好景気を呼んだ「新函館到達効果」を目の当たりにして、北海道の弱小企業までが、無理をして
JR北海道に寄付したため、予定外の速さで工期が短縮。竣工工期の予定、2035年までの10年を
残したところで、未開業区間は「倶知安ー札幌間70kmのみ」のところまで迫っていました。
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ー陸自北部方面総監部、副幕僚室。
今日はボスのS北部方面隊本部長が会議で東京出張。
それをいいことに、副本部長のカラス准将は「鉄道ピ◎クト◇リア△ル誌」の上に突っ伏して、
コーヒー混じりのよだれを誌上に垂れ流してヒルネをむさぼっておりました。
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陸上自衛隊北部方面隊組織図
陸自北部方面隊(札幌)
本部長:S陸将ー副本部長:カラス准将
第2師団(旭川)
第7師団(東千歳)
第5旅団(帯広)
第11旅団(札幌):I旅団長(准将)
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そこに突然、陸自第11旅団(札幌)I 旅団長[准将]がノックもなしに闖入。
「副本部長。おきてください。向かいのL国が、三軍を以って侵攻してきました。」
「山口(県)のほうが近いのに、そちらに寄らず、直接うちに来たというのですね?」
「はい。」
そこまで話をしている間に、副本部長の老眼鏡のフレームのあとが頬にしっかりついているのに
気づいた11旅団長は思わず噴き出しそうになった。
「なにかおかしいことでも?(くそ、ヒルネばれたよなーいきなり起きてくださいだからね)」・・・
いまさらナニを言ってるんだい!!
「イエ、なにも」
「空自と、海自は出たんでしょ、トーゼン。」
「えー。空自は北部航空方面隊司令部、三沢の第3航空団(第3,8飛行隊のF2戦闘機全40機)、
千歳の第2航空団(201,203飛行隊のこちらも)、F-38の4飛行隊全機、海自は・・」
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註)1飛行隊=戦闘機の場合20機で1コ隊。2飛行隊、まれに1飛行隊+1補給廠で1航空団
F-38は御面倒でも最後の説明をご覧ください。
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「ちょっと、途中ですいませんけれど、その情報はどこから、何時頃、どなたから入手されました?
・・・それよか、どーして予備機とって置かんかな・・・。
それ以前に、事実関係をはっきりさせるために、いくつかシツモンさせてください。
①貴官は、<三軍を以って>と仰せでしたが、空軍・海軍はともかく、陸軍を伴っていたという
事実はどこに根拠があるのですか?」
「陸軍の随伴の有無でそんなに意味が違いましょうか?」
「それは、コークーキ、カンテー部隊の規模にもよりますが、陸軍をつれていなければ、
強行偵察あるいは威嚇ということでもいいと思います。」
「なるほど・・・」
「②ところで:もう一つ、侵攻という言葉をお使いでしたが、センソーをしかけてきたと断言された理由は
なぜですか?宣戦布告でもありましたですか?
そして、情報自体は正確ですね?もちろん・・・。いくらムボーなお国柄でも「先制攻撃権はいかなる
国もこれを持ち合わせない」といった国連のお約束を守っていただかなくては・・・・・
今しがたは、途中で話の腰を折って、申し訳ありませんでした。
③もう一度、こちらから、どこにどんな部隊が向かったのですか?
一通りすべてお教え願えませんか?
④そして、旅団長殿は、陸自からは後詰めの兵力をださなければならないので、私が陸自の分の
戦闘序列を決めて下命しろといいにおいでになったのか、
北海道が臨戦場になる可能性があるので、全軍であたれるようにと、私が自衛隊3軍のプランニングを
せよとおいでになったのか?どちらですか?
