも出て行きましたわね・・・今のうちに)」


ナタリア、応接間に入る。


シュザンヌ「あら、本当にナタリア姫ね!久しぶりね。」


ナタリア「!あ、あら、ルークのお母様!なぜここに?」


シュザンヌ「あなたがここにいると聞いてね。今まで遠征にいってたから、ずいぶん会っていないんじゃない?」


ナタリア「そうですわね・・・2ヶ月近く会っていませんでしたわね。」


シュザンヌ「道中、大丈夫だった?」


ナタリア「ええ、もちろん。この通り、元気ですわ。」


シュザンヌ「それはなによりね。それじゃ、その遠征のこと、詳しく聞かせてもらえない?」


ナタリア「もちろんですわ!あれはですね・・・」


数分後、ガイ&ティア


ティア「何、ガイ?さっきからきょろきょろして。」


ガイ「え?いや、なんでもないよ・・・(ナタリアのやつ、なにやってるんだ?)」


ティア「怪しい・・・あなた、何か隠してるんじゃない?」


ガイ「だから、なんでもないって!」


ティア「・・・」


ガイ「ほ、本当だって!」


ティア「それじゃ、そろそろ部屋に戻るわ。」


ガイ「いやいや。まだ、気分転換できてないだろ?」


ティア「さっきから、そればっかり。何か私に戻られたら行けない理由でもあるの?」


ガイ「そんなことないさ・・・」


ティア「じゃ、何で目を合わせないの?」


ガイ「それは・・・単に・・・太陽がまぶしいだけで・・・」


ティア「もういいわ。戻るから。」


ガイ「ちょ、待ってくれ!頼むから待ってくれ~ティア~!」


応接間:


ナタリア「・・・そこで私が言って差し上げましたの。『あなたは決して不必要な人間ではありませんわ。人にはそれぞれ役割がある。あなたにはあなたの役割があるはずです』と。」


シュザンヌ「まぁ、立派ね~」


ナタリア「それほどでも、ありませんわ!民を勇気づけるのも、私の役目ですもの!」


ティア「・・・ルークのお母様に、ナタリア?どうしたの?」


ナタリア「あら、ティア。お久しぶりですわ!」


ティア「・・・その机の上に置いてあるものは何?」


ナタリア「え・・・これは・・・あ。」


ティア「そういうこと。それに、あなたも絡んでるわけね、ガイ。」


ガイ「・・・」


ティア「さ、言い訳してもらおうかしら?」


ガイ「君がルークにブレスレットを失くしたことを知られたくないだろうと思ってね。こっそり返そうと思ったんだ。」


ナタリア「私がその役目を任されましたの。」


ティア「それで、そのナタリアが、なんでここで、シュザンヌ様とお話してるの?」


ナタリア「偶然ここでお会いしましたの。それで、お話を。」


シュザンヌ「私は、ナタリア姫が戻ってきてると聞いて。応接間に居る、と教えてくださったものですから。」


ガイ「…なんとなく想像はつきますけど、それは誰ですか?」


シュザンヌ「大佐よ。あと、アニスちゃんも一緒にいたわね。」


ティア「あの二人もこの件に一枚かんでたわけね。」


ジェイド「一枚かんでいたなんて、滅相もない。ただ、ナタリアの帰還をお知らせしただけですよ?」


アニス「そうですよ~一枚も二枚もかんでないですよ~」


ティア「・・・はぁ・・・もういいです。こうして無事返ってきたことですし。」


ジェイド「む。もうちょっと言及しないのですか?なぜガイが持っていたのかとか・・・」


ガイ「旦那!もういいだろ!」


ティア「?そういえばそうね・・・なんでガイが持ってたの?」


ガイ「ああ、俺がルークの部屋に入ったときに、このブレスレットを見つけたんだ。それで、ちょっと見ようと思っただけなんだが・・・壊してしまってね。それで、修理しようと持ち出したってわけさ。」


ティア「そう・・・こ、壊したの!?どこ!?」


ガイ「もう直してあるんだが・・・一応ここだ。」


ティア「ほとんどわからない・・・まぁいいわ。それより、どうしてルークの部屋に?」


ガイ「そこが謎なんだ。ジェイド、あんたなら何か知ってるんじゃないのかい?」


ジェイド「それはですね・・・」


ルーク「ティア!」


ティア「ルーク!・・・ルーク、ごめんな・・・」


ルーク「ごめん!ティア!」


ティア「え?・・・・」


ルーク「ブレスレット、俺の部屋の近くで拾ったから、あとで渡そうと思ってたんだけど・・・お前必死に人目を避けて探してたから、誰にも失くしたことを気づかれたくないのかと思って、こっそり後で返そうと俺の部屋に置いてたら・・・いつの間にかなくなってたんだ。本当にごめん!ティア!」


ティア「ルーク・・・いいのよ、ブレスレット、戻ってきたから。」


ルーク「へ?あったのか?」


ティア「ええ。ガイが持ってたの。」


ルーク「ガイが?なんで?」


ガイ「ははは・・・」


ジェイド「ルーク、もうちょっと遅く登場してよかったんですよ?せっかく、面白くなるところだったというのに~」


アニス「いうのに~」


ティア「と、とにかく、もう大丈夫だから。・・・・ありがとう。」


ルーク「い、いいって、礼なんか。」


ティア「・・・」


ルーク「・・・」


ジェイド「おほん!ティア、ルークちょっと頼みたいことがあるんですが?」


ティア「な、何ですか大佐。」


ジェイド「シェリダンに優秀なセブンスフォニマーを連れてきてほしいという要請が我がマルクト軍にきまして。しかし、我が軍の中に優秀なセブンスフォニマーと呼べるような人物がいなかったもので。それで、お二人にどうかと。」


ルーク「お、俺は構わないけど。ティアがいいんなら・・・」


ティア「わ、私も別に・・・とくに用事もないし・・・」


ジェイド「助かります。それでは、夫婦水入らずでどうぞ。」


ルーク「だ、誰が夫婦だ!行くぞティア!」


ティア「ええ。行きましょう。」


ジェイド「・・・全く、世話の焼ける二人ですね~」


アニス「ほんと!」


ガイ「旦那のとこにも、優秀なセブンスフォニマーぐらいいたろう?」


ジェイド「まあ、それなりのは。あの二人と比べるとどうしても。」


ナタリア「私はだめでしたの?」


ジェイド「あなたは、キムラスカ王国の王女。どこかの国に無償の援助など、あってはならないでしょう。」


ナタリア「それもそうですわね。」


シュザンヌ「あの二人、うまくいくと私も安心なのだけど。」


ガイ「そうですね・・・きっと大丈夫ですよ。」


ジェイド「それでは、我々は帰りましょうか。行きますよ、アニス。」


アニス「はーい!じゃあ、ガイ、ナタリア、ルークのお母様、またね~」


ガイ「いつでも来いよ。」


ナタリア「今度はわたくしから会いに行きますわ!」


シュザンヌ「またいらっしゃいね。」


ナタリア「それでは、私もそろそろ戻らなくては。」


ガイ「俺も、まだ用事があったけな。」


シュザンヌ「それじゃ、二人とも頑張ってらっしゃい。」


ナタリア「はい!」


ガイ「了解しました!」


シュザンヌ「・・・本当に、あの二人には幸せになってもらいたいわね。」



こうして、ブレスレット騒動は幕を閉じました。


二人の距離がちょっと縮まったようです。


さっそく、次回の話ですが、


次回は、リクエストがありました、ラタトスクの世界を描きたいと思います。


それでは、また今度。