彼女と出会ったのは13年前の春である。
私の一目惚れであった。
目が合って一瞬で恋に落ちた。
今まで彼女ほど赤のドレスが似合う人を見たことない。
それにピップラインが最高にGOOD!
彼女にメロメロになった。

彼女と出会った頃、アウトドアに嵌っていたので
山、川、海などいろんな所に出掛けた。
四万十川、やまなみハイウェイ、白浜などなど。
ホントにいろんな所に行った。
山など緑をパックに彼女を見ると
赤いドレスが、良く映えて、まるで映画のワンシーンのようだった。

でも、この5年間は遠距離恋愛。
逢うのも年に1度。
あれだけ素敵だった赤いドレスも色あせている。
あの真っ赤なドレスの似合う美人の姿はもうない。
この1年くらいは、彼女は動くこともできないし
声すら出せない状態である。
ずっと眠ったままであった。

そして先週、遂に永遠に彼女と別れることになった。
もう一度、緑に映える彼女を見たかったけど
それは叶わぬ夢のまま。
でも、最後に彼女の声を聞くことができた。
彼女が最後の力を振り絞って、声を出してくれた。
赤いドレスは色あせているが、声は昔のままである。
懐かしさと切なさがこみあげてきた。

そして最後の別れ・・・・・
リサイクル料金 16,160円と共に彼女は天国へと旅だった。
Good-bye! My sweet honey.
I never forget you.


VOLVO940ESTATE