安くてカッコいい服は巷に溢れている。
だからこそ個性のある一味違った布やデザインでと取り組んできた。
海外の布を取り寄せたり布を染めて服作りしたり、、
ここまできてふと思ったのです。
良い服とは?本当に欲しい服とは?そして、わざわざ手作りする意味は?
その答えは
自分が自分らしくいられる着心地の良い服。
それを長く愛して側に置いてもらう。
そんな服を作るのが私のこれからの仕事。
昨年は枠を取り外したくて現役のモデルさんに服を選んでもらったり最新のオシャレについて学んだりしてみた。
かつて通った洋裁教室に戻りオーソドックスなテーラードジャケットの修行もはじめた。
そして新しい年、2018年はまず着心地が良くカッコいいシャツ作りをスタートします。
男性用の各サイズの型紙から自分仕様の型紙を作成する。
どんな布だと私の求める着心地やカッコ良さが出るのかを探る。
只今家族のシャツを作りながら研究、修行中であります
雪に埋もれた厳しい冬にしっかり根を伸ばせたらなぁ。
先月東京で仕入れた白のリネンで私サイズのシャツを作った。
形はかっちりしながら素材のリネンがざっくりとして柔らかな感じに仕上がった。
少し厚手のリネン、ちくちくすることなく肌触りも気に入った。
私は細めだけどぴったりすぎる服は苦手、なので男性用 Sの型紙で肩幅を少し入れた。手は短めなので自分サイズにしたけれどまだ長すぎた。
襟を立ててもカッコいい。
今年はこれをジャンジャン着よう
次にTOMさんのシャツも作った。
東京で彼が選んだ布は素敵な煉瓦色のリネン。
ただ、ダブルガーゼは細かい作業が難しい布。
なんとか仕上がった。
胸板が厚い彼もまた型紙作りに手間取った。
私のシャツを見て今度は白のリネンでもっと胸回りに余裕を持たせてとリクエスト。
しばらくはこの白のリネンで息子たちや嫁、孫のシャツを作りながら腕を磨こう。
家族みんなで同じシャツを着る❣️
なんかワクワクするなぁ。