まだ、前編をご覧になってない方は、


ぜひ、先に前編を見ることをお勧めします!


では、ノイシュタットについたジューダス。


果たして、無事に女の子に届けられるのか?


ジューダスの憂鬱 後編、始まり始まり~



ジューダス「さ、着いたぞ、シャル。」


シャルティエ「それで、坊ちゃん。どこを探します?」


ジューダス「そうだな・・・確か、リムルのファンだと言っていたはずだ」


シャルティエ「じゃあ、闘技場ですね!行きましょう!」


闘技場:


受付嬢「ん?なぁに?挑戦?」


ジューダス「いや、女の子を探している。茶髪のロングヘアーの、10歳前後の娘だ。」


受付嬢「・・・・・」(←じーっとジューダスを見ている


ジューダス「な、なんだ?」


受付嬢「あなた・・・もしかして・・・」


ジューダス「(もしかしてこの女、僕の正体に気づいたのか?)」


受付嬢「最近有名な、人さらい?あの、子供ばっかり狙ってる。」


ジューダス「そんなわけあるか!(あんなのが気付く訳ないか。)」


受付嬢「でも、変なお面かぶってるし。」


ジューダス「変とは何だ!僕は、その子の指輪を返したいだけだ!」


受付嬢「あら、その指輪・・・レナちゃんのじゃない?なんであなたが持ってるの?」


ジューダス「道中に拾ったものだ。失くしたと聞いていたから、届けにきた。」


受付嬢「うそっ!レナちゃん、さっき指輪を見つけたって男についてったわよ!」


ジューダス「なに!?面倒なことを・・・その男はどこに行った?」


受付嬢「港の方に行ったわ。」


ジューダス「そうか・・・」(←言いながら立ち去る


受付嬢「ちょっと!本当に行くの?危ないわよ~ってもう見えないし。大丈夫かしら。」


港:


シャルティエ「坊ちゃん!あそこです!」


女の子「放してよ!変態!放してって言ってるじゃない!」


男「おとなしくしてろ、ガキ!街の奴らに気づかれちまうだろうが!」


ジューダス「なにをやっている!」


男「ちっ、だから言わんこっちゃない。だけど・・・相手は一人か。」


ジューダス「さぁ、その子をこっちに渡せ。今すぐ退けば見逃してやろう。」


男「侮ったな、兄ちゃん。誰がこっちも一人だといった?おい、お前ら、出て来い!」


ジューダスの周りを男たちが取り囲む。数は少なくとも20はいる。


ジューダス「この数、やれそうか?シャル。」(←ぼそっと


シャルティエ「ちょっといくら坊ちゃんでも厳しいですね。足場もそんなに良くないですし。ここは、適当に2,3人相手をして、逃げるのが得策ですね。」


ジューダス「そうか・・・。」


男「なんだ?ビビって声も出ねえか!」


ジューダス「御託はいい。さっさと来い。」


男「口だけは減らねえガキだ。おめえら、やっちまえ!」


ジューダス「はっ、はっ!いくぞ!幻影刃!」


男たちの背後へとすり抜けるジューダス。


女の子「きゃっ!」


ジューダス「無事か?レナ。」


レナ「え?何で私の名前を?あなた誰?」


ジューダス「その話は後だ。今はここを切り抜けることだけ・・・」


男「(ちっ!いつの間に背後に行きやがった!)うおおりゃー!くらえー!」


シャルティエ「坊ちゃん!後ろ!」


ジューダス「!ぐっ!・・・月閃光!」


男「ぐわぁぁぁ!」


レナ「だ、大丈夫?」


ジューダス「かすり傷だ・・・それより、僕がこいつらをひきつけておく。その間にお前は逃げるんだ。」


レナ「そんな体で・・・無理だよ!」


ジューダス「うるさい!さっさと行け!・・・この程度のやつらに遅れはとらん!」


レナ「うん・・・わかった!絶対無事に帰ってきてね!約束だよ!」


シャルティエ「約束だよ!ですって、坊ちゃん!これは、絶対生きて帰らないといけませんね!」


ジューダス「ふん。僕があんなやつらに負けるわけがない。いくぞシャル!」


シャルティエ「はい!坊ちゃん!」


飛び交う斬撃。ジューダスは善戦をするが、あと4人というところで・・・


ジューダス「はぁ・・・はぁ・・・」


男「思ったよりやるじゃねえか。しかし、もう立ってるのが精一杯だろ?今楽にしてやるよ!おぉーらっ!」


???「させるかよ!てぇりゃ!」


男「ぐあっ!な・・・に・・・?」


ジューダス「!?ロニ、なぜお前が・・・・」


ロニ「へっ!ヒーローは遅れて登場するもんなんだよ!ロニ・デュナミス見参!」


???「うぉぉぉぉ!空破絶風撃!」


???(二人)「古より伝わりし、浄化の炎・・・食らえ!

                            落ちよ!」


ジューダス「お前たちまで・・・なんでここまで来た!」


カイル「ジューダスがあんまり遅いからだよ。」


リアラ「待ちくたびれてきちゃった。」


ナナリー「そしたら、こんなことになってるからさ。」


ロニ「あの子が教えてくれたんだ。あの子だろ?指輪届けるの。」


レナ「・・・・・」


ジューダス「お前・・・ふん。僕一人でやれたものを。まぁ・・・一応礼は言っておこう。」


レナ「ううん。こっちこそありがとうだよ。私連れて行かれてたらどうなってたか・・・」


ジューダス「そら、指輪だ。お前のものだろう?」


レナ「あ、ありがとう!!やっと見つかった・・・」


ロニ「よかったな」


レナ「うん・・・うん・・・」


ナナリー「じゃあ、いこっか。」


レナ「待って!」


ジューダス「なんだ?まだ僕に用か?」


レナ「私・・・何のお礼もできない。だからせめて・・・」


ジューダス「なんだ?さっさとしろ。もういくぞ。」


レナ「ちょっとしゃがんでほしいんだけど。」


しゃがむジューダス。すると・・・


ジューダス「!!!!!!」


レナ「へへへっ。」


リアラ「キ、キ・・・」


カイル「キスした~!?」


ジューダス「な、何のまねだ!」


レナ「私の唯一のプレゼント!それじゃ、またどこかで絶対会おうね!!」


ジューダス「・・・・・」


ロニ「ほら、おいてくぞ~ジューダス!」


ジューダス「い、今行く!」


こうして、あわただしいジューダスの一日が終わった。


また一行は旅を続ける。世界に平和が訪れるまで・・・



さぁ、ジューダスの憂鬱、いかがだったでしょうか?


ご感想をいただけたらうれしいです!


では、また次回!お会いするその日まで・・・