自動改札機 | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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残り少ない余生をテキトーにいきていくブログ
◇監修 左上野 老鶴 ◇GM 経田野 横鋤 ◇照明 当代元 蔵志
☆余生を送っている人間が書いている記事ですので、恐縮ですが
 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

♪ピンポ~ん・・・

いつものように、JRからおりて、退勤時の自動改札機を通るだけだったのに?

定期券入れるより、出っ腹の方が改札機のセンサーにひっかかったかな?


早速顔見知り(といっても名前も知らないが)の駅員が飛んでくる。

「お客さん、困りますねぇ~。この時間、札幌方面から来る列車はありませんから、センサーがチェックしてしまうのは、トーゼンなんですよ。小樽方面からのお客様の定期券、発券駅の券には反応しませんが」


・・・へー、この人、案外、ねちっこいな・・・今日の手稲駅何だか暑いね・・・?そのせいかな・・・ここはチョット下手にでるか?・・・

「スイマセン。ホームでタバコ1本吸ってから来たもんですから・・・」

「たばこ?9月1日から朝夕ラッシュ時間帯はホームでの喫煙は禁じてあったはずですが?」


・・・ありゃりゃ、ますます旗色がわりーな・・・でもラッシュ時禁煙なんておしらせあったっけ?・・・

そこに、帽子に細い赤線が入った(おそらく助役さんであろうか)がやってきて・・・

「いつも、当駅をご利用頂いておいでのお客様をそんなに攻め立てちゃ駄目じゃないか。

お客様、この次から駅ポスターなどよくお読みください。本日は、当駅駅員が大変失礼申し上げました。」


「いえ、こちらこそ、何も知らずに御迷惑を。ところで、今日の手稲駅、何となく、エアコンの効きが悪いような気がするのですが・・・」

すると、前を先導していた助役さん?は

「お客様はなかなか鋭い。

実は当駅、1時間ほど前に放火?による爆発炎上事件がありまして、駅建造物内にいた人間は全員救急病院に送られました。

なくなってしまった人間もおります。私のように・・・


私は視線を巡らせると、いつもの近代的な駅舎はそこにはなく、黒っぽく焼け焦げたコンクリート器材の瓦礫がアチコチに積んであった。

屋根はほとんど焼け落ちており、壁も9割方燃え尽きていた。

そして、もうしばらく行くと、人間と同じくらいの大きさの瓦礫が降ってきた。

駅員に絡まれていなかったら、と思うとぞっとする。

いつの間にか先導してくれていた助役さんは消えていた・・・


「しばらく、となりの駅からツーキンすっかー」