私はキョーイク者ではありませんので、エラソーなことは申せません。
ただ、文部省や文部科学省が「やれ<詰め込み教育は駄目だ>ですとか、世界試験のランキングが落ちたりしますと<ゆとり教育>のせいで日本の学生の実力は下がった、と一喜一憂しているようですが、
日本の学生さんの世界なんとか試験の成績の上下動している原因のすべてをそこに帰していいのでしょうか?
たとえば、上の図の台形の面積の求め方で、(上底+下底)x高さ÷2<(a+b)xc÷2>が公式ですが、
「どうしてこうすると台形の面積として計算していることになるのか?」と教えてくれている先生は全体の何%くらいおいでなのでしょう?
公式ですから、シャニムニ覚えなさいと言えば、日本のお子さんはおおむねまじめなので、わき目も振らずに覚えるでしょう。でも後日、縦の成分:cは式の中に1回しか入ってこないのに、横の成分:aとbなんか2回も入ってきているよ?
そんで、最後にどーして2でわるのさ!!
図をご覧いただければ明らかなのですが、台形は二つの三角形からできています。
たとえば上の台形であればAとBです。
Aの面積=axc÷2これを台形にあてはめると:上底x高さ÷2
Bの面積=bxc÷2これを台形にあてはめると:下底x高さ÷2
したがって上の台形の面積=三角形A+B=(上底x高さ÷2)+(下底x高さ÷2)
=(上底+下底)x高さ÷2=(a+b)xc÷2 となります。
こういうところ、手は抜いていないでしょーね?公式の導入をおろそかにすると、おいてきぼりのお子さんが増えますよ。あなた方ができた問題すべてが、いまのお子さんたちができるとは限らないのです。
上から目線で見ておいでではありませんか?「ゆとり」の時間数をへらすところずれていませんか?また減らせないところは、どうして減らせないか、生徒さん・御父兄に御説明のパンフレットなんぞは・・・
私、円周率=3にすることも賛成です。計算は速くなるし、それだけ授業は速くおわるし・・・
これだけのことで学力が下がりますか?ホントですか?
むしろ、円周率を「3」にすると任意の円と内側にできる正六角形の外周の長さが計算上同じになりますが、図を書いてみると当然、円周のほうが長くなってしまう。こういった矛盾を教育現場で、先生と生徒さんがどういう風に考え、解決していくのか、といった授業をやっていけば、力は落ちないと思いますけれど・・・
やはり、シロートのたわごとでしょーか?
