少しいい感じになって串銀座を出て、時計を見ると午後9時過ぎである。
時間が早いのと少し飲み足らないので、2軒目に行くことにした。
水槽とブルーの照明の綺麗なアクアラウンジ水響亭 にした。
エントランスを入るとスロープを降りていくので

深海へと潜っている感じである。
店内はブルーの照明を基調として落ち着いた感じで彼女は、ご満悦のようだ。
コリドー街にも似たような店があるが、
こちらは、ワインでイヤな思い出 があるので、チョイスしなかった。
さて席に着いたが、2人ともお腹いっぱいだったので、

軽くワインを飲むことにした。
彼女は、赤で私は、白。チーズの盛り合わせもオーダー!
何を話したかな?
彼女の彼氏の話や、私の昔の彼女の話等々・・・
いっぱいあるので、内容省略!
そして少しずつ、色っぽい話も。
「普段はSなんだけど、ベッドではMなの・・・」
「小さいけど胸の形には自信があるの!」
なんて会話になった。
そんな感じの話をしていると彼女がコンタクトを外し、潤んだ目と
赤く高揚した顔で、「帰るのがしんどくなってきちゃった・・・」といって
ソファーにもたれて、こっちを見てる。
ほんとにライフカードのオダギリジョーだ!
内ポケットには、「無理」「紳士的」「速攻」のカードが!
どーする!俺!どーすんのよ!って感じ(笑)
頭の中でグルグル考えた。
明らかに彼女は酔っぱらっている!
間違いなく誘っている!
しかし、俺様を試しているようにも見える!
俺に家庭があって、今日は、帰らなければならないのを知っている!
でも、キスは間違いなくできる!
キスすると止まらないかも!
でも、キスしかけると、「そんなつもりじゃ」っていわれるかも・・・
別にそういわれてもいいし・・・
うーん、絶対イケル!
と、もう少し若かったら結論を出して、迷うことなく「速攻」のカードを
引いたに違いない。
でも、35歳(当時)の俺様は、「紳士的」のカードを。
やはり、いくら強敵でも小娘の作戦にまんまと引っかかるわけにはいかない。
私もプライドが高い方なので・・・
おとすときは、徹底的にやるが、主導権は渡したくはない。
ここで、がっつくより、もっと後の方が、おいしいと判断。
それと、今日はホテル用意してなかったし!
この俺様が、ラブホなんて連れて行けないし!
ちなみにこの時、グアムの日焼けで脱皮中!(笑)
なんだよ!そこかよ!(笑)
さーて、彼女のプライドを傷つけないように、さりげなく大人の雰囲気を
見せつつ、笑いもいれながら、その夜は帰した。
彼女は、どう思ったかな?
ただ、会話の途中で、彼女の言葉で気になったことがあった。
「このお店もさっきのお店も私が、一番年下みたいね・・・」
この一言が「紳士的」のカードを引かせた。
彼女は、自分を大人に見せたかったようになんとなく思えたからだ。

しかし、この判断は、本当に難しかった。
後輩にいわせると、そんなのいかなきゃ!だって。
うーん、そうかもしれないな。
ただ、言い訳じゃないが、久しぶりの「駆け引き」これが一番楽しかった。
逃がしたなんとかは、・・・にならなければ、
また「駆け引き」を楽しみたいな。
今度は、ホテルをすぐ用意できるようにしておこう!(笑)