先日、週末イベントで2日間、早朝から夜遅くまで屋外でお客さんの呼び込み業務をしました。
終日、外にいたわけではなかったのですが、いくら暖冬とはいえ、やはり屋外の業務はなかなか寒い。
手はかじかんでモノがつかめなくなるし、寒風にさらされ続ける耳は千切れそうに痛い。
おまけに、気がつかないうちに鼻汁をたらしていてカッコ悪い(^^ゞ
そんな体験をしたから思いついたのかもしれませんが、
何でわざわざ…?ってことを考えました。
地球のあちらこちらには、常識では考えられないような過酷な環境で生活している人たちがいます。
酷暑の地であったり、極寒の地であったり…。
年の瀬のことだったかなぁ…?
シベリア地方のとある町では、暖房用のパイプラインが破裂したとかで、屋内屋外を問わず、氷点下50℃くらいまで下がったそうです。ロシアなんかもそうなんでしょうが、この地方では町全体をセントラルヒーティングで温めているため、熱源となるパイプラインは冬場の生命線。そのため、ひとたびこのシステムが故障を起こすと、たちまち街全体が凍てついて、完全にマヒしてしまうんですねぇ。
何てったって氷点下50℃ですよ。
普通の冷蔵庫がフルパワーで働いても、到底下がらない温度です。
しかも、機械的に科学的に下げたのではなく、自然環境でなったと言うからまたスゴイ。
新鮮な花もバラバラになりますし、
バナナで釘が打てる温度です。
このキャッチが分かる人は、それなりにお年を召していますね(^^ゞ
まぁ、それはさておき、
何でわざわざこんな環境に人が住んでいるんでしょう?
調査のために南極で越冬するとか、チョモランマの登頂ですとか、一過性のチャレンジとして過酷な環境に挑むというなら、まったく分からないでもないですが、住人ということは、有事や原発事故くらいの大事でも起こらない限り、そこに居続けるわけです。
ヘタレの自分なら、間違いなく少しでも温かい土地を目指して移動することを考えます(*^.^*)
それとも、その土地に住むことによって、他では絶対に得られない、たいそうなうまみがあるとか…。
ご先祖の土地を粗末にできないとか…。
住人に聞かないと真相は分かりませんが、自分なら先祖を恨みそうです。
人間以外の生き物なら、こうした環境に耐えられなければ、当然淘汰されます。
或いは、弱いものが追いやられて、仕方なくその地に到達し、どうしようもなくその地に順応するべく進化する。
なまじ、人間には知恵があるため、根本を変えるような進化をせずとも、ありえないようなところで生き抜いていられるんですねぇ…。
だからって、そこに居ることはないでしょう??ってことを自分は思ったんです。
考えてみれば、人に近いサルの場合、北限は下北半島と言われています。
まぁ、普通に考えれば、人もそれくらいが生活する北限なんじゃないかなぁ…なんて思うわけで。
北海道の方々、ごめんなさい!!
自分は北海道大好きなくせに、失敬なことを申しております(=◇=;)
でも、冷静に思いませんか?
どうして、氷点下50℃の地に住み続ける必要があるのか?
何で、わざわざその地に居続けないといけないのか?
失礼とは思いますが、分からない…。