・・・・しかし、私が、海自と空自に命令を出すのは越権行為でしょうね。
北部方面隊の陸自の人員・車輌を日本海側に集めたいので上空援護をよろしく、くらいは
航空部隊にお願いするのはかまわないかもしれませんが。」
「①’とりあえず、哨戒機を、佐世保米軍基地(海軍・長崎)から米軍機3機と、岩国基地(山口)から
航空自衛隊機3機ずつ飛ばしてみたところ、L国の航空機部隊は、戦闘機100機程度、爆撃機50機
程度、船舶はイージスと思しき艦艇8000-10000 tonクラスx10隻はいた、と6機から 類似の報告が
あったようです。内2機からは、これは首都圏を押さえるか、北海道を取るための陽動作戦かも
しれないといってきたそうです。」
「ほー。それはまたどーして。」
「そこまでは、詳しくつかんでおりません。なんせ、その情報をくれた内の一機が未帰還機に
なっております。
②’未帰還機は、相手国に何らかの手段で落とされたに違いないと思われます。そーいったことから、
相手は(戦争を)やる気になっていると解釈しました。」
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註)岩国(航空)基地
20世紀後半に至って、米軍にとって、かなり重要性は落ちていました。
しかし、米軍基地が2022年普天間基地の代替に極東最大の航空機動艦隊基地としたため、
日本の自衛隊もお付き合い上、1個戦闘機隊[20機]を常駐させるに至りました。
陽動作戦
自軍の真の目的を隠し、敵の判断を誤らせるために、わざと今後自軍で採りそうな関連性の
ある行動を、違う場面、違う時間などで行って、敵の注意をそちらの方向に向けさせること。
手品/イリュージョンの「ミスディレクション」に近いかもしれません。
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「わが国のお偉いさん達は、<その戦爆連合日本接近+対潜哨戒機撃墜?>を元にして、
それが陽動作戦だと言っているわけですか。
ちょっと根拠としては弱いですねー。
逆手にとって、「本気」という手もありますねー。
陽動作戦にしろ、北日本を黙らせるにしては、戦爆機の機数も、艦艇数も少ない。陸軍も艦艇100では、
兵員数は大した乗せられません。橋頭保すら作れんでしょう。
航空機は戦闘機500以上、爆撃機300以上ないときびしーでしょー。
作戦自体の立案が、どーも不透明な気がするのです。
逆説的ですが「陽動作戦」も本気を出しているとは思えない部分もありますでしょ?
陽動作戦だったら、対潜ばかりではなく、どうして佐世保や、岩国の部隊をやっつけ
なかったか?
それが、攻撃本隊で、戦って無駄な損耗を避けたかったとも取れます。
これは、まー、陽動作戦だと「相手が仰せであれば」そーなりますか?」
「ぢゃ、他から考えて、敵の作戦で一番一体何が考えられますか??」
「あ、旅団長殿、お気に触りましたらお許しください。
本気部隊ですと、たとえば、北日本をせめても、日本の残った基地の全力を挙げれば
相手国をギブアップさせることができると思ったものですからね。
それで、なにか、相手側にもう一枚「札」を持たせたいわけですよ。
私の疑問の穴を埋めてくれる・・・
と、ゆーことでですねー、
一番簡単に私たちに降伏を促そうとするのであれば、先ほどの<戦爆連合の150機で
原発いってまうでー>とやるのが、手っ取り早いのではありませんか?
