OB・OGの皆様、いつもお世話になっております。2019年卒、現ヘッドコーチの堂免です。









今年のリーグ戦も間近になりました。
ヘッドコーチを初めて4年目という、大学生の在学年数分続けており、節目として色々と思う事をブログに書きたいと思います。(自己満足な内容で恐縮です)








■HCを始めたきっかけ
HCとしてチームを引っ張り始めたのは、
2021年の代(私の現役の1年生の代)で、コロナ禍の影響を受けた代でもありました。
私の現役時代は、コーチがいなかったので、第3者目線で話をしてくれる存在や色々と戦術面や技術面の向上を寄り添ってみてくれる人がいたら、、、という気持ちがありました。
そういう思いを現役の選手達にさせたくないなという気持ちと2部に昇格できなかった悔しさから、始めたと言うのがきっかけです。








■HCで大変だったこと
➀毎回の練習に参加
始めた当初は週1回、もしくは2週に1回のペースで練習の参加をしていました。
ですが、コロナ禍で、指導者の管理化でしか練習活動ができないという事になり、土日祝は毎回練習に参加、平日は顧問の先生がいる日でのみの練習となりました。







辛いのは仕事の疲れから、明日起きられるのかな?という恐怖ですね(笑)
指導者が寝坊とか休むとか示しがつかないですし、指導者がいないと学校側から注意をくらいましすし、、、
何だかんだで、土日祝行くのが当たり前になって、もう4年も続けてるのは、客観的にみたら変人ですね(笑)








②選手とコーチとの距離感
土日祝を毎回参加する事になって、色々とフォローしてますが、甘やかし過ぎかな?と思う面があり、(私の腰が低いので)他のコーチがやらない事も引き受けます。
ただ、私がいない時は大丈夫なのかな?と思う面もあり、やり過ぎも良くないなとは思ってます。
また、毎回来るので、有り難みを感じられる機会も少なく、チームの役に立ってるのかなと思う時もしばしば……?
そこまで、歳が離れてませんが、世代間のギャップを感じる所もあって難しいですね〜(笑)パワハラ要注意!








➂チームへの貢献の仕方
今までは、2部昇格を向けての練習メニューや基礎力の強化を趣きに技術面を教えてましたが、
昨今は有り難い事に、ユースに選抜された選手や有名な現役・元選手の方々が指導してくれる機会が増えたおかげで、高い視座を持った練習を個々で意識でき、練習の質も高まりました。







本当に有り難いです。
ただ、私(ただの3部コーチ)が技術面を教えるよりも、元1部の人や上手い社会人チームの方が教えた方が、教えてもらった方がチームに良い影響になると思うようになり、前より口数が減ったと思います。
色々と勉強しないとな……








■HCをしていて嬉しかった事
➀応援したいと思う選手に会える事
私がHCを続けているモチベですね。色々なタイプの選手がいますが、共通点としては、「ラクロスが大好き」「上手い下手関わらず努力家」「チームの為に頑張れるやつ」ですね。勿論、人間的にもできてる人。







こんな選手いたら応援したくなるでしょ。
心の熱いやつとのラクロスは最高です。







今年は小林 健作という
留学してまで、海外のラクロスに挑戦したいと言ってくれた選手がいます。
健作はコロナ禍の影響をもろに受けた代で
最初は同期2人?からスタート(現1人)して、不自由に感じた面が多々ある中でも、誰よりもラクロスにストイックな選手です。
そんな健作が私に「俺が卒業するまでコーチやってください」と言ってくれた事、お世辞だとしても嬉しかった。
私は単純でちょろい男ですね(笑)








②OBとOGとの繋がり
私がコーチを続ける理由の1つでもあって、帝京大学男子ラクロス部で4年間頑張った選手が、卒業してからそれっきり。となるのも何か寂しいなと思う気持ちがあるからです。
現場に知り合いがいないと、現役との練習を見に行きにくかったり、そもそも開催日が知らなかったり……
そんな事を避けるために私が選手とOB・OGの間を取り持てるような存在にと思ってます。是非、練習見に来たい方は私にご連絡下さい!
久しぶりに再開できるのは嬉しいものです。最近卒業した方には、こぞって「堂免さん毎日来てんだぞ?凄いだろ?」って自慢げに話してます(笑)







