とぉーい、とぉーい、まだ、ギリシャの神々が地上を治めていた頃のお話。
ある時、神々の神、ゼウス様が、娘に
「これは絶対、<守り>では何者にも負けぬ<楯>である。
ソチに進ぜよう・・・」
娘のアテナイ様はたいそうお喜びになったそうだが・・・これってやっぱ、親ばか?
「お父様、このお道具はなんと申しますの?」
「<AIGIS・アイギス>と申す。これが、あと3000年くらい経つとな、アメリカ、イギリスといった国々で・・・」
「お父様、いくらお父様でも時間遡行は、禁止されて・・・」
「人の話を最後まで聞いてくれなければ、この話は終わらないではないか・・・
で、3000年後、<鉄の戦闘艦>にのせて<AEGIS・イージス>と名乗ることになる。つまり鉄壁の守りじゃ」
「では、お父様。
私、最近、そこの横丁の角を曲がったところに、加治屋さんができて、どんな<楯>でも貫いて見せるとかゆー、<矛>を作ったらしいと伺いましたの。<矛>の名前は・・・え~と、<・・・ドン>とか・・・。
これから、力比べに行って参りますわ。」
・・・というなり、すでにアテナイ様の姿は玄関からかき消すようにいなくなっておりました。
ゼウス大神様は・・・お側の者に両脇から抱えられ、立っておられるのもやっとでありました。