●「お、カラス、いーとこにきた」
「オレは、いーとこにお伺いしたつもりはないけどネ・・・」
「ホントに、お前、B型みたいなやつだな」
「B型ですが、何か・・・(3/28)」
「・・・あのさ、ちょっと教えてほしいんだけど、このPCな?」
「あー、オレ、コンピューター音痴なの。わりーけど他の人に聞いて・・・」
「最後まで、ヒトの話聞けって!!
PC長く使っているとさ、熱持ってくるだろ?特にノート型なんか熱くなりすぎて大丈夫かなって思うくらい。」
「ダイジョブでなかったら売らんだろーさ。」
●「だからさー、ナンカ、いらッとくんなー、今、ノートパソコンの下に敷く冷却盤まで出てんの。
お前に聞きたいのはここから。
お前鉄ッチャンだろ?」
「<ただの時刻表好き>といってくれないか」
「そんなの俺達にはわからん」
「いや、今度はオレが悪かった。で、話というのは?」
「時刻表好き、ということは<電力回生装置>についての知識はゼロということか?」
「そーねー。テツドーに無関心の人よりはあるかもしれない、ってとこかな、でM君はどの程度知っているの?」
「電気機関車などがブレーキをかけたときに発生する熱を電気に変えて、架線に戻してやって、エコにつなげること・・くらいかな?」
「すごい!ほぼ100点じゃない!!!」
「じゃ、お前からの情報は望めないのか?」
●「M君の期待しているのは、PC熱を電力回生できないかどうか、あるいは、熱を回路に戻せばPC本体の温度を下げられないか、オマケで電気代が安くならないか・・・とゆーよーなことをオレに確認したい、ということなんでしょ?」
「それそれ!!で、どーなのよ?」
●●●「結論からいって<無理>です。
<コンキョ>
①多分M君の仕入れてきた知識の[電気機関車の電力回生装置]は、100%直流電源、エネルギーは最低でも、1600KW(EF16型電気機関車)・・・それ以前に実験的に1350kWのEF11型電気機関車で行っていたこともあったけど・・・。
回生率は、ベテランの技師さんが組み立てた回路で、神業クラスの腕前をもっている運転士さんが[これは我ながらサイコーのブレーキのかかり具合]と判断した場合でもせいぜい30%程度。
●それにねー、たとえば、M君の余剰となった電力とゆーか電圧ね、これを<回生ブレーキ>としてつかうためには
①PC電源より高いエネルギーでM君のPC機器から外の電源にエネルギーを流してやらないとだめでしょ?
②もーひとつは、なるべくM君の近くにM君の余剰電源を使ってくれる人がいないと、いつの間にか、折角の余ったエネルギーが散逸してしまうよね?
☆ここまでまとめるとね、
①電力回生システムの小型電力を使いまわしするやり方は、コンデンサなんかにためておいて、必要に応じて引き出す方法が考えられているけれど、ほとんど普及していないんだ。
②仮に整流子を通して「直流もどき」でやっても、世の中に存在する回生システムは、JRなんかは1000-2000KW/1500V、百歩譲って1台の電気機関車に6個モーターだから、375Vという負荷が直流で
かかっているわけ。
家庭内では、交流電源で100Vでしょ?モノあっためる調理器具のオーブンでさえ1-2KWだから、PCの熱ってそれ以上ならそれこそ一大事でショ?エネルギーに格段の差があるんだ。
だから、電気屋さんはそんなところに回生装置なんて装備するなんて複雑な方法はやめて、外から冷やす方法が実践的ですよー、になったんだと思う。
でもきっと、冷却盤が出てくるくらいだから、PC屋さんも気にしてるんだよ。
そのうち、熱くならないようなメカニズムをトーサイしたPCが、いずれ出てくることに期待しよーよ。
あとね、付け加えるとすれば、さっきの話と関係あるんだけど、家庭用なんかに使える、小容量の<交流用>回生装置の実績がないのネ。値段もどーしていーかわからない・・・
説明として、説得力があるだろうか?」
「いや、大変よくわかったが、最後の一行は<ドヤ顔風>で少しいやみではないのか?」
「B型は、ショーシン者が多いので、大体100%、相手の納得度を確認したくなっちゃうだけだ」
「そーか、つまらんことを言ってしまって悪かった」