帝国経済興信所管理部です。

 

児童8人が犠牲となった大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の殺傷事件は、社会が一体となって幼い命を守る重要性を浮き彫りにしました。

そんなボランティア活動の一つが、子供の「110番の家」です。

いざというときに児童生徒が助けを求めて駆け込める民家や店舗ですが、高齢化や共働き世帯の増加などを受けて減少傾向にあるそうです。

 

専門家は見守りの目が減る「街の空洞化」を懸念しています。

警察庁によると、警察が把握する110番の家は、令和6年度末で約143万カ所。

平成20年度末の約210万カ所に比べて7割以下に減少しているようです。

地域コミュニティーの希薄化や共働きによる日中不在の世帯の増加といった社会構造の変化に加え、知らない民家に入る心理的なハードルが高くなっていることも影響している可能性があると思われます。