540万北海道民も人質にとっているわけですかた
<あんたがた、おれたちをあんまりなめてかかると[泊原発]いってまうで>というブラフだか、
本気だかどーだか・・・・
<北電、東北電の原発を全部ヤラレタ>といえば、宣戦布告・・・とまではいかないまでも、
相手を攻撃してもUN(国連)は自衛戦争と認めてくれましょう。
あー、旅団長殿、そんなにあわててもショーがありません。いまさら、こちらでどんな対応策を
とったところで間に合いっこありません。
それだけの航空部隊に来られれば、日本の国土を焦土にすることはできないかもしれませんが、
東北以北と新潟位は放射能で生活できなくさせることができるかもしれません。
泊(北海道)、東通(青森)、女川(宮城)、福島第2、第3(第1は2011年の事故で廃炉、福島)、
柏崎・巻(新潟)なんてのがありますが・・・
無理なんですよ、原発にトラブルが発生した場合、日本の自衛隊3軍を合わせても、事故原発と
周辺地域を隔離することは・・・
原発にトラブルが発生した場合、ロシアでは、チェルノブイリ以来、マニュアルに10kmにつき国防軍
(現・連邦軍)1個師団(約1.2万人)を配置して、付近の住民を締め出し、再び入れないこととなって
いますが、北海道から新潟まで500km以上あります。
甲装備(一番装備が優良)の陸自師団で8100人ですので、甘く見積もっても50個師団必要なんです。」
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註)この2025年は今の陸自の配置とそう変わらないでしょう。
としたら、陸自師団x9、旅団x6で15.5万(海自:4.2万人)、空自(4.6万人)、3軍の計 24.3万人
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「もし、他に狙いがあるとすれば、北日本の原発に攻撃を北から仕掛けるように見せかける。
そこで、(関東以北の)自衛隊を北方に釣り上げておいて、新潟(平野)に水陸両用師団1-2個と、
前橋・東京あたりに落下傘師団3-4個を降らせて、
首都占領に持っていこうとしているようですから。
陽動作戦とやらにはのったふりをしましょう。
そーでないと相手の次の動きが分かりません。
でも全面的にのるのは駄目です。
現在進行中の相手方の作戦が主要作戦だった場合、こちら側には
次に打つ手も主攻兵力ももうありませんからね。」
「副本部長。
国連安保理と安全保障条約が発動できよう首相に御連絡を。
そして、集団自衛権の発動を・・・」
「旅団長殿!!
前の二つはとっくに連絡済みです。
それから安保も集団自衛権も、アメリカの若者が来てくれるんですよ。
反対の立場なら如何ですか?
どことも知れないお国のために傷つくのは、政府高官や我々ではなく
将来ある若者なのです。
我々の立場からでさえ、とても強制できる簡単なコトではないとお思いに
なりませんか?!
法律だからと言って、安易に振り回さないように!
もちろん航空特攻隊長を首相や防衛大臣が率先しておやり頂けるというのであれば、
集団自衛権という法律は、私には公平な法律かなと思えてきますが、その時になれば
私は歩兵科出身ですから地雷を抱えて相手戦車に突っ込まなくてはならないでしょーねえー。」
「作戦を、マジメにたてましょう。
とりあえず
①相手の陽動作戦に乗ったふりをする部隊
②相手の主攻撃部隊に対抗するこちら側の主力部隊
③予備兵力
と大雑把に分けてみましょう。
で、もし、今来攻しているのが情報通り①としましょう。
どーせ大した役回りをするわけではないので、沿岸要塞だけで
何とかしてもらいましょう。
もし、今来攻しているのが②としましょう。
すでに当方の航空勢力は飛び出して行っちゃったわけですから
陸自と海自だけで戦わなければなりません。
原発を守るのに他に部隊が足りないのがばれてしまいますし・・・
そこで、高射砲、戦車、自走砲などを使いましょう。
相手はステルス機でくるようですが、100機単位ともなれば
さすがにレーダーで捕捉できます。
それで、相手は、海面すれすれに飛んでくる・・・
そーなると、もー、「時代物」と思われていた高射砲が役に立つわけです。
コーシャホーがない?
そりゃありませんよ。代用品を使うのです。
74式戦車改120mm自走砲や99式155mm榴弾砲は仰角45度の間接射撃より
仰角5-10度の直接射撃の方がいいでしょう。
いずれも30kmは飛ぶわけですから。
ところが、マッハ1(340m/sec=1224km/hr)でも30kmの距離は1分半で来てしまいます。
ですから、全門連射しないと・・・でも打ち勝てば道は開けます。
あとは、ガソリン代が高い!!181円/L?.こんな値段に誰がしたんです?
イラク?サウジ?首相が足元を見られただけではないのですか?
例の「味のみくそ」とかいうえーきょーですか?
ここで、我々が何とか食い止めるまねごとをしましょう。
え?ですからまねごとですって!
さきほどの対潜哨戒機ですが、L国の200カイリ内にはいってないかどうか確認してありますか?
