豊沼駅が2面3線だった頃のオハナシ:コメントに代えて/<39-10時刻表>復刻版を引用 | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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☆余生を送っている人間が書いている記事ですので、恐縮ですが
 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

「歩王」様が3月10日のレポート「函館線・豊沼駅」がかつて2面3線であることを

ご報告されました。

今回、その事実をある程度↓これで、ジッショーできるのではないかと思われますので・・・

「昭和39年10月号全国版完全復刻版(JTB MOOK)」(2019.10.1)

      発売元はJTB MOOK ¥1500+消費税

 

ご提示申し上げます。

 

***** 復刻版時刻表:函館線・下り 1ページ目であります。

 

●●優等列車の追い抜き[1]

 ●時刻表でわかるもの

  ◆①特急・おおぞらの旭川行き133列車:岩見沢駅での退避追い越し

 -◆①は「133列車」が岩見沢についた後に「特急おおぞら」が到着・出発

   133列車:岩見沢着09:55 10:07発 12分停車

   特急   :岩見沢着10:01 10:01発

   大変わかりやすい<表示>です。

 ◆②さらに、この「133列車」

  「滝川で併結急行・網走行「はまなす」+稚内行「天北」(急行の時刻表は

  次のページにありお示しできません)に抜かれます

   133列車:滝川着11:11 11:34発 23分停車

   併結急行:滝川着11:24 11:26発

◆③準急・そらち1号の「419」列車(函館発釧路行き!!」:岩見沢着での退避追い越し

   419 列車:岩見沢着08:47 09:05発 18分停車

   そらち1号:岩見沢着08:52 08:53発

 

   「133列車」は

   岩見沢で特急退避に12分 滝川で急行退避に23分の

   「419列車」は

   岩見沢で準急退避に18分の

   各々、長時間停車を強いられていますが、

 

  次のなぞ解きに役立ってくれます。

●●優等列車の追い抜き[2] ー 下位の列車はどこで優等列車に抜かれたか?

    ●「追い抜く優等列車」が、<追い抜き区間>無停車の場合・・・

 ■①併結急行・網走行「大雪」+釧路行「狩勝」の稚内行き319列車:美唄ー砂川間追い抜き

   319列車:美唄発08:07 砂川発08:49

   併結急行:美唄発08:18 砂川発08:35発 美唄ー砂川間無停車

  ■②特急・おおぞらの滝川行き845D列車:岩見沢滝川間追い抜き

   845D列車:岩見沢発09:34 砂川発10:41 滝川着10:50

   特急     :岩見沢発10:01 (砂川通過)    滝川着10:33 岩見沢ー滝川間無停車

   ■①②は<下位列車の退避駅>が少しわかりづらいです。

 

 このような場合(こんな事いちいち「怪説」するなよと仰せの諸賢もおいでかと存じますが)

 

 例えば、A-E駅までの区間、C駅で優等列車が下位の列車を追い抜いていくとしましょう

 

 優等列車 停  通過  通過  通過  停

        A   B    C    D   E

  下位列車 停   停    停   停   停

                 +退避   

 

下位列車には「C駅」で本来の停車時間のほかに、「追い抜かれ退避時間」が生まれます。

 時刻表上「見かけの<B-C駅>所要時間が、他の任意の列車の所要時間より長くなります。

 

319列車の奈井江ー豊沼間の所要時間は22分、同じく845Dは19分です。

他の列車はの奈井江ー豊沼の所要時間は6-7分で、

「319列車」は約16分、45Dは約12分の

余計な退避時間を「豊沼」で使うことになった・・・

と・・・これだけで豊沼が「片式1面1線+島式1面2線」かどうかまでは、わかりませんが

「39-10当時」は、少なくとも待避線を持つ駅であることがわかりました

 

●●ではこのページで類例はないか?

