戊)営業キロに見る笑劇の結末
この前から、あることないこと、日高線だ、
留萌線だとやっている、フロクです。
今回でこのシリーズはホントーに最終回です・・・
おい、そーなのか?ほんとか?ごにょごにょ・・・(ソーダンチュー)・・・
あと1回くらい、つづけるかも・・・
鉄道にお詳しい方であれば、
ま札幌ー網走間に「特急・オホーツク」なる鈍足特急が走っているのを
ごぞんじでしょう。
しかし、それほど、ノローツク/オソーツクと言われるほど悲惨なジョーキョー
でもありません。表定速度70km/hrほどですからね。
また、廃線になりましたが、北見ー池田間に鉄道(*)があったと記憶されておられる方も
まだまだたくさんおいででしょう。
(*) 網走本線⇒池北線⇒第3せくたー・ふるさと銀河線(ここで廃止)
さて、北海道に「振り子気動車」なるものが登場した後も、オホーツクは、
牛車のごとく、あるいは、マンボウのごとく・・・
のたりと石北の山々を行くものですから
しびれを切らせてしまったのか??
かの、ちょめーな「川島令三先生」をして、
札幌から北見にお越しの時は
石北線より、
札幌ー(石勝・根室線)-イケダー(ふるさと銀河線)-北見
と乗り継いだほうが、よろしくなくないかい?と
ご提案された時代もありました。
しかし、いくら、石勝廻りの勾配が緩いとはいえ、
札幌ー北見間の話
函館線+石北線:136.8+184.7(km)=321.5
石勝線+ふるさと銀河:244.4+140.0(km)=384.4km
と、出だしの距離からして60kmの差がありました。
当時、札幌ー池田の最速・スーパーおおぞらは
2時間39分の所要時間(130km/hr運転)で、この区間の
表定速度は、実に92.2km/hrなのでありました。
一方、オホーツクの最速札幌・北見便は
4時間19分で表定速度は74.5km/hr・・・
すると、さすが、スーパーおおぞらがすっ飛ばしてきたと
申しましても、札幌ー北見間をオホーツクより早く走破するためには
銀河線を1時間40分以内で走り抜けなければなりません。
これは表定速度84.0km/hrで容易な線路改良あるいは高速車輛導入で
解決できる問題ではなさそうです・・・
銀河線廃止でいつの間にかこの話は立ち消えになってしまいました。
しかしこの話題提供は、北海道にとって大変大事な話題提供で
ありまして!!あと10年早くこのお話が出ていなかったかなー
と悔やまれてなりません。
ドーユーことかと申しますと・・・
<号外③の4000字からおもらしした分>いただいていた<号外①>へのコメントのご返信x2通
http://ameblo.jp/teinahoshi/page-6.html 2015.8.4
のくりかえしになりますが、
(以下、その日の記事の抜書きです)
**********************************
私が長大4線(名寄・羽幌・天北・池北線)の中で一番切ってはいけないと思っていたのが、
羽幌線なのです。
廃止と聞いた時は、長期的展望を何も考えていないと思いました。
理由は以下です。
◆羽幌線と接続している、営業距離が短い留萌線は、過疎とバスとの
競争に負けて廃線になるかもしれない・・・羽幌線があればまだ使い勝手が
あったのに・・・
◆深川でのスイッチバックといった不利な状況があるものの
札幌ー稚内間の場合、
函館線+宗谷線より函館ー留萌ー羽幌線経由のほうが約40km短いのです
そして、羽幌から天売・焼尻へといった観光も期待できます。
こんないい条件だったのに・・・
①札幌ー(函館線:136.8km)ー旭川ー(宗谷線:259.4km)ー稚内:計396.2km
②札幌ー(函館線:1.9km)ー桑園ー(札沼線:111.4km)ー石狩沼田ー(留萌線:35.7km)ー
留萌ー(羽幌線:141.1km)-幌延ー(宗谷線:60km)-稚内:計350.1km
あるいは
③ 札幌ー(函館線:106.6km)-深川ー(留萌線:50.1km)ー(羽幌線:141.1km)-幌延ー
(宗谷線:60km)-稚内:計357.8km
※札沼線の新十津川ー沼田の廃線は昭和47,1972年ですし、設計速度は65km/hrで
事実上宗谷線の代替にはなりませんし、
本格的に丙線規格の羽幌線に宗谷線並の速度の列車を走らせようとするのであれば
相応の出費を覚悟しなければならないのは、ゆーまでもありません。
①は唯一「現役」の<札幌・稚内間コース>として機能しているルートであります。
所要時間は5時間5分(下り特急スーパー宗谷1号(表定速度350.1km/5時間5分=68.9km/hr)
以下 略しますが・・・
*******:*****:::****
では、それに対抗すべき③ルート<札幌ー留萌ー羽幌ー豊富ー稚内>
を使って所要時間を大まかに計算してみましょう」
札幌ー深川+幌延ー稚内は現在の下り特急S宗谷1号の所要時間を
深川ー幌延は「今は亡き・急行はぼろ」の所要時間を利用して
札幌ー稚内間がどれほどの旅程なのかを「モーソー」いたします
*宗谷1号が走る線区の所要時間の計算に「宗谷1号」そのものを
使うのはドーモ・・・とお考えの方・・・今は一般型気動車でも、特急型と
同等の「キハ201系」がありますので問題はないと考えました。
◆下り特急S宗谷1号
札幌ー深川=106.6km/1時間7分=95.5km/hr,
幌延ー稚内=60km/1時間7分=53.7km/hr
両区間・計=166.6km/2時間14分=74.6km/hr
◆急行・はぼろ
深川ー幌延:191.2km/3時間54分=49.0km/hr
◎全区間合計:357.8km/6時間8分=58.3km/hr
2015.4月現在の時刻表・下り:札幌⇒稚内
S・宗谷1号 5時間5分
サロベツ 5時間40分
S・宗谷 5時間7分
以上3本の特急列車
運賃7140+(通常期特急+普通座席指定:3030)=10170
急行はぼろが稚内迄行っていたとしたら
運賃7140+急行料金1260+指定料金300=8700
*所要時間が0.5-1時間短い特急、料金が¥1400安い急行
あなたはどちらを選択されますか?