いーです、自分が電話します。
ーー岩国ですか?北部方面本部のカラスです。
さきほどオタクの対潜がやられたって伺ったんですが、相手国の領海侵犯ということはないんですね?
とりあえず東千歳の第七師団を呼びましょう。
そして、帯広の第五旅団と旭川の第7師団には半分ずつ来てもらいましょう。
96式装輪装甲車と戦車隊(旭川は74式戦車改自走砲の3個中隊、帯広は同じく1個中隊半)を
先発させ普通科連隊も半分ずつ来てもらいます。
それでも耐えいなければ73式装軌装甲車と」
「慎重でいらっしゃいますね」
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註)欧州、ロシアでは2000年初頭、突然機甲部隊の様変わりが始まります。
お互い競争して作っていた戦車を突然作らなくなりました。
ロシアの詳しい情勢はわかりませんが、ワルシャワ条約機構の戦車大国、ロシアに対抗すべく
ドイツは1990年頃には戦車の保有台数は常に5000輌を越えていました。ところが2100年に入り急速に
台数を減じ、2012年には320輌へと日本の740輌より少なくなってしまいました
イギリスは、1600から230輌程度と戦車はもはや、戦争抑止力ではなくなってしまったようなので、
それなら、作るのやーめた!という国が出てくるのも、時間の問題だろうと言われています。
そして、機動力が高い装甲車へと各国の関心は移っていくようにも見えます。
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「そりゃ、飛行隊は4ツともスクランブルで出て行ってしまいましたんでしょ?制空権はないと
同じですもの、半分ずつ出しますよ。
第五(札幌の旅団)の移動は小樽廻りで鉄道を使います。
第七(東千歳の機甲師団)は・・・
第二はずーっと函館線を使います。倶知安で新幹線に乗り換えるようにしてください。
渡島半島の守りについてもらいましょう。」
「副本部長。」
「はい。」
「岩見沢から追分経由で苫小牧・室蘭方面に出てはいかがでしょーか?」
「旅団長殿。その路線は、不採算路線で2018(平成30年)で廃止されています。
もう少し郷土の地理をおベンキョーしてください。
第11(帯広の旅団)は石勝線ー千歳・室蘭線で長万部まで出てきてもらいましょう。」
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<図-1>すでに室蘭本線の岩見沢ー沼の端間が、不採算の線のため
廃止されてから二人の会話の時点で7年経過しておりました。
岩見沢ー沼の端の「運炭鉄道」としての活躍が余りにも華やかであったため、
室蘭線の方が千歳線より30年も早く開業している重要路線である点や、
函館線が使えなくなった時のための、札幌を経由しない、函館方面と旭川方面の
バイパス路だという目的はすっかり忘れ去られているようです。
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「副本部長。一つ教えていただいていいですか?」
「なんでしょう?」
「先ほどのお話では、帯広から出てきても、列車を追分から南下させて苫小牧に行かせる
路線はもうないということになるのでしたねー。」
「そのとーりです。」
「で、南千歳に出てしまうわけで・・・」
「はい。」
「しかし、ここは、線路が、札幌向きにしかついていないはずですので、列車がここから南下するには
編成ごとスイッチバックってんでしょーか、反対向きに走らせなきゃなりません。
機関車の付け替えの時間ももったいないのもさることながら、ここは、函館行き特急やら、石勝線方面、
千歳空港方面列車もあり、民需にも長時間の停車は悪影響が出るような気がしますが。」
「おー、全くそのトーリです。ですからここは通過させちゃいます。」
「?」
「次の千歳駅は、南千歳と同じ2面4線と構内配線はよくにています。
ただ違うのは、中線を使う列車は、一部の特急退避列車と、ここが終着で札幌方面に折り返す電車、
日中約15-25分に1本と、夕張方面に行くディーゼルカー、一日6本、があるだけで、
南千歳のように到着列車のほとんどが、何らかの形で分単位後に連絡列車がある、
といった神経質な時刻表になっていませんので、その重圧間の軽さは南千歳の比では
ありません。
そして列車が着いたら、駅南方に機関車を待機させておいて連結。
今までの機関車は切り離しで編成逆転というわけです。
さらに、今まで使ってきていた機関車は、
千歳で点検と燃料補充を行い、次に石勝線で来た列車の先頭に立つといった具合に・・・
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<図ー2> 上:千歳駅、下:南千歳駅
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機関車は、JR貨物さんと交渉して、DH300の全機貸し出してもらいましょう。」
「あのー・・・」
「ハイハイ。DH300機関車に関するご質問ですね?