 □①準急・そらち1号が札幌行き823列車を南小樽ー札幌間で追い抜き

    823列車の「銭函・手稲間16分」、他列車所要10分から「手稲追い越し」

 □②同じくそらち1号が岩見沢行き821列車を札幌ー江別間で追い抜き

    821列車の「厚別ー野幌20分」他列車所要10-11分から「野幌追い越し」

    準急は当時あった、野幌の中線を使って追い越しをしていたようfで

    (新幹線の「静岡・浜松」type)。

  <野幌駅と夕鉄>

   今は野幌駅は高架対向2面2線のツマラン駅になってしまって、札幌ー江別間の

   退避駅は、同区間が21kmもあるのに厚別のみです。

   地平時代の野幌は、最終的に、ナニヤラ意味深な中央部がヤタラ広くあいた

   対向2面2線となっていましたが

   夕張鉄道健在のころは駅舎側の片式1線+中線2本+片式1線ホームの反対側に

   欠き取りがあり、夕張鉄道の内燃車が発着していました。

    野幌の中線は、夕鉄の夕張近郊からのセキ車のたまり場で、国鉄線の「追分・岩見沢」を

   夕張市南方から、途中室蘭線・栗山を経由、斜めに野幌までショートカットする経路で

   貨客とも国鉄と競争していました。しかし、やはり、札幌方の終点が野幌では利便性も

   イマイチ。早い時期から「北海鋼機前:野幌の一つ手前ー札幌の中心部」までの連絡バスを

    走らせていましたが、やはり立地の悪さはいかんともしがたく、1971ー1974年にかけて

    旅客輸送が、1975年に貨物輸送も廃止となりました(野幌ー北海鋼機間と鹿の谷ー

   若菜間はその後も専用線としてしばらく残りました)。

*** 夕張の路線地図:39-10復刻版から

 ko

◆国鉄夕張線:紅葉山から新得までのルートができて追分ー新得を「石勝線」、紅葉山ー夕張」を

  石勝支線としていましたが、支線は廃止となっております。

◆千歳線は現在函館線・白石から分岐。同線の「北広島」「恵庭」は市に昇格しています。

####

*黒線が夕鉄:夕張本町ー鹿の谷(鉄道本社+機関区)-若菜ー栗山ー野幌

国鉄は:夕張ー紅葉山(現・新夕張、場所も移動)ー追分ー岩見沢ー札幌 と、

矩形の経路で、距離的には不利です。

*準急第一夕張は、夕鉄急行(本町・野幌70分)対抗して、キハ22x2=180PSx2で

  朝の通勤時間帯の札幌ー岩見沢を無停車38分で走破。隣の「大雪・狩勝」の33分と比べて見劣りがしますが、急行のほうは

 大雪 3D2d 狩勝 4D3d 編成(D180x2PS, d180x1PS 車):編成馬力 180x2x7+180x1x5= 3420PS

  1台当たり 285PSと夕張の180PSの1.6倍も強力。

実は、準急の38分運転は大健闘で、「野幌台地」の、札幌→岩見沢へ向けての、野幌前後10‰

約10kmの片上がり勾配は、昭和42(1967)年の電化以後話題にも上らず、ご存じの方も

少なくなりつつありますが、S39当時は有形無形に運転時刻に響いていたようです。

このほかにも、厚別・野幌の所要時間が、気動車列車:D印が9-10分、機関車けん引列車が10-11分

です。ご興味のある方は確認してみて下さい。

 

###だいぶ話がそれました。いましばらく・・・

●●今までは優等列車の目線から、先行普通列車の追い抜きを見つけ、

   次にその列車の長時間停車駅から退避駅を見つけていました。

   では、長時間停車している普通列車は、何か意味があるのではないか?

   とゆームボーなけんとーです。

   1)稚内行き319列車:神居古潭ー伊納 20分 他列車から伊納に10分 長時間停車

    上り「急行・紋別ーオホーツク併結」待ち合わせ退避

    「滝川ー深川ー旭川間複線化」は昭和40-42年にかけて完成

   2)すでに、岩見沢で12分、滝川で23分退避時間を使っている稚内行き「133列車」

     江部乙ー妹背牛間所要時間24分と、妹背牛に14-5分余計に停車

     上り特急・おおとり待ち合わせ

    さらに伊納に10分余計に停車

     倶知安行142列車(普通列車)待ち合わせ

      ケース・バイ・ケースと思いますが、同格の場合、上り列車が優先のようです。

      ※現在、伊納、妹背牛には待避線がありません

 

しかし、なんといっても「優等列車が」停まってくれれば、「着発時刻がなくとも」

それに越したことはありません。

*** 39-10 時刻表 函館線 最終ページ

 

***

急行まりもが先行「123列車」札幌行きを余市で追い越すページです。

「着時刻」がなくとも、追い越し側が追い越し駅で停まってくれればわかりやすくなります。

123列車はほかの列車の「仁木・余市所要時間」から

余市に30分も余計に止まっているようです。

 

