そこで、木の香りに癒され手を動かす仏像彫刻は、定年後の趣味として注目されています。
定年や還暦を迎える年齢になると、両親や友人、親しい人との別れなど、若い頃にはあまり遭遇することのなかった身近な人の別離を必然的に経験することが多くなります。そんな時、自分と向き合う時間が多くなると、結果として精神的な価値観が若かった頃とは異なってきます。
例えば、20代や30代ではなかなかできなかった旅行などをすると、日本の文化や歴史に自然と触れ合う機会が増えてきます。そうした時、京都や奈良に代表される社寺仏閣をはじめとする日本人の心に深く根付いた日本文化には、年齢を増すごとに新たな魅力の発見があります。
その代表的なものが仏像です。東京国立博物館でも史上最多の入場者数を記録した国宝・阿修羅展を見ても分かるように、その関心の高さがうかがえます。
かつて仏像彫刻は、ごく一部に限られた血筋の専門職で私たちは仏像を「見る」ことしかできませんでした。しかし、時代の流れと共に彫刻技法が解放されたため、その敷居も低くなり、今では誰でも挑戦することが可能になっています。
仏像彫刻は供養のためだけでなく、無心になって木を彫ることで集中力を養ったり精神的な安らぎを得たりすることができ、自分と心から向き合える数少ない趣味だと言えます。

日本の伝統文化や歴史を同時に学ぶことができ、また年齢や性別に関係なく取り組むことができるという観点から、「まじめに打ち込むことができる」生涯学習としても大変注目されています。
年齢に関係なく、誰もが真剣に楽しむことができる仏像彫刻。
あなたもできることから始めてみませんか?
未経験者の方でも気軽に家で仏像彫刻を始められる教材
木彫り広場
http://kiborih.com/