昭和50年代60年代(1975-1990年代)と客貨とも、重量高速ディーゼル牽引機はDD51という機関車の
重連作業でした。時代が下って、特に電車、ディーゼルカーが120-130km/hrで走るようになると
DD51の最高速の95km/hrはダイヤを編成するうえで足手まといになっています。
そこで、新世代ディーゼル機関車として登場してきたのが、平成4(1992)年就役のDF200形です。
約半世紀ぶりに登場した本線用電気式ディーゼル機関車です。
⑫シリンダディーゼルエンジンを2個積んで、320KWx6のモーターを回してこれが最終的動力源です。
結果的に、JR貨物社内ばかりではなくあらゆる方面から、賛辞を浴びました。
それで気を良くした、JR貨物が重量貨物用に作った拡大版ディーゼル機関車がDH300なわけです。
平成29(2017)年からロールアウトされている機関車です。
2車体型で軸配置は、B-1-B+B-1+B。それぞれに、駆動機関は「コマツの16気筒エンジン、2台の
発電機、主電動機はかご形三相誘導電動機FMT140形(440kw)を4基搭載します。
1個のインバータで1個の主電動機を制御する1C1M方式の個別制御システムなのは、先代のDF200と
同じです。
動輪周までの定格出力ロスもDF200と同様で、したがって、出力は440kwx8=3520kw
DF200の1.8倍(対数表示で1.25倍[log340x6/440x8=log1920/3520=log1.8=1.25])となり、
平坦線での設計理論速度はDF200の110km/hrx1.25=137.5km/hrの均衡速度
(800t牽引時/10パーミル)を維持することができます。
車輌の説明はこの辺でいーですか?
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DF200:全長 19.6m 重量 96.0ton 軸配置 B-B-B 総出力(1時間定格) 1920kw
牽引力 時速110km/hr以上(10‰,800ton牽引時)
DH300:全長 31.4m 重量 126.1ton 軸配置 B-1-B+B-1-B 総出力(1時間定格) 3520kw
牽引力 時速137.5km/hr以上(10‰,800ton牽引時)
以下DF200の電動機加速度のデータがないため簡易式の値です。
●25‰,800ton牽引時;log25/log10=1.4,137.5÷1.4=98km/hr
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「再度繰り返しますが、索敵してきた対潜に海自のお偉いさん達は、それを基にしてそれが
陽動作戦といっているわけだ。
それで当方も相手国の航空戦力の割に航空機をあまり割いていないのでしょうか?」
「細かいことは、私にもわかりかねますが、当方は最新鋭機で、相手はL国ー我が国間の兵站距離が
長いからナントカなるといっていましたが。」
「それは、兵站線が長い相手側に自ずと不利な面が生ずると解釈していいのでしょーか?
ふーん何とかなるねー、ガダルカナル、インパールのようになんなきゃいいのだけれど・・・」
「それは失礼じゃないですか!!」
「どーして?」
「いえ、わたしもあちらさんの武器ラインナップの諸元表を見せてもらいましたが・・」
「それはL国が流している宣伝用のパンフみたいものでしょ?
それもいつの時代のかわからない・・・***撮影なんてーのも、、日付だけかえりゃーいーの
ですから。
日本人のだめなところは<国外資料・戦果を自分たちの都合のいいよーに解釈しちゃう>
他にもありますが、もっとも重要な一つを上げなさいと言われればそこに尽きると思いますね。
旧軍以来、いやというほど痛い目にあってきているのに・・・
まだ目が覚めませんか???
