うっ都ー市ー伝説の1(ワン) | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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残り少ない余生をテキトーにいきていくブログ
◇監修 左上野 老鶴 ◇GM 経田野 横鋤 ◇照明 当代元 蔵志
☆余生を送っている人間が書いている記事ですので、恐縮ですが
 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

―戌イヌの日(*)って知ってる?

     (*)十二支の「戌」に当たる「日」

――なんだよいきなり、安産に関係してるってあれか?

―そーそー!!

――おれたち、「野郎」には関係ないだろう!!

―いやところがドーシテ!!

 その戌の日にね・・・

――チョトまて!!

   何を企んでる?俺を使って、ドーユー与太を広めよーとしてるんだ??

ーべーつにー・・・

ーー目が泳いでいるぞ!!

ーいや、それは深読みだ。

ーーヂャ、なんだ?

 

今年の4月から、警視庁で希望者に子犬を配ることになった。

ーー何ッ?!?!

ーそれが戌の日にやるらしーのだ。

ーー俺が知りたいのはそんなことでは・・・

ーまー待てよ。まず、配る犬の数はその時々によって違う・・・したがってもらえる先着何名様もその時々で

  違う・・・犬種はバラバラ、でも原則、生後5-6か月までの子犬で警察犬を目指した指導は受けているので

  自宅にそのまま連れて帰って行っても、子供にでも扱えるそうだ・・・。

ーー警察犬の指導受けた犬がドーシテ一般の世の中に出て来んだよ?

   おかしーぢゃねーか?しかも犬種はバラバラ、料金はただでございます・・・・!!!

   そーか!!!警察犬試験に何度も落っこった連中か?

ー当ったり―!!

 

ーーでも、そいつらだって災害救助犬とか、まだ使いよーがあるだろー??

ーそこがね・・・ここだけの話だよ・・・最近、警視庁で、過去に「警視総監賞」を何度も取った

  警察犬から細胞を採取してきて、培養して、一頭の同じ犬を沢山育てたら・・・

  優秀な犬がタイリョー生産できるんぢゃないかってイー出したヤツがいるらしー・・・

――何でそンなことお前が知ってんの?

 

ーそれで、・・・えーと、なんていったかなー、その培養方法・・・

ーーカンペキ、スルーかよ!!

ー・・・あ、PATS細胞とかいうのを取ってきて作るらしいんだけど、100%うまくいくとは限らない。

   それから、災害救助犬も、今までは狭いところに入っていけるように、メインに小型犬種を使って

   増やしていたんだけど、こいつらはいざとなったら大火事の現場なんかでは足がすくむらしい。

    だから<警視庁+T大>で「ミニチュア・ジャーマン・シェパート」とか「小型でも、勇気リンリン」とか

   いうのも作っているらしいよ。

   でもこいつらも100%うまくいくとは限らない。

    そのうち、警察の、飼育舎やら、実験室から犬があふれてきた。そこで・・・

ーー外にお分けしましょー、ということになった・・・

ーそー。だけど、問題はその子たちの寿命さ!!

 

ーーえ??

ーだって、そーでしょ?いろんなソーサして「作られたどーぶつ」だもの、それもここ2-3年の話でね。

  遺伝子ソーサした哺乳動物はおーかた、オリジナルどーぶつより短命だよね。

  配るんだったら10年は待ってほしいね。それまで生きているかドーカ。

 10年の生存率出してからだっていいよね。

ーーそんなの、一般人に配るなんて立派な犯罪ぢゃないか!!

ーそーだよ、だから、架空のNPO法人<***>の職員とユーのをでっちあげて配っている。

  ご丁寧に、そこのTシャツまで作って着ているんだ。

  なんかあったら我々のところにご連絡をください・・・とか言いながら手渡しするのさ。

 

ーーひでー話だけど、さっきも聞いたけど、何で詳しいんだ?

ーあ、オレ、去年の10月から警視庁勤務になったんだ。

  あれ?お前に、挨拶状行ってなかったっけ?

 

  うっ都ー市ー伝説の1(ワン)  了

 

 お読みいただきました内容の、以上でも以下でもない800話です。

 例によって最後までお読み頂きました方、深く御礼申し上げます。

 

  カラスのクンセイ 拝