出典は「平成10年2月2日」の郵便番号簿なので、現在の地名、行政区域と異なる場合がある
かもしれません(可能な限り現在の住所を加えるようにしましたが)。
ご了解の上挑戦してみてください。
また、久々の難読地名問題+初の関西圏地名です。
「関西地名」とゆーのが、意外と曲者です。
今の大阪府/京都府/奈良県に「やまと言葉」が定着したのが3世紀頃、
当時の「大和朝廷の御威光が安定して届く範囲」だそーで、
一方、漢字の伝来は3世紀中葉と言われています。おそらく、552年、仏教と一緒にやってきたのではないか
とする説が有力です。
ですから、その3地方については、元々すでに「やまとことば」としての地名ができあがっていて、
その発音??に近い??漢字があてられたことと思われます。
つまり、江戸期のごく末期から明治初期に「北海道で行われた・・・アイヌ語地名に
無理やり漢字をあてた」・・・と同様のことが、やまと言葉と漢語の間で行われました・・・
いやいや、ちょっと、まってくださいよ・・・
近畿3地方の漢字への置き換えは、なるべく、元々のやまと言葉の地名の意味が
損なわれないように、漢字を吟味して行われたはずです。
少なくとも朝鮮半島の国々と日本は3世紀後半まで、ゆっくり話せば、お互い言葉を理解しあえる間柄だった
ようです。ですから、古くからあったやまと言葉になるべく近い意味の文字をさがしたはず・・・とゆーのが、
上の段で私が申し上げたかったことです。
一方、北海道の場合の漢字での地名命名法では、アイヌ語から漢字変換?される過程は、御存知の諸賢も
多いかと存じますが、
「たとえば・札幌」・・・サリ・ホロ・ペツ または サト・ホロ・ペッ・・・は乾いた地平に流れる
大河 または 乾季に流量が減る川(ほか多数諸説あります)のアイヌ語発音に近い文字を持ってきた
だけで、言葉の置き換えに「アイヌーやまと」といった「モジモジ間」の文化交流は一切ありません。
それであれば、むしろ、空知地方の、「オタ・ウシ・ナイ=砂浜・についている・川」を意訳した「砂川市」、
アイヌ名をちゃっかりチョーダイしてしまったオトナリの「歌志内市」のほうが文化的には機械的当て字では
なく、ほほえましくていいなーと思います。
大和ことば⇔漢語、アイヌ語⇒大和言葉、言葉の置き換えの違いの結果が、後世これほど大きな大きな
違いになったのかと少し驚きです。なにせ、北海道の中では、「釧路町の字アザナ」が最難関レベル(と私は
思いますが)ですが(#)、残念なことに、すでに集落がなくなっていて、どうしてそのような字をあてて良しと
したのかわからなくなってしまった市街地があるそうです。
これは、アイヌ語は、文字がない文化であることと無縁ではないように思います(必要なことは、「口伝」
として子々孫々語り継がれていきます。もし、アザナ名命名の記録が残っていたらと残念です・・・
また、個人的には、私は、漢字のあてはめ、置き換えは好きではありませんが、どーしてその字を
使ったのか?その発想はしりたいな?とは思います。
ところで、「仏教伝来の年」は「日本歴あるいは皇紀1212年」に当たるため、戦前教育では、
「仏教はイチニイチニ1212と百済より」という語呂合わせがあったそうです。
上記#の釧路町(釧路市とは別の自治体です)の困ったちゃんたち
・分遺瀬 わかちゃらせ ・嬰寄別 あっちょろべつ
・浦雲泊 ぽんとまり ・重蘭窮 ちぷらんけうし
・冬窓床 ぶいま
※ご覧の商品はほんの一例でございます
実はここまでが前振りで・・・「なにー、やっちまったよー・・・」
次からが、皆様にお考えいただく地名であります。
①伊勢市佐八町 ●
②-1上野市(現・伊賀市)治田 ▲
②-2上野市枅川 ◆
②-3上野市生琉里 *
②-4上野市喰代 *
③-1松阪市白粉町 ■
③-2松阪市駅部田町 ■
③-3松阪市岩内町、④-1多気郡明和町岩内町(異なる土地ですが読みは同じです) ●
④-2多気郡多気町兄国 ■
④-3多気郡多気町相可 ●
④-4多気郡多気町相鹿瀬 ●
⑬度会郡度会町鮑川 */●
⑨一志郡香良洲町(2006年津市に合併) *
末尾の印は、2014.4.24,難読<青森県>補遺、ア、ほい
http://ameblo.jp/teinahoshi/entry-11827903494.html
に一部倣たもので
◇:本来の読みだが、字になじみがないため難読になってしまった
◆:「訓読み」がないので「音読み」から、ふさわしい「訓読み」を考えてみたものの
肝心の「読み」が漢和辞典国語辞典に載っていないので迷ってしまう
#字の脱落や調子を整えるために、余分な一文字の読みを加えたら
俄然読みが難しくなった。
●旧仮名遣いを現代発音化、または音便によって読みが複雑化
■慣例的に古来より使われてきていたが、「死語」となり、難読化したと思われるもの。
▲2-3文字の地名で「セット」で意味を成す地名
*上記の分類に分けられぬ「本来」の難読地名
そのほか気づいたことですが、
<鍛冶町>が多いのは武士の町が多かったのが特徴だからでしょうか?3市とも江戸期は城下町でした。
上野市(現・伊賀市)、 桑名市 鳥羽市
大変、本文が短い屁理屈めいたお話になり申し訳ありません。
私にやる気があれば、お答えは、翌日の今頃、皆様お知らせしたいと思います。
今回も私の好き勝手におつきあいくださいましてありがとう存じました。
カラスのクンセイ 拝