相手の流した情報を100%真実と思っちゃうところ・・・
まー、日本人は結局正直で、真面目で、喧嘩・戦術までは上手くて、戦略でしくじって
すべてを失う・・・今回もそれか編も知れませんね?」
「副本部長の御言葉では、信じる物が無くなってしまいます。」
「わたしもそれほど暇人ではありません。戦力分析は早いところやらないと。
見えている範囲内の、来攻してきた航空機なり、艦艇なりの可能な限り3倍数は出して応戦し、
小競り合いであればある程、早期に決着をつけたいものです。
そのとき相手の実力が分かると思います。
それから、偏西風が強そうですし、先ほど気象台に問い合わせておきましたが
80m/sc(マッハ1=340m/secなのでマッハ0.24程度の追い風サポートがあります。
それで、相手国派遣軍北海道に来ちゃったというわけですね。
黙っていても、1時間たつと293km西に流されているわけですから・・・
燃料を稼ぐのには近い基地から発進。すなわち「T基地」です。
東経128度(北緯36度)。札幌は141度(同43度)。時差で195分しか違いませんし、
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<図ー3>L国航空艦隊群ははたしてT基地からきたか?

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真冬の偏西風は100m/sec(マッハ0.29=360km/hr)。
相手方の兵站線が長いから、我が国が圧倒的有利というのは全く通じなくなりました。
トニカク日本海側は、人手も時間も足りません。
国が保証するから、漁船を出してくれるところがあれば借りましょう」
「何に使うのですか?」
「対潜哨戒船。ただし海自のヒトに乗っていただく。
あくまでお願いです。
本職の対潜哨戒機には、ステルスを張ってもらいましょう」
「あのー、もうひとつ質問なせていただいてよいしいでしょうか?」
「何なりと・・・
「どうして旧式の74式戦車改から先発させるのですか。
「唯一新幹線の車輌限界の関係で、函館まで連れて行くことができる自走砲
だからです。
そして、本来ですと、そこから江差線に載せて、檜山海岸に展開させるところなんですけれど、
肝心なところになると、いつもあったはずの鉄道が、いつのまにやらそこに無くなってしまっている。」
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江差線 本日 平成26(2014)年6月11日 営業廃止となりました。
お疲れさまでした。あ~あ、日付け変わっちゃった・・・
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今回もご多忙の中、世迷いごとのお話にお付き合いくださいましてありがとうございます。
話は難しい単語、ききなれない武器の名前、ン十年もやっていない対数計算が出てきますが、
内容は極めて薄く、小学校低学年でも読了可能であります。
それでは、ちょっと、ことばわすれちゃったかなー?とかお感じになっておられる方には、
この後に、一通り武器名などを再掲しておきましたのでご一読下さい。
自信のある方は、ここでおしまいにしていただいて結構でございます。
となりのL国が攻めてきたーどうすんの、JR北海道、その④-1 了
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④-1
*Ending Roll*
[出演者(出演順)]
・陸自北部方面総監部・本部長:S陸将(東京出張中)
・陸自北部方面総監部・副本部長:カラス准将
・陸自11旅団長(札幌):I准将
[出演器材・軍隊呼称(出演順)]
・マッハ1=340m/sec=1224km/hr
・F-38(戦闘機):米軍(米軍流)航空機の場合、数字の前のFは戦闘機(Fighter)、Bは爆撃機
(Bomber,ex:B-29)・・・二次大戦から変わっておりません。
当機は2010年代初期に異常に高価だった戦闘機F35を時の首相◎山氏が導入
したものの、 オプションが多すぎて、無駄が多かった(コスト的にも)。
そこで、本邦でF35(120億?)を基にしてわが国の実情に合わせて無駄を省いて
作り直した戦闘機であります。
F35の1/78の予算でできました。
品番がオリジナルより3つ多いのは「(工期が)速い、安い、強い」の3拍子が
そろっていからと言われています。
・イージス(艦):高度索敵・追尾→情報処理・射撃指揮システムにより200を超える目標を追尾、
その中の10個以上の目標を同時攻撃する能力を持つ。
イージス(Aegis)とは、ギリシャ神話の中で最高神ゼウスが娘アテナに与えたという
盾(胸当)アイギス(Aigis)のことで、 この盾はあらゆる邪悪を払うとされています。
一説によると大神ゼウス様もただの親バカだった可能性が窺える、キチョーな
神代の逸話である(25年5/1の記事も読んでネ!)