最後になりなすが・・・

*** 交通公社の全国小型時刻表 2020 3月号

1964年当時の函館ー札幌間優等列車は、

室蘭・千歳線経由特急2便(おおぞら、おおとり)、気動車急行2便(アカシヤ、すずらん*)、

            臨時客車急行石狩、夜行準急たるまえ。

           *すずらん:全指定で1等x1輌、2等x5輌、函館ー長万部無停車と特急レベルの

            ステータスでした。

函館線・小樽経由気動車急行2便(ライラック#と宗谷##)と客車急行まりも

 #ライラックは列車番号「11D」から、函館ー網走間客車急行「大雪11列車」を

   引き継いだものと思われますが、札幌で分割→函館・札幌ライラック、

   札幌・網走急行大雪となりました(いずれも気動車急行)。

  ##宗谷は特急2往復体制になった海線とバランスをとるため??

     小樽周りにされたのでしょうか?

 

そして、北海道によくおいでの方、北海道の列車時刻に興味をお持ちの方はお気づきかと

思いますが、39-10の編纂者は、まだまだ山線衰えず・・・と考え

*道内の線区の並べ方が

  ①函館ー長万部ー倶知安②倶知安ー旭川③長万部ー東室蘭ー札幌となっていました。

       現在は室蘭・千歳線の時刻表が先で、次いで、電化区間の「小樽ー旭川」

   「倶知安ー小樽」は、ついでに「どっかに押し込めるやり方が、一般的です。

  山線に、ボン・年末年始以外優等列車の設定がなくなってしまったのにも原因があります。

*つぎに空路の台頭とよく言われますが、特急は、札幌ー苫小牧無停車(空港最寄り駅千歳通過)で、

  「東京ー札幌」の便数は、JALx6、ANAx6、札幌ー東京¥10500というオネダンで、

  大学卒初任給¥23000であるこを考えますと

  まだまだショミンの「オドーグ」とは言えませんでした。

 

   2020年3月では、札幌ー東京線は航空各社55往復体制となっており、鉄道輸送を

  圧倒しています。

 

 ***最後の最期(お!まだやる気か?)

  最後の時刻表に「学園都市線」も取り込んでいますが、

  非電化のままで残されていた「北海道医療大学ーー新十津川間」は

  この春で終了なのです。

  しかも、終了日は5/6とか?完全に「葬式鉄」ネライ!!

  セコサ丸見え。・

  

  コロナウィルス再拡散したら、JR北海道は責任を取ってくれるのか?

 

  ただ地域のネットワークを考えるなら、医療大学の北17km先の月形までは残して欲しかったと

 思いますね。電化してくれとは言いませんが、ここは岩見沢からのバス便もあるので。

 

 ま、医療大学で電化をやめてしまったあたりで、学園都市線の南北の運命は、

 決まってしまったはありますね。

 かつての、関東鉄道・常総線水海道駅の南北格差のように・・・

 今は、つくばEx開通後はどこで客足が、常総線内、南と北に分かれますか?

 よくわからないので「下妻駅」午前の時刻表を挙げておきます。

 

 

***常総線下妻駅時刻表

左赤枠下館方面行き右青枠水海道・取手方面、<青字は快速>

 

*左:●下妻始発

*右:●同上、行先表示のないもの:水海道行、守:守谷行、取:取手行

 

長々お付き合いくださいましてありがとうございました。

 

こんなの2-3日かければ終わるという予想も、またまた、あれも、これもが出てしまい

長くかかってしまいました。

 

*どこで追い越しが?という主眼で始めたこの話も「全国特急街道」と化してしまった

  今ではあまり役には立たないかもしれません。

*役に立つことがあるとしたら、

 ①支線区で長時間停車している駅があったら、対抗列車待ち合わせを意味することが

   多いはずで、そこは、その線区の基幹駅であること

 ②羽越線のごとき、単ー複線が繰り返される線区では、単線、複線の境目が

   ある程度分かるかもしれない。

 

古い時刻表では

 こんな小駅でも待避線を持っていたのか?といった意外な発見につながるかもしれない

 

 ということでしょうか?

 

 

豊沼駅が2面3線だった頃のオハナシ:コメントに代えて/<39-10時刻表>復刻版を引用 了

  ヤーつと終わった・・・

 

 カラスのクンセイ 拝