➂試合での勝利
やるからには勝って欲しい。いや、チームを勝たせるのがコーチの仕事です。

勝った時の高揚感がたまんないです。
負けた試合はかなり悔しいです。

HCに始めて就いた年は、
コロナ禍でリーグ戦が2試合勝ったら昇格戦(降格は無し)の時でした。
2試合勝って明星大学との昇格戦、あの試合は今も忘れません。
あともう少しで2部への切符を掴む所でしたが、逆転負けを食らう。悔しい。

HCは選手達と一丸となって戦いますが、プレーをしません。それがもどかしいし、勝っても負けても、泣きそうになる時があります。リーグ戦期間は緊張や色々考えて、寝付きが悪いです。コーチとしては向いてないかも(笑)






■今年度のチームについて
➀チームの人数で思う事
今年は少数精鋭と言う言葉につきますね。
例年は全体で30数人ぐらいが、21人。1年生をベンチに入れて、戦力に加えるという感じですね。
ラクロスは初心者から始めるスポーツですので、1,2年生を即戦力として試合に出すのは、賛否両論をよくうけますね。
私は全然、実力主義かつ今後(数年先)を見据えた起用、またチームに与える良い影響を考えたら、賛成です。

ただ、少し気になるのは、出場する1年生の気持ちですかね。2年前ですが、現キャプテンの鶴田と副キャプテン小泉を1年生にも関わらず、SDFで起用した際はチームからかなり批判がありました。
その中で、練習中に上級生がキツイ口調で1年生を指示する姿場面も見受けられることもありました。
私の本音は活躍させたいが、(出れない上級生もいるので)辛い立場をさせるのもな、という葛藤はありました。
今でも、2人には辛い思いさせたかなとは思ってるが、起用に対して結果を出すんですよこれが。期待に答えてくれて本当、感謝。

過去そういった、文化がありましたが、最近は実力ある・練習に真面目・伸びしろがある1年生についての起用に抵抗感無くなる文化になって本当に良かったです。









②学年の特徴
4年生→けんさく(孤高の存在)
3年生→特徴的なメンバーで仲いい
2年生→温厚かつ変人
1年生→マイペース
上記はコーチからみた学年のイメージ。
2年生はあすなろで色々あったけど、優しい変人が残った感じですね笑
メンバーの特徴や見所を書きたい気持ちがありますが、これ以上は長くなりそうなので、割愛させていただきます。








➂ラクロス技術について
ここ数年で1番パスキャが上手いですね
何故か?皆壁当て練習してるし、アフターでクロスを触る機会が他の年代よりもかなり多いからですね。センスがあるやつも、めちゃくちゃ練習してる。

そんな選手達が集まるチームですが、化物みたいな存在が活躍するというより、組織で点を取るようなチームという感じです。戦術も選手達が主体になって考えており、誰かが目立つよりも、皆で点をとる。皆でカバーして守る。
歴代にはない、組織力を持っているチームです。その魅力を伝えられる試合を是非魅せたいですね。








■最後に
長々と4年間の気持ちを綴りましたが、初心を忘れず、これからも選手達の為に頑張るという事ですね。
また、自分がこうやってコーチやれてる事も「自分は恵まれている環境なんだな」と思う事は肝には命じてやるべきですね。
本当に大事で感謝感謝ですね。

主力の3年生はまだ来年のリーグ戦ありますが、健作は最後のリーグ戦。健作は来年の為に踏み台になって良いとも言ってたが、素晴らしい舞台で送りだしてあげたいな。いや絶対勝とうぜ。

長文となり、恐縮ですが、
ここまでご拝読ありがとうございます。
試合に勝った姿を魅せれるように頑張ります。

堂免