日本の「こんごう(基準排水量:9500トン、第二次世界大戦中の重巡洋艦と軽巡洋艦の
境目の重さ)」約1200億円とされるが?
その他にも戦後第4世代潜水艦そうりゅう型潜水艦4200ton(世界第2位の排水量)
参考資料:世界兵器価格総覧
http://www.eurus.dti.ne.jp/~freedom3/weapon-price-sai-axx.htm
・1飛行隊=戦闘機の場合20機で1コ隊。2飛行隊、まれに1飛行隊+1補給廠で1航空団
・先制攻撃権:何らかの事由もなく、いたずらに戦争を仕掛けること
・岩国(航空)基地
20世紀後半に至って、米軍にとって、かなり重要性は落ちていました。
しかし、米軍基地が2022年普天間基地の代替に極東最大の航空機動艦隊基地としたため、
日本の自衛隊もお付き合い上、1個戦闘機隊[20機]を常駐させるに至りました。
・陽動作戦
自軍の真の目的を隠し、敵の判断を誤らせるために、わざと今後自軍で採りそうな関連性の
ある行動を、違う場面、違う時間などで行って、敵の注意をそちらの方向に向けさせること。
手品/イリュージョンの「ミスディレクション」に近いかもしれません。
・対潜哨戒機:主に海軍が装備して、潜水艦、艦船を探知・攻撃する航空機です。対潜水艦戦
以外にも、洋上監視、創作救難、輸送、映像情報収集、通信中継など、任務の多目的化が
進んでいます。
・ロシア国防軍師団:陸軍国を自負する割には小型で有事即応型。12000人/1個師団
日本の陸上自衛隊完全定数装備師団(甲師団)の1.5倍の定数。
・甲装備陸自師団:装備有料。定員8100人
・自衛隊総数
この2025年は今の陸自の配置とそう変わらないでしょう。
としたら、陸自師団x9、旅団x6で15.5万(海自:4.2万人)、空自(4.6万人)、3軍の計 24.3万人
・集団防衛権
特定の敵対国や脅威に対して複数の国家が共同で防衛にあたり、相互の平和と独立と地域的に
安全保障を図る、2か国または複数国間の合意または協力の枠組みのこと。この協力は、通常、
軍事同盟、連合、または相互援助協定に基づき、1か国では対抗できない脅威国を複数で
協力することで抑止力を担保することを目的としています。
・装輪装甲車:防弾性のある車体をソリッドタイヤ(中までゴム)で移動させる車
・装軌装甲車:防弾性のある車体を無限軌道(キャタピラーはキャタピラー車の登録商標)で移動
させる車.。戦車の原理。
・74式戦車改自走砲:旧式化した74式主力戦車の砲塔を取り去って、車体に今までの105mm砲から、
一回り大きな120mm法に換装。エンジン出力を720から1000PSにアップ。重量は38から35ton、
速度は54km/hrで変わらず。
・99式155mm榴弾砲:旧式化した75式自走155mm榴弾砲車の後継者。射程は30kmで75式の約2倍。
・東千歳の第7師団:陸自唯一の機甲師団。戦車連隊x3.
