漫画感想:「げんしけん」①~⑦巻 木尾士目
本ブログの方でも簡単に感想書いたのですがもうちょっと書きたかったのでこちらで。これは大学のオタクサークルの個性的な面々とノンケな人々との交流を軸に、時には痛く、時には切なく、時には楽しく描かれた漫画です。①②巻目は、オタクとノンケ(一般人)との感性のギャップがコミカルに描かれており、かなり楽しく読めました。この漫画家さん、絵も達者ですが、その時々の状況に応じたキャラの表情、ポージングの描き分けが抜群に上手いのです。それぞれのキャラも、キャラ立ちが良く、魅力的です。最初のうちは・・・。③巻目あたりから、この作者は主に咲というキャラを通して「ノンケから見たオタク」表現に随分と「毒」を盛り込んでいると感じるようになってきました。「毒」目線から、オタクいじりエピソードを改めて眺めてみると・・・。「オタクを理解し始めたのかな? やだなぁ」「オタクを素手で殴りたくないっしょ」「自分で言うなよ」(漫画のセリフ)うはっ^^;かなり毒々しいです;笑いのオブラートにくるまれてはおりますが。まぁ、もともと「お笑い」というものは多少の毒は含ん でいるものだとは思いますけど。。。作者自身、オタクネタで漫画を描きながら、どこか冷めた目でオタクを見ているような気がします。オタクに埋没している作者だったらきっと、オタクワールドをほのぼのユートピアみたいに描くんではないかと。・・・という事で、途中の巻から微妙な感じが濃くなりますが、オタクワールドに興味ある方は①②巻は楽しめるのではないかと・・・少しだけ、お薦めしてみます^^;