吉田松陰 | マッスル♪チャリオ♪

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覚悟の磨き方
超訳 吉田松陰




吉田 松陰(よしだ しょういん)は、日本武士長州藩士)、思想家教育者山鹿流兵学師範。一般的に明治維新の精神的指導者理論者・倒幕論者として知られる。私塾「松下村塾」で、のちの明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた。




176からなる名言を集めた本。おすすめです。

少し抜粋。

「逆境に礼を言う」
鉄は何度も熱い火の中に入れられて、
何度も固い金槌で叩かれて、はじめて名剣に仕上がります。
素晴らしい人生の送り方にもよく似ています。
何度もくり返される不都合で、ありがたくない経験の数が旅路を美しく輝かせてくれるのです。



「本当に幸せな人」
幸せな人の心は二種類に分かれます。
ひとつは
どれだけ貧しくて、厳しい状況に置かれても、いつもゆったりとした雰囲気でいて、決して他人を責めたり、自分の運を呪うことのない心です。

もうひとつは
誰に対しても、まるで家族みたいに親切で、どこか困ってる人がいると聞けば、もうそれだけで食事がのどを通らなくなったり、不眠になったりするほど気を配る心です。
どちらも同じ心のことです。
つまり、
自分がどれだけひどい状況に置かれても、
そのことについては考えないで、
その分、世の中の人たちに優しくなれる。
言い換えれば、
世の中の人たちにいつも優しくしているから
自分がどれだけ酷い状況になっても
あまり気にしなくて済む、ということでもあります。

ですから
自分の身の回りのことに
いつも腹をたてているような人に、
「今の世の中は、、、」と語って欲しくないわけです。

「結果じゃない」
大事なことは、何をどう手にいれるかではなく
どんな気持ちを感じたいかなのです。
たとえ手に入れたものが、どれだけ美しく広い家だとしても、
住んでいる人がやさしい気持ちになれないのなら、
それは貧しい人生です。