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戊’)急行・はぼろの件
とはいえ "Rail Art"様の記録によりますと、「はぼろ」の所要時間は時代が
下るにつれ、停車駅も増えてまいりまして、時間がかかるようになります。
列車編成昭和57.11号:大雪2/3号(網走)+紋別(遠軽)+はぼろ(幌延)
<<下り[①指②自③自・④自][⑤自⑥自⑦自⑧G⑨指][⑩指⑪自⑫自⑬自]
①-④:はぼろ、④は付属編成で札幌ー留萌間
私が社会人になった時はすでに「2輌・指定なし」にに減車になっておりました。
車輛は<キハ56+27>と2台エンジンと1台エンジン車が1台ずつ組むのが常でした。
⑤-⑨はコンピュータ・マルスの影響で「大雪*号」にまとめられました味も素っ気もない
列車にまってしまいましたが、もともと「オホーツク」という由緒正しき名門急行
3階建て列車とはいえ「13輌連結」は壮観で、大雪には「グリーン車」がついておりました。
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◆停車駅ご案内
1964.5⇒少なくとも'65.8まで
幌延06:35ー天塩06:58ー遠別07:18/07:19ー初山別07:52ー築別08:10/8:12ー羽幌0820/08:20ー
-苫前08:30ー小平オビラ09:17ー留萌09:28ー・・・-札幌12:18
*後年停車駅にオビラー羽幌間の古丹別、鬼鹿、初山別の隣・豊美先が加わりますが
上記時刻表で
上り5時間43分(52.1km/hr)、下り5時間39分(52.7km/hr)
Rail Art様
http://blog.livedoor.jp/railart/archives/3522899.html
1986.9:築別に停車しなくなりました(昭和47/1972.3-)、
幌延06:11 - 天塩 06:31 - 遠別 06:52 - 天塩金浦 06:58 - 歌越 07:04 - 共成 07:09 -
ー手塩大沢07:14 ー豊岬07:18 - 初山別07:52 - 手塩栄 07:39 - 手塩有明 07:45 -
- 羽幌 07:59 / 8:46 (47分停車) - 苫前 08:55 - 古丹別 09:05 - 鬼鹿0 9:24 - 小平 09:43
- 留萌 09:54 着 スイッチバックー留萌 09:56 発 - 石狩沼田 10:34 - 深川 10;54 着
-スイッチバック深川 11:05 発 - 滝川 11:08 - 砂川 11:23
- 美唄 11:45 - 岩見沢 12:00 - 札幌 12:34 着
上り6時間23分(46.7km/hr-)-5時間36分(羽幌の46分停車を引いてみました,53.0km/hr)
ウィキペおたく百科事典様
http://seesaawiki.jp/w/emiliano/d/%b5%de%b9%d4%a4%cf%a4%dc%a4%ed
さらに最終となりますと、上りの幌延ー羽幌は普通列車となります。
なお、函館線上は、急行列車としてはポピュラーな
深川ーモセウシー滝川ー砂川ー美唄ー岩見沢ー札幌と停車しておりました。
で、留萌09:34ー深川10:27ー妹背牛モセウシ10:53ー岩見沢11:43ー札幌12:18
留萌ー深川 56.7km/hr 深川ー札幌 57.6km/hr
再びRAil Art 様
http://blog.livedoor.jp/railart/archives/3522899.html
まとめ
札幌ー稚内間の輸送路について屁理屈をこねてみました。
①留萌線+すでに廃止されている羽幌線を利用したほうが
函館線*宗谷線を走行するより、距離は357.8km VS
396.2kmと90.3%程度であることがわかりました。
②羽幌線経由のほうが・・・
1)宗谷線経由に比べさしたる都邑がないため短編成車
あるいは16-18m車を走らせるべきかと思われました。
2)しかし、天売・焼尻など観光資源にも恵まれているため、
伊豆急のリソート21のような座席配置に工夫を持たせた
車輛を作るべきであり、車体は塩害対策を施すべきかと
考えます。
3)宗谷線経由に対抗するために、留萌線山間部・峠下近辺の
曲線勾配緩和、羽幌線・力昼リキビル(留萌起点33km)付近の勾配
緩和工事を提案いたします。
③軽量・大馬力エンジン車の導入でS/宗谷とそん色ない所要時間で
札幌ー稚内を走破可能な「快速列車」を設定できるものと思われます。
最後になりますが、収支が悪かったから羽幌線は切られたのでしょうけれど、
長大4線はドースル?と迷ったトキに、いろいろ工夫のシヨウがあったのに、
ジュウネンイチジツノゴトク
廃止か、第3セク化か、バス化か、
この線区に限らず、その3案しか出てこない発想の貧困さがとても悲しいです。
また、いーかげんな話におつきあいくださいましてありがとうございました。
今回、やっぱり最終回にするのやめました。
<号外の外>
営業キロに見る笑劇の結末 / 留萌線生かすのに羽幌線つぶす人どこにいますか?
了