・旭川の第2師団:陸自唯一の一般師団内に戦車連隊を持つ師団。戦車連隊=戦車中隊x6
・欧州、ロシアでは2000年初頭、突然機甲部隊の様変わりが始まります。
お互い競争して作っていた戦車を突然作らなくなりました。
ロシアの詳しい情勢はわかりませんが、ワルシャワ条約機構の戦車大国、ロシアに対抗すべく
ドイツは1990年頃には戦車の保有台数は常に5000輌を越えていました。ところが2100年に入り
急速に台数を減じ、2012年には320輌へと日本の740輌より少なくなってしまいました。
イギリスは、1600から230輌程度と戦車はもはや、戦争抑止力ではなくなってしまったようなので、
それなら、作るのやーめた!という国が出てくるのも、時間の問題だろうと言われています。
そして、機動力が高い装甲車へと各国の関心は移っていくようにも見えます。
・DF200:昭和50年代60年代(1975-1990年代)と客貨とも、重量高速ディーゼル牽引機はDD51
という機関車の重連作業でした。時代が下って、特に電車、ディーゼルカーが120-130km/hrで
走るようになるとDD51の最高速の95km/hrはダイヤを編成するうえで足手まといになっています。
そこで、新世代ディーゼル機関車として登場してきたのが、平成4(1992)年就役のDF200形です。
約半世紀ぶりに登場した本線用電気式ディーゼル機関車です。
⑫シリンダディーゼルエンジンを2個積んで、320KWx6のモーターを回してこれが最終的動力源です。
結果的に、JR貨物社内ばかりではなくあらゆる方面から、賛辞を浴びました。
・DH300:それで気を良くした、JR貨物が重量貨物用に作った拡大版ディーゼル機関車がDH300な
わけです。
平成29(2017)年からロールアウトされている機関車です。
2車体型で軸配置は、B-1-B+B-1+B。それぞれに、駆動機関は「コマツの16気筒エンジン、2台の
発電機、主電動機はかご形三相誘導電動機FMT140形(440kw)を4基搭載します。
1個のインバータで1個の主電動機を制御する1C1M方式の個別制御システムなのは、先代の
DF200と同じです。
動輪周までの定格出力ロスもDF200と同様で、したがって、出力は440kwx8=3520kw
DF200の1.8倍(対数表示で1.25倍[log340x6/440x8=log1920/3520=log1.8=1.25])となり、
平坦線での設計理論速度はDF200の110km/hrx1.25=137.5km/hr(の均衡速度
(800t牽引時/10パーミル)を維持することができます。
・DF200:全長 19.6m 重量 96.0ton 軸配置 B-B-B 総出力(1時間定格) 1920kw
牽引力 時速110km/hr以上(10‰,800ton牽引時)
・DH300:全長 31.4m 重量 126.1ton 軸配置 B-1-B+B-1-B 総出力(1時間定格) 3520kw
牽引力 時速137.5km/hr以上(10‰,800ton牽引時)
以下DF200の電動機加速度のデータがないため簡易式の値です。
●25‰,800ton牽引時;log25/log10=1.4,137.5÷1.4=98km/hr
・ガダルカナル:二次大戦の1942年8月から味まった連合国との争奪戦で、兵力の逐次投入という
一番まずい戦い方を行ない競り負け、交代する。戦死/投入兵力=22493/36204=62%
連合国の戦死者は、六万人投入されて11.4%
・インパール作戦:1944年3月から始まった、援蒋ルートの遮断を目的とした15軍隷下の主力3個師団の
師団長が全員軍司令官に抗命して現場で更迭され、作戦も整合性がなく、名前通りの「ウ号作戦」から
「烏合の衆」になり果て、投入勢力92000名、戦死26000,戦病30000?以上??(損耗率61%以上)という
これ以上ないという歴史的大敗を喫するともに、以前から、牟田口(廉也15軍司令官:中将)って
ちょっとトロクね?とゆー評判(&)が、実は大トロであったことがばれてしまった、大事件でも
ありました。
(&) http://www.nids.go.jp/event/forum/pdf/2002/forum_j2002_11.pdf
日本の戦争指導におけるビルマ戦線 -インパール作戦を中心に-荒川憲一
・偏西風:北緯または南緯30度から60度付近にかけて中緯度上空にみられる定在的な西寄りの
風のことで、高度とともに強くなり対流圏界面付近で風速が最大となり、特に、冬季にはその
近辺で毎秒100mに達し、ジェット気流とよばれております。
・江差線の廃止;平成